『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』を観た]

2009-08-31 08:44:45 | 物語の感想
☆・・・(注意・このエントリー、まだ書き途中です^^;
        でも、続きを書くことがすぐには出来ないので、中途半端で投稿しておく!)

   ◇

 昨日曜は休日出勤だったのだが、それでも日曜を楽しもうと、退勤後に、レイトショーで『20世紀少年<最終章>』を観た。

 一旦、帰宅後、テレビを見ると、「自民党大敗」の報・・・。

 私は、「現実逃避」の意味もあり、映画館へ。

 でも、<ワーナーマイカル日の出>のある<イオンモール>の中の1000円床屋で頭を丸めることも忘れない。

 民主党政権の誕生は、今後の日本にとって、首都に核攻撃を受けたが如き超長期的ダメージである。

 そして、映画館では、民主党政権下の日本がデフォルメして描かれていた・・・。

   ◇

 (過去ログ)

     [映画『20世紀少年』を観た](クリック!)

     [映画『20世紀少年<第2章> 最後の希望 』を観た](クリック!)

   ◇

 3時間近い長尺だが、私は前作で「つまらなさ」の極地を感じていたので、今回はハードルを低くして見ていたこともあり、非常に楽しんだ^^

 もちろん、『20世紀少年』シリーズと言う映画は、分かる人にしか分からない、…つまり、日本人にのみ(しかも原作のファンの)理解が許されるカルト作品だとは確実に思っている。

 また、原作者の浦沢直樹作品特有の「思わせぶり」展開は、かつてのD・リンチの『ツインピークス』などの諸作品と同列のものとの認識を持ってもいた。

 一作目・二作目もそれなりに物語的な収束を見せようとしていたが、その収斂の仕方が、どうしてもあさっての方を向いている印象だった。

 作品の生成自体に癖があるのに、それに更に「一癖」も「二癖」も上乗せする作り手の姿勢が理解できなかった。

 だが、そんな「特殊事情」を知った上で見ると、出演陣は豪華だし、カンナや響子の凛々しさや可愛さをそれ単体で楽しめるし、制作費もそれなりに掛かっているので、安易なちゃちさはなく、「カルト」を「カルト」として楽しませて貰った。

 それに、「エンディングのエンディング」で明らかにされる過去の真相では、それまで、役者の熱演にもかかわらず希薄だった情感が、三部作を通してずっと、私たちの興味が「ともだち」に向けられていたが故に、非常に高められるのだった。

 ・・・その少年の「美少年」具合も良かったのだと思う^^;

   ◇

 それから、この作品で、福田麻由子を初めて可愛いと思えました^^v

                             (感想未完 2009/08/31)
コメント (2)
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