『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『色即ぜねれいしょん』を観た]

2009-10-03 15:17:30 | 物語の感想
☆面白そうなので観てきた^^

 面白かった^^

   ◇

 70年代の、仏教系の高校に通うロック志向の少年の悶々とした青春の物語である。

 作中、童貞喪失を目指し、主人公と仲間たちは夏休み旅行で、フリーセックスの地・隠岐島を目指す。

 ・・・私の高校時代も、それが目的で新島に旅行する奴がいたなあ^^;

 そんな事象に代表できる物語が、主人公の性格ゆえに「シャイ」にではあるが、原作のみうらじゅん言うところの「DT(童貞)パワー」として全篇溢れている。

   ◇

 主人公・純は周囲の環境に恵まれており、多くの人生の導き手にも恵まれてもいる。

 そこには、幸せで平穏な70年代がある。

 それ故に、問題は、幸せで平穏な「自由」の中での自己実現がテーマとなる。

 純と親友たちの「DTパワー」は、実に素直である。

 そこには不器用さがあるが、屈折はない。

 だからこその、屈託なくどこにでも飛び込み、喜びに身もだえする様に、私はかつての、そして未だに存在する、我が身の中のDTパワーの残滓に、心の痛痒感を感じさせられ続けた^^;

   ◇

 ・・・私事ではあるが、最近知り合う若者の「陰性のコンプレックス」には辟易している。

 私は、「うひょ、有難う御座います」と、私からエロビデオを借りていく若者にはヴァイタリティを感じるが、そういった茶目っ気を持たない、「陰性のコンプレックス」の帰結としての潔癖症の若者には日本の未来の暗黒を見せられる思いがする。

 物語のクライマックスに、ヤンキーの頭と、文化祭のライブでのお互いの健闘を称える。

 純は「須藤の歌い方は格好悪かった。・・・でも、面白かった^^ それが格好良いってことなんだと思った!」と言う。

 すると、須藤が「ロックだべ!!」と答えるのだが、それは、青春の本質を示していると思う。

 最近の若者の一部は、この「青春の本質」を全く理解していないと思うのだ。

   ◇

 青春の本質を理解して大人になった者は、作品内での、ヒッピーの家庭教師や、全共闘崩れのユースホステル管理者ヒゲゴジラのように、人に優しい。

 おっと忘れていた、父親役のリリー・フランキーを忘れちゃいけない。

   ◇

 純を「オトナ」に導くお姉さん・オードリーの、まさに「女」の具現化としての魅力は素晴らしかった。

 ポテッとした唇、ノーブラのタンクトップ、白いビキニ、頻繁なスキンシップ、・・・良いですね^^

 ・・・やはり、どうしても自分の青春と重ね合わせてしまうのだが、私にも、このような女性がいました^^

 ノーセックスで、海外旅行や温泉旅行なんかに行ったものです。

 二十年ほど前に、「カナダで結婚式を挙げるから参列してくれ、君なら来れる^^」と電話がきたが、その女性を「卒業」した私は、その申し出を丁重に断るのだった。

   ◇

 純は、オードリーとの出会いと別れで急速に成長する。

 不器用な笑顔の純の表情は、次第に落ち着いてくる。

 物語の全篇を、見ている私に身悶えさせた恥ずかしさは、終盤ではない。

 純は一気に成長し、けれど、その成長はレベルが一つアップしたに過ぎなくて、彼の童貞喪失はまだまだ先なのだった・・・^^;

 渡辺大知クンは、いい役者になっていくんでしょうね^^

                                     (2009/10/03)
コメント (2)
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[与党民主党考・5 「溢れ出す問題群」]

2009-10-03 09:46:53 | 保守の一考
☆ちょいと忙しく、でも、多くの<民主党問題>が噴出しているので、それを羅列し、一言コメントしておく。

   ◇

   ・外国人参政権

 これが一番恐ろしい。

 実質的に日本が、他民族に乗っ取られる端緒となる。

 日本の一部分の、「三国人」が密集して生活している場所から、「三国人」利益誘導型の政治家が生まれるのである。

 やつらは、イナゴのように、日本の国土を蹂躙していくだろう。

 これについては、そのうち詳しく書くが、早速、公明党が民主党と連携を模索し始めているのが、分かっていただけに呆れる。

 公明党が、何で、外国人参政権導入に積極的かと言うと、半島、ひいては大陸での創価学会の布教とバーターだからである。

   ◇

   ・夫婦別制導入
 
 「個々の自由」と言う表面上の理由でなく(それだとイメージで悪くなく思えてもくる)、また、システム上の不便の問題でなく、生活上の心情の問題として考えると、これが、日本人の生活の根幹を破壊する制度だと分かる人もいよう。

 「分かる人もいよう」と書いたのは、私は、今回の民主党政権の誕生で、世の中にはバカばかりだと認識したからだ。

 「民意」とは「衆愚政治」と見つけたり。

 鳩山総理は、そんな「衆愚」に平身低頭し、自らの政権を維持するのだ。

 ただ、鳩山総理が、オリンピック開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)の最終総会の招致演説にコペンハーゲンまで出張ってくれたのには素直に感謝したい(残念な結果だったが)。

 話を戻す。

 私が言いたいのは、世の中には<例外>があるって言うこと、「夫婦別姓」が必要なほんの一部の人たちもいる。

 しかし、それを前提に社会制度を改革すると、他の大部分の国民の生活がグダグダに崩れていってしまうのである。

 <例外>には、それ相応の救済策が施されているし、それが不備ならば、そこでのシステム上の微調整を必要とはする。

 <例外>を通すには、どうあってもリスクが伴うのは、自分を含めた個々のアビリティーを考えても致し方ないことだ。

 ・・・と、こうして話しても理解できない人がいる。

 色んなバカがいる。

 私は、選挙を棄権するバカならばいいと考える。

 一番悪いバカが、「考えることのない素直なバカ」である。

 耳にした一言のイメージで、民主党に一票^^と、投票所に向かうのである・・・。

   ◇

   ・子供手当て

 長妻厚生労働大臣は、来年度から支給を行う「子供手当」法案について、法案の審議に時間がかかることが予想されることなどから、今季の臨時国会ではなく、来年の通常国会に提出するつもりなのだそうだ。

 正直、多くの一般家庭の親御さんは、これが目当てで投票した。

 この支給には、その財源確保をはじめ、多くの問題がある。

 結論から言うと、初年度は、「無駄」と民主党が強弁する大規模公共事業の中止などから財源をひねり出すだろう。

 しかし、最終的には、この「子供手当て」は、国民の・・・、つまり、多くの一般家庭の親御への税金徴収から賄われる。

 まあ、目の前の現金をよしとする家庭も多かろう。

 ならば、その、自分らに投票してくれた喫緊の法案の審議の先送りを何でしちゃっているのか?

 簡単である。

 国民に納得して説明できる「財源」がないのである。

   ◇

   ・八ツ場ダム建設中止

 それを掲げて投票してもらったんだから、中止もやむなしだろう。

 でも、紆余曲折あって賛成するに至った現地の住民にしてみたら、それは辛い結果で、

 また、自民党へのアンチテーゼで躍進した民主党の指向は、「マイノリティーへの過剰な同調によるマジョリティーからの賞賛」にあるが故に、現在の混乱は、苦しいだろう。

 でも、これも、中止により被害を蒙った住民への「ばら撒き」で解決するだろう。

   ◇

   ・西松建設ダム建設快調!

 民主党の小沢に多額の献金して見返りを億倍にして返してもらっている西松建設!

 そのダム建設はとても順調です^^

   ○西松建設受注・東北のダム(『どっと公務』サイトより転載)

       津軽ダム(工事中)
       森吉山ダム (工事中)
       鳥海ダム(調査中)
       胆沢ダム(工事中)
       長井ダム(工事中)
       田川ダム(調査中)

 だって、いきなり中止しちゃったら、西松より金を恵んでもらっている小沢総・・・、じゃなかった、建設に賛成している近隣の住民の生活に支障が出てしまうから^^;

                                     (続く 2009/10/03)
コメント (5)
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