『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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[与党民主党考・11 「脱々官僚」]

2009-10-27 14:40:10 | 保守の一考
   郵政副社長も大蔵OB 新経営陣18人固まる(朝日新聞) - goo ニュース

☆保守派の中にも、民主党を支持していた方が多数いて、その一番の理由に「脱官僚」があった。

 もちろん、卑劣なエリートは多数いる。

 ただ、私は、その「脱官僚」、官僚=悪の図式の60%は、左翼マスコミによる煽動の影響だと思っている(特に『報道ステーション』などの「編集」は凄かった。見ていて私も、官僚に嫌悪が湧いたものだ^^;)。

 そんな、「脱官僚」を理由にして民主党を支持した方たちも、日本郵政の西川善文社長の後任に、小沢一郎の肝いりで決まった人物・斉藤次郎氏(元大蔵次官)が就任することになったことについては暗澹たる思いにかられたことだろう。

 私は、落胆している保守派に言いたい。

   『愚か者め・・』

   ◇

 そもそも、産経新聞の10/12付けの記事によると、鳩山政権の各府省の大臣・副大臣・政務官の政務三役、その約20%が官僚OBだとさ。

 有名どころでは、先ごろ、天皇陛下の『お言葉』を強制変更させようとした岡田外務大臣(旧通産)。

 民主党お得意の日和見発言の結果、急激な円高を招いた藤井財務大臣(旧大蔵)。

 西松建設から献金をちゃんと頂いていた亀井金融大臣(警察庁)。

 行政刷新会議にも、鳩山クンは、ちゃんと元官僚を仕込んでいます。

 退陣直前の麻生内閣においては、政府入りした官僚OBは、13・4%でしかなかったそうだ。

   ◇

 私は、ややえげつないが、大臣VS官僚の不協和音で、民主党政権は機能不全に陥り、瓦解していくのだと思っていたが、

 おそらく、民主党自らの未熟で終幕を迎えるのだと思う。

   《ジワリ「民主離れ」? 出口調査や地方選に変化の兆し(産経 2009.10.27 00:04)》

                                     (2009/10/27)