☆正直、主演のサンドラ・ブロックの顔が「きっつく」て、そこにばかりに集中して見てしまった。
役柄が、男をアゴで使うようなバリバリのキャリアウーマン役なので、メイクや服装・立ち居振る舞いも「きつさ」に拍車をかけていた。
だけども、物語が、NYで働くカナダ人であるサンドラ・ブロック演じるマーガレットの、移民局による国外退去勧告を避けるべく、自分の直属の部下に偽装結婚を命じると言う展開においては、そのサンドラ・ブロックの美人とは言えない秋華賞ヅラ(馬っぽい、ってこと)はリアルでもある。
私の感覚では好みでないけど、アメリカ人って、この手の女性を美人カテゴリーによく入れるよね。
ただ、物語の中で、マーガレットは、「美人」ともてはやされている訳ではない。
さりとて、その45歳の年齢をあげつらわれる事もない。
・・・作中、セミヌードではあるけれど、サンドラ・ブロックがボディラインをあらわにするシーンがある。
メチャ笑えるシーンで、サンドラ・ブロックのシェイプアップにも感心するんだけど、そのボディラインの生々しさにやや引く^^;
◇
コメディ映画なので、私などは、荒唐無稽な展開を予想していて、実際の物語も荒唐無稽な部分も多いのだが、その随所で、過剰にではないが、妙なリアルが挿入されている。
上記の、生々しいボディラインもそうだ。
移民局の審査を通るために、お互いを分かり合おうと偽装結婚の相手・アンドリューの実家アラスカの港町に赴く二人。
アンドリューの実家は、田舎の名士で、大邸宅を構えていた。
そこには、『サマーウォーズ』張りの個性的な面々の一族が待っていた。
森の中で、イヌイット(多分?)の祈祷ダンスを披露するお婆ちゃん。
いつも、ニコニコ、優しげなお母さん。
息子が家を継いでくれないので確執を持つお父さん。
外に出ると、鷲に掻っ攫われてしまう犬。
アンドリューの元カノ(保母さんなの?)。
町唯一の男のストリッパー・・・、などなど。
・・・鷲にさらわれる犬を、マーガレットが阻止しようとするシーンなどドタバタ展開の極みだが^^
ふいに、例えば、お父さんとアンドリューの確執など、コメディ展開には不釣り合いな妙なリアルが現われる。
そのお父さんとのいざこざで、アンドリューは、昔からやっていたのだろう・・・、丸太を鉈で削り取って、「カヌー」を作り、この港町を出て行く算段をする。
今なら、腹が立てば町を出て行くなどと言うことは容易だが、あえて、若き頃にしていた不忠ストレスの解消法を行なわせることによって、それを眺めていたマーガレットに、アンドリューの「癖」を分からせ、偽装結婚から、本当にお互いが分かり合う切っ掛けの一つにしたりしている。
◇
アンドリュー役のライアン・レイノルズは、当初は、子供っぽさが抜けていない外見の印象だが、次第に「魔女」と社内で呼ばれるほどのマーガレットをリードしていくようなしていかないような男らしさを発揮していく^^;
対して、マーガレットは次第に、女としての弱さを次第に表出していく。
床を別にしているが、マーガレットが自分の過去を語り、アンドリューと心を一つにするシーンは良かった。
サンドラ・ブロックの演技は申し分ないし、その涙腺の使い方も見事である。
この人、声があどけなくて可愛いよ^^
同時に、見ている私も、マーガレットに、女性的な可愛らしい魅力を感じていくという黄金パターンだ^^
◇
で、田舎での結婚式の時に(神父が、町の男ストリッパーであった時は吹いた^^)、アンドリューの家族の優しさに触れて心境の変化があったマーガレットは、結婚の偽装を告白する。
私は、最後まで家族には知らせないで、二人の間に本当の愛が宿る展開だと思っていたので、斬新だし、この後の展開を考えると、そのほうが盛り上がるなと思った。
田舎を去るマーガレットをアンドリューは追うのだが、家族の協力虚しく、空港では空振りに終わる。
そして、クライマックスは社内である。
「魔女」が部下と結ばれる姿を、彼女の変化ともども社員に見せつけ、大団円。
外野から飛んだ、「どちらがボスかはっきりさせとけ!」の最後の一言がいい。
◇
私は、この作品においては、アンドリューのお母さん役がとても魅力的だった。
彼女のような、年齢が、表情に甘みを加えてくれる女性が大好きだ。
メチャ可愛い^^
その、メアリー・スティーンバージェンを調べたら、ああ! 『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』のクララじゃないか!
どうりで、親しみやすかった^^
◇
・・・さて、今年も終盤に差し掛かってきました!
次第に<ナカデミー賞>の発表が近づいてきましたよ。
多分、今年の<美熟女大賞>は、メアリー・スティーンバージェンで決まりです。
<美少年大賞>は、邦画のあの子です^^
凄まじく悩んでいるのが、<美幼女大賞>で、『ワルキューレ』のトムの娘役の天使ちゃんか、まだ未見だけど、『2012』のニコラスの娘の妖精ちゃんか、とにかく苦悩です。
去年の、ライラとパコの戦いよりも激戦です。
では、発表は元日でやんす^^v
(2009/10/18)
役柄が、男をアゴで使うようなバリバリのキャリアウーマン役なので、メイクや服装・立ち居振る舞いも「きつさ」に拍車をかけていた。
だけども、物語が、NYで働くカナダ人であるサンドラ・ブロック演じるマーガレットの、移民局による国外退去勧告を避けるべく、自分の直属の部下に偽装結婚を命じると言う展開においては、そのサンドラ・ブロックの美人とは言えない秋華賞ヅラ(馬っぽい、ってこと)はリアルでもある。
私の感覚では好みでないけど、アメリカ人って、この手の女性を美人カテゴリーによく入れるよね。
ただ、物語の中で、マーガレットは、「美人」ともてはやされている訳ではない。
さりとて、その45歳の年齢をあげつらわれる事もない。
・・・作中、セミヌードではあるけれど、サンドラ・ブロックがボディラインをあらわにするシーンがある。
メチャ笑えるシーンで、サンドラ・ブロックのシェイプアップにも感心するんだけど、そのボディラインの生々しさにやや引く^^;
◇
コメディ映画なので、私などは、荒唐無稽な展開を予想していて、実際の物語も荒唐無稽な部分も多いのだが、その随所で、過剰にではないが、妙なリアルが挿入されている。
上記の、生々しいボディラインもそうだ。
移民局の審査を通るために、お互いを分かり合おうと偽装結婚の相手・アンドリューの実家アラスカの港町に赴く二人。
アンドリューの実家は、田舎の名士で、大邸宅を構えていた。
そこには、『サマーウォーズ』張りの個性的な面々の一族が待っていた。
森の中で、イヌイット(多分?)の祈祷ダンスを披露するお婆ちゃん。
いつも、ニコニコ、優しげなお母さん。
息子が家を継いでくれないので確執を持つお父さん。
外に出ると、鷲に掻っ攫われてしまう犬。
アンドリューの元カノ(保母さんなの?)。
町唯一の男のストリッパー・・・、などなど。
・・・鷲にさらわれる犬を、マーガレットが阻止しようとするシーンなどドタバタ展開の極みだが^^
ふいに、例えば、お父さんとアンドリューの確執など、コメディ展開には不釣り合いな妙なリアルが現われる。
そのお父さんとのいざこざで、アンドリューは、昔からやっていたのだろう・・・、丸太を鉈で削り取って、「カヌー」を作り、この港町を出て行く算段をする。
今なら、腹が立てば町を出て行くなどと言うことは容易だが、あえて、若き頃にしていた不忠ストレスの解消法を行なわせることによって、それを眺めていたマーガレットに、アンドリューの「癖」を分からせ、偽装結婚から、本当にお互いが分かり合う切っ掛けの一つにしたりしている。
◇
アンドリュー役のライアン・レイノルズは、当初は、子供っぽさが抜けていない外見の印象だが、次第に「魔女」と社内で呼ばれるほどのマーガレットをリードしていくようなしていかないような男らしさを発揮していく^^;
対して、マーガレットは次第に、女としての弱さを次第に表出していく。
床を別にしているが、マーガレットが自分の過去を語り、アンドリューと心を一つにするシーンは良かった。
サンドラ・ブロックの演技は申し分ないし、その涙腺の使い方も見事である。
この人、声があどけなくて可愛いよ^^
同時に、見ている私も、マーガレットに、女性的な可愛らしい魅力を感じていくという黄金パターンだ^^
◇
で、田舎での結婚式の時に(神父が、町の男ストリッパーであった時は吹いた^^)、アンドリューの家族の優しさに触れて心境の変化があったマーガレットは、結婚の偽装を告白する。
私は、最後まで家族には知らせないで、二人の間に本当の愛が宿る展開だと思っていたので、斬新だし、この後の展開を考えると、そのほうが盛り上がるなと思った。
田舎を去るマーガレットをアンドリューは追うのだが、家族の協力虚しく、空港では空振りに終わる。
そして、クライマックスは社内である。
「魔女」が部下と結ばれる姿を、彼女の変化ともども社員に見せつけ、大団円。
外野から飛んだ、「どちらがボスかはっきりさせとけ!」の最後の一言がいい。
◇
私は、この作品においては、アンドリューのお母さん役がとても魅力的だった。
彼女のような、年齢が、表情に甘みを加えてくれる女性が大好きだ。
メチャ可愛い^^
その、メアリー・スティーンバージェンを調べたら、ああ! 『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』のクララじゃないか!
どうりで、親しみやすかった^^
◇
・・・さて、今年も終盤に差し掛かってきました!
次第に<ナカデミー賞>の発表が近づいてきましたよ。
多分、今年の<美熟女大賞>は、メアリー・スティーンバージェンで決まりです。
<美少年大賞>は、邦画のあの子です^^
凄まじく悩んでいるのが、<美幼女大賞>で、『ワルキューレ』のトムの娘役の天使ちゃんか、まだ未見だけど、『2012』のニコラスの娘の妖精ちゃんか、とにかく苦悩です。
去年の、ライラとパコの戦いよりも激戦です。
では、発表は元日でやんす^^v
(2009/10/18)