『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[私の1991年のメモ日記・15「大川隆法ネタと、私の誕生日]

2009-10-28 23:06:52 | 1991年の日記
☆20年近く前の日記の中で、『仏陀再誕』で私を辟易させた大川隆法が現れていた^^;

   ◇

 1991年10月27日(日)

 10時の「サンデープロジェクト」では、大川隆法が出演していた。僕は、田原総一郎との対談の中で、田原が大川の虚飾を剥ぐのだと期待して見た。しかし、隆法は、彼なりに理路整然と「幸福の科学」を説いていく。田原の頑張りは認めるが、バカをさらけ出した感が・・・。大川は、宗教者の嫌味なく、天界のことを語っていく、はっきし言って、なかなか見事に演じていた。一般の人が騙されてしまう・・・! いや、騙しているのではなく、真実だったりして^^; 俺は認めないが。天皇賞。武豊のメジロマックイーン、一着なのに失格。まあ、僕は、5-7で取らせて貰ったが、4000円買って、2500円の回収。赤字だ。

 1991年10月28日(月)

 誕生日である。ビデオで『バロン』を見る。サラ・ポリーはやはり、メチャ可愛い。・・・23歳か。○○さんから、プリプリのCDをプレゼントされる。『ダイヤモンド』と『M』はいいなあ。元気が出て、しんみりともさせる。大学では、外間(守善)先生の喉の調子が悪いようで、筆談の講義だった。△△さんと居酒屋「おれんち」で飲む。プレゼントを頂く。色々話した。そして、すぐに酔ってしまった。(この後、自分の誕生日に際しての今後の意気込みが書いてあるが、さすがに恥ずかしいので割愛^^;)

 1991年10月29日(火)

 バイトを終え、先月、駅前で撤去された自転車を鷺ノ宮に取りに行く。密集した住宅街が妙に面白い。帰宅し、『ツイン・ピークス』の5巻を見る。ちょっと飽きてきたかな。僕を圧倒的に惹きつける魅力は薄れてきた。惰性で見ていると言ってもいいが、時に、光るシーンがあるのだ。西武新宿では、ライオンズ優勝セールで盛り上がっていた。それほど安いとは思えないが、ビデオ3本セットを1100円で購入(蘭注:今の感覚だと高いが、当時はちょっとは安い値段だったのだろう)。『サルでも描けるマンガ教室』のマンガ中マンガ『とんち番長』、面白い~っ! 鼻の頭にポツポツが出来てしまった。不潔にしているからだろうか? 「仕事人」見て、さっさと寝よう。

   ◇

 マンガ『サルでも描けるマンガ教室』は、未だに私の思考回路の中で、少なからずのパーセンテージを占める傑作である。

 現在、「少年ジャンプ」で人気を博している『バクマン。』も、「サルまん」の影響が大であろう。

    

                                     (2009/10/28)
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[映画『きみがぼくを見つけた日』を観た]

2009-10-28 01:13:11 | 物語の感想
☆本日は公休で、映画鑑賞に適していたのだが、昼間は忙しく、夜も「ビューティー・コロシアム」を21時まで見てしまい、その後、急いで<ワーナーマイカル・村山ミュー>のレイトショーに駆け込んだ。

 お客さんは、私と、どこぞのカップルだけだった^^;

   ◇

 タイムトラベラーの恋愛物だった。

 私は、『夏への扉』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など時間旅行物が大好きなので、楽しく見た。

 ちょうど、日曜日に、『ジョジョの奇妙な冒険』を読んでもいた。

 『ジョジョ』は超能力バトル漫画だが、歴代の敵のボスは必ず、「時間」を支配する能力なので、『きみがぼくを見つけた日』の設定がすんなりと頭に入ってくるってものだ^^

 だが、この作品においては、二人の男女の恋愛がメインであり、SF設定などはなきに等しかった。

 故に、それだけの能力を持っていながらも、「世界の危機」を救うなどという展開はなく、そこに物足りなさを感じる人もいよう。

 私は、筒井康隆の短編『時の女神』が大好きな男なので、超能力が二人の関係だけに還元されていることについて、「それもあり」と思った。

   ◇

 また、ハイラインの『夏への扉』は、究極の「ロリコン小説」とも言えるが、

 この作品も、ヒロイン・クレアの幼少時にタイムトラベルした主人公・ヘンリーが、ヒロインの「運命の男(ひと)」と認識され、その後のタイムトラベルでの逢瀬で、ヒロインの成長とともに愛を育んでいく様などが、その筋の者にはたまらない点でもあろう。

 うん、主人公は、<若紫>から<紫の上>への成長を見届けられるのだからなあ^^

 その、幼少時のヒロインのほかに、主人公の二人が産むことになる娘の少女期も描かれ、なかなかよろしい。

 ネタバレになるが、娘もタイムトラベラーで、10歳時の娘が5歳時の娘に多くを教え諭すシーンなどもあって、可愛さ二乗!

 ヘンリー役のエリック・バナも、複雑な心境で少女を抱きしめたことだろう^^;

 ・・・物語を恋愛限定にしているので、不自然なタイムパラックスもなく、見終えての解せなさ感もない。

   ◇

 脚本家は『ゴースト ニューヨークの幻』を手がけた人だそうだが、なるほど、雰囲気に似た点がある。

 どちらも、主人公が不幸に始まり、愛の確認をし終えて物語の幕が引かれる。

 『ゴースト』で、主人公の霊体としての決まりが律儀に何度も繰り返されて、その設定のリアルが強調されていたが、この作品でも、主人公のタイムトラベルが、見ていて、やや面倒になるくらい繰り返される^^;

 また、そのラブシーンも、なかなか大胆である。

 『ゴースト』では、ロクロを回しているデミ・ムーアの背後から、最近亡くなったパトリック・スウェイジが抱きしめるシーンが印象に残ったものだが、

 この作品では、シースルーの上着を着たクレアの腰を、ヘンリーが抱えるシーンがあるが、シースルー越しにクレアの腰をまさぐるヘンリーの手は「おおっ!^^」と思わせられた。

 また、クレア役のレイチェル・マクアダムスがお尻を見せてくれていた^^

 でも、お尻見せるなら、乳首も見せて欲しかった。

 あと、そのお尻には、はっきりと映していなかったが、タトゥーがあったゾ!!

 ・・・それと、うん、ヒロインがアーチストという点も共通してるか・・・。

   ◇

 ヘンリーの「特殊事情」を知っている回りの人間たちも魅力的に描けている。

 ヘンリーの親父さんや、親友となるゴメスとの関係は、終盤でしんみりさせられる。

 不可避的に訪れるヘンリーのタイムトラベルは、この作品では、どうしようもない「病気」のように認識されている。

 だから、私には、普通の恋愛物語として楽しめて、その「すれ違い」も、普通の夫婦に訪れる倦怠期のように見えるのだ。

 流産ネタもあるし、『レボリューショナリー・ロード』的な局面も垣間見せてくれる。

 この作品の評価を低くする人は、『レボリューショナリー・ロード』もダメな人なんだろう。

   ◇

 この作品にはブラッド・ピットがプロデューサーとして名を連ねていることに意外を感じる方もいるようだが、

 「特殊事情」の主人公の「普通の恋愛」という点では、『ベンジャミン・バトン』(クリック!)と近しいものがあるので、なるほどと合点がいくのだ。

   ◇

 脚本家が、丹念に、矛盾なく描いた脚本だが、

 ヘンリーが裸でタイムトラベルすることに関するご都合主義や、「後付け」のように思える「テレビがONされているとタイムトラベルし易い」や「未来へのタイムトラベル」が気になる。

 でも、ヘンリーが、同じくタイムトラベルすることになる娘・アルバに、裸で時を飛んでしまった後の、衣服の調達のための家屋の鍵開けの方法の伝授や、

 さりげなく、タイムトラベル先にクレアが用意する靴に、サイズが変化しているかもしれないので靴ヒモが外されているなどの細かいシーンに感心させられるのだ。

 泣ける作品ではないのだが、ラストに、ヘンリーとの「再会」に走るクレアの姿に、私はふいにグッときてしまった。

   ◇

 では、かつて、私が、『ゴースト ニューヨークの幻』を見たときのエピソードを読んでほしい。

 今回、レイトショーの客は、私と、ややシニアのカップルであった。

   [2本立てエピソード・<ロシア上空美人姉妹><映画『ゴースト』観た時>](必読! クリック!)

 このリンクのエントリーでの若いカップルが結婚して、『きみがぼくを見つけた日』を見に来たと考えるとロマンチックであり、私はピエロのままである^^;

 ついでに、10歳と5歳のアルバのツーショットは、「ロシア上空美人姉妹」を彷彿とさせるのでした^^v

                                     (2009/10/28)
コメント (3)
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