★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

■「愛・地球博旅行記」~第二日目・午前中のパビリオン巡り編~

2005年08月07日 | 旅行
予定では、am7:00起床、am7:30出発、万博会場へ向かう。
ということでした。私は、髪が長いので、身支度に時間がかかるとイケナイので、皆より少し早めに起きなきゃと思い、am6:30にケータイのアラームをセットしていたのですが、結局、am5:30に自然に目が覚めてしまいました。
二度寝をすると今度は寝坊しそうな気がしたので、もう、起きることにしました。
まだ、皆、寝静まっている中、そ~っと洗面所に行き、顔を洗い、髪をポニーテールに結ったり、着替えたりして・・・それでも、まだam6:00。
荷物のチェックをしていたり、色々してると、am6:50になっていたので、皆を起こして回りました^^v

 結局am8:00くらいに別荘を出発。
 昨日は、どエライ行程だったので、今回は、万博会場まで高速道路を使うことにしました。
 それにしても、昨日は夜で真っ暗だったから気が付きませんでしたが、朝、改めて辺りを見回すと、周りすべてが山・山・山・・・。そして、田圃。本当に凄い所に来たんだなぁと思いました。
そういえば、万博会場は、日中物凄く暑かったのですが、別荘に着いてからは、正直キャミソール姿では寒いくらいでしたもの。
室内でも、クーラーは必要ないどころか、寝る時「寒い」と思って、押し入れから毛布を引っ張りだして被って寝た私です。
 夏とは言え、山は、とても涼しいのですね。びっくりしました。

 高速に乗ると、万博会場へは思っていたより短時間で着きました。とはいえ、やっぱり、30分は無理です!!!!
 今日は、北ゲートから入ります。
 せっかくなので、万博八草という駅からリニモに乗りました。
 今日は、少し出遅れた感じで、私たちが会場に到着したときには、もうゲート・オープン済み。とは言え、手荷物チェック等があるので、中にはいるまでは結構待ちました。

am10:50から、三井・東芝館のネット事前予約を7人分入れてあったので、とりあえず、その時間までは親族皆別行動。
私とオットとオットの妹さんの3人で、まずは昨日行けなかった、グローバル・コモン1、アジア地域を回ることにしました。


という訳で、ここからは、第一日目からの続き番号で、巡ったパビリオンのひと言感想を綴っていきます!

43・カタール館   ★★★☆☆
実は、ここに行きたかったのは、「ヘナ」と呼ばれるカタールのボディ・ペインティングをして貰うためだったのです。植物の染料で、腕などに、タトゥのような感じでペイントして貰うと、数週間は消えないそうなんです。
とても楽しみにしていたのですが・・・・ 館内に一枚の張り紙が・・・・。
「『ヘナ』のサービスは万博委員会から中止の要請を受け、取りやめました」
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・楽しみにしていたのに(号泣)。なんで中止になっちゃったんだろ・・・。万博の雑誌には「女性に大人気」と紹介されていたのになぁ。
展示関係では、ペルシャの雰囲気が堪能できました。

44・モンゴル館   ★★★☆☆
中央アジアといえば、やっぱり、移動式住居のゲル。館内のゲルが印象的でした。モンゴルの牛串焼きを朝ご飯に食べました。とても美味しかったです!!

45・中央アジア共同館   ★★★★☆
中央アジアの4カ国が共同で出展しているパビリオンです。
何と言っても、全長13mの仏陀涅槃像印象的。思わず、記念写真を一枚!!



そして、ここで、もう三井・東芝館の予約時間が。
と言う訳で、企業館エリアへGo!!!



46・三井・東芝館   ★★★★★
ここも、普通に並ぶと3時間待ちという行列が出来ていました。ネット予約していて、本当によかったです^^
このパビリオンでは、まず入り口で自分の「顔写真」を撮影されます。すると、その自分の顔写真がCG処理されて、シアターで自分が出演する映画が見られる・・・といったものです。
映画は15分程度の短い物ですが、とてもSFチックな凝ったストーリーでした。
宇宙船が舞台で、その乗組員達が、私たち一人一人の顔で出てくるんです。
乗組員には、宇宙船を操縦する者、データを処理する者、予言者的な役割をする超能力者、ガーディアンと呼ばれる兵士などがいるのですが。
・・・。私の役はガーディアン・・・そう兵士でした。最初の方は、よく映っていて活躍していたんですが、いかんせん、宇宙バイク(?)みたいなのに乗っていて動きがとても早いので、なかなか顔の判別が付かない; 挙げ句の果てに、兵士は闘いの中でどんどん死んでいくみたいで・・・。どうやら、私も闘いの途中で落伍したようでした。ラストシーンまで居なかったし(--# 一方、オットなんかは、予言者の中のリーダーみたいな良い役で、映画の最後に水晶球というかスフィアみたいなのを手に持って、明るい未来を予言するというなんともオイシイ役どころを・・・。う、羨ましい(--; どーせ、私は、途中で死んでるし・・・(ひがみ) とは言え、物凄く面白いパビリオンでした。人気するの、解る解るp(*^^*)q



と、ここが終わると、また次の事前予約までまだまだ時間があるので、グローバル・コモン1に再び戻りました。

47・スリランカ館   ★★★★☆
展示物というより、パビリオンの内装自体が物凄く感動的でした。天井一面に、何千枚という「ろうけつ染め」の宗教チックな絵が張り巡らされていました。物凄く圧巻です!!

48・中国館   ★★★★☆
展示物はあまり凝っていないのですが、何と言っても、毎正時ごとに、中国のお姉さん達が演奏する中国楽器のコンサートがとても良かったです。綺麗なお姉さん達が、とても綺麗な音楽を演奏してくれます。コンサートは3曲ほどで、1曲目と3曲目は中国の音楽。でも、2曲目は『里の秋』という日本の音楽を演奏してくれました。ちょっぴり、中国っぽくアレンジしてありますが、やはり、こういう場で自分の知っている音楽が流れると嬉しいものですね^^

49・イラン館   ★★★☆☆
ペルシャ絨毯が印象的でした。入り口に、とても大きなペルシャ絨毯が飾ってあったのですが、よくよく見ると、モリゾーやキッコロも織り込んであって、可愛かったです。そして、手触りもサイコー!! でも、とても高いんですよね~、ペルシャ絨毯って。

50・イエメン館  ★★★☆☆
展示というより、大バザールという雰囲気がギュンギュンしていました。アクセサリーなどをたくさん売っていたのですが、全部、値札がないんですよね。電卓交渉で値段が決まるという、現地方式なお買い物みたいですよ。
妙に印象に残ったのが、本物のセミとかサソリを樹脂で固めた、キーホルダー(@A@;; 気持ち悪~~~~~うと思ったのは、私だけでしょうか・・・・・(--;;

51・ネパール館  ★★★★★
私個人的な意見としては、とても良いところでした!! 現地の職人さん200人で作り上げたという、とても絢爛な仏教寺院のレプリカが凄かったです。
そして、展示、販売もされている数多くの曼陀羅。
曼陀羅大好きな私は、かなり長いこと魅入っていました。
あまりに曼陀羅を長々と見ていた所為か、現地のスタッフにセールスされちゃいましたA^^;; 交渉次第では安くする・・・と言われたので、試しに8000円の曼陀羅を値切り交渉してみました。3000円でなら売っても良いと言われたのですが、もう一声安くして欲しかったので・・・交渉決裂A^^;; 買いませんでした。
でも、受付で売っていた2500円の曼陀羅に関する図録は買うべきだったかも・・・とちょっぴり後悔。
そうそう、入り口に超巨大な金剛杵(バジュラ・五鈷杵だったかな?)が展示してあったのは、大感動でした。バジュラ、大好きなんです。
思わず、「わ~、大きなバジュラ!!!!」と歓声をあげ、記念撮影までしちゃいました。

52・インド館   ★★★★★
思いっきり「インドらしい」というパビリオンです。まずは、むせ返るくらい立ちこめた、インド香の香り。実は、私、インド香大好きで、自宅でもインド香を焚くくらいなので、この香りは、とても落ち着きました。
菩提樹を模したオブジェにはスクリーンが付いていて、インドに古くから伝わる民話の映画が流れていました。木に変身できる娘の物語で、自然と人間の関係を思わせる感じでした。
展示コーナーでは、インドの神々の像がたくさん。インド哲学が大好きな私には、とても嬉しい展示ばかりでした。
そして、2階は、大バザール!! 万博会場とは思えない、異様な熱気の立ち上る市場でしたA^^;;
カレーなどの食べ物から、小物、アクセサリー、シルクに至るまで、もう何でもかんでも。皆、必死にセールスしてきますA^^;; 中でも、目立っていたのが、瓶詰めカレーを売っていたインドのオジサン。少し外れたアクセントでありながらも、ある意味、とても流暢な日本語で、「ミンナ 大好きカレーライス。これさえ有れば、すぐにオイシイカレーライス。娘も喜ぶ、息子も喜ぶカレーライス。コレ一つで4人分。絶対お得、カレーライス!!」とA^^;; なんだか、テレフォン・ショッピングみたいだ・・・と思いました。

と、ここまでが午前中のパビリオン巡り。
午後イチでは、長久手日本館の予約が入れてありました。
と言う訳で、まだまだ続く、万博旅行記! ひとまず此処で休憩です!!
(↑・・・なんだか、あのインドのオジサンみたいな口上だ・・・)




■「愛・地球博旅行記」~第二日目・午後のパビリオン巡り編~

2005年08月07日 | 旅行
屋台で色々と食べていたせいか、あまりお腹は空いていませんでした。
なので、特に「昼食」というものは摂らず、アイス・クレープを食べただけで、予約していた、長久手日本館へ向かいました。

というわけで、ここからは、また、巡ったパビリオンのひと言感想です^^v


53・長久手日本館   ★★★★★
 竹で作った、「繭」の形をしたパビリオン。たくさんの国際パビリオンの中、これは「日本」を代表するパビリオンです。やはり、行列は3時間待ち。ネット予約のありがたさをしみじみ感じました。
 とても大きなパビリオンで、色んなブースに別れて、色んな展示がありました。
 自然に関する物、歴史に関する物、工業・生活に関わる物。
 中でも興味深かったのが、1950年代くらいからの、家財道具や電気製品が、年代別に並べてあったブースです。
 昔の方は、洗濯機もなかったのに、それが手回し式の洗濯機になったり、2層式の洗濯機になって・・・今の形になったり。また、ラジオからテレビ(チャンネル式)から、現在の薄型テレビに変わっていったり。パソコンが登場してきたり、とても面白かったです。
そうそう、ここで見逃しては行けないのが、「家庭用ゲーム機」。
20年くらい前のブースでは「スーパーマリオブラザーズ」のデモ映像がテレビに流れていました。
でも、ですよ。1995年~のブースでは、ファイナル・ファンタジー7の映像が、テレビに流れていたのです!!
思いっきり、クラウドが、フィールドマップを歩いているし!!!!
思わず、「わ~、あれ、FF7じゃん!!! クラウドぉぉぉ~~~~!!!!」
とオットと二人、騒いでしまいました。
 
 また、歴史に関するコーナーも面白かったです。60年前と現在、同じ場所の写真が大きくパネルにして貼ってありました。とても面白いと思ったのが、道の形は、そっくりそのまま同じなんですよ~。なのに、60年前は当然、「土」の道。周りも田圃や空き地。でも、2005年では、道はアスファルトに舗装され、まわりにも、ビルが立ち並び・・・。また、その道を歩いている人も、モンペルックから、現在の普通の服へと・・・。とても面白かったです。

 そして、様々なブースを見学した後は、いよいよメインシアター。
 シアターは球形をしていました。
 そして、360度すべてがスクリーンとなっています。ここで地球上の生命の歴史のような映像を見ます。
 足元までスクリーンなので、自分が宇宙や空、海の中を動いているような錯覚に陥ります。
 乗り物酔いが激しい人は、多分酔ってしまうかもしれませんが、とても面白かったです。因みに、私も、薬無しでは、完全に酔ってしまうでしょうが、車酔いの薬を朝、飲んでいた関係で、全然大丈夫でしたvv とにかく、迫力のある、面白いシアターでした。
 やはり、開催国として、日本も気合い120%入って居るなぁと思いました。

 メインシアターを出ると、森の四季の様子を光と映像で再現した部屋に。
 マイナスイオンが吹き出ている箇所もあり、休憩には持ってこいな場所でした。



 一応、ここで、親族解散と言うことで、帰りの時間まで完全別行動。
 のんびり休みたい人達は、この森のブースでゆっくりする・・・ということで、「まだまだ、パビリオン制覇するぞ!!」と意気込んでいる私たち夫婦は、日本館を後にしました。



54・長久手愛知県館   ★★★★★
ここは、私とオット、オットの妹さん夫婦と4人で行きました。
このパビリオンは、「地球タイヘン大講演会」という30分程度の演劇を見るというものです。
30分待ちだったのですが、待って良かったです!!
待った甲斐ある、とても良いお芝居でした。
劇の設定としては、私たち観客が、「地球タイヘン大講演会」を聞きに来た聴衆という形なんです。そこで講演をするのが江古野(エコノ)博士という白衣を着た男性。ほとんどが、彼の一人芝居という形なのですが、演技・演出・効果、最高でした!



このパビリオンの後は、オットの妹さん夫婦とも別行動となり、私たち夫婦二人で、まだ行き残したパビリオンをめぐりました。

55・モリゾー・キッコロメッセ
ここは、遊園地になっている様でしたが、私たちは、モリゾー&キッコロの巨大バルーンと写真を撮っただけです。

56・わくぱく宝島・ロボットステーション   ★★★★★
ここには、色んなロボットが集まっていました。
一番凄かったのは、本物の人間そっくりな美人受付ロボット。
一見、化粧のケバイ、ナイスバディなお姉さんなのですが、実は、ロボットなんです。
でも、まばたきもしますし、近くで咳をする人が居たら、
「風邪ですか? 大丈夫ですか?? 私も風邪には気を付けないと」
と喋ったりします(@A@;;
因みに、このロボット美女さんの顔アップの写真を撮ったのですが、写真が出来上がってから、色んな人に見せても、みんな、
「これ、ロボットだよ」
というまで、彼女がロボットであることに気が付きませんでした。それくらいリアルです。
・・・そういえば、その会場で、ある女の子達が
「このロボットって、創った人の趣味が丸分かりだよね~!!」
と喋っていましたね。うん、確かにその通りかも。

57・地球市民村   ★★☆☆☆
ここは、万博後も「残す」建物らしいです。とはいえ、あまり興味深い展示はなかったような・・・A^^;; ・・・御手洗い壊れてたし・・・・(--;



ここまで見学して、まだ、一度も行ったことのないグローバルコモン2。東南アジアから南太平洋の国々のパビリオンを回りました。


58・フィリピン館   ★★★☆☆
 展示は自然に関するものが多かったです。ココナッツにこだわって作られたようで、館内の床もフワフワとしたココナッツ素材。そしてパビリオンの中には、やはり、ココナッツ素材の巨大ココナッツ型ドーム(?)があり、オイルマッサージが出来るスペースになっていました。

59・ラオス館   ★★★☆☆
民族工芸品がたくさんありました。3回叩くと幸せになれるという銅鑼を3回叩きました^^V

60・マレーシア館   ★★★★☆
館内に熱帯雨林のレプリカが作ってあり、自然の香りがしていました。

61・ベトナム館   ★★★★☆
丁度入館した時、ベトナムの民族楽器の演奏をやっていました。あまり見たことのない面白い形の楽器に、興味を引かれました。

62・ブルネイ・ダルサラーム館   ★★★☆☆
入り口から、熱帯雨林のレプリカの中を通っていきます。自然な感じがとても良かったです。印象に残ったのは、ブルネイ王宮のミニチュアレプリカ。そういえば、ここって、とてもお金持ちな国なのですよね~^^

63・南太平洋共同館   ★★★☆☆
南太平洋の国々が集まって出展。民族工芸品などの展示が多かったです。

64・インドネシア館
・・・入ったことは入ったのですが・・・。空腹の余り、記憶が無いとですm(__)mただ、蝶の飾りの付いたアクセサリーを売っていたのだけは、妙に覚えています。

65・タイ館   ★★★★☆
少し暗めの落ち着いた照明と、赤を基調にした内装。とても印象的だったのは、金箔を施した超豪華なタイ王族専用船の模型。
タイ館では、とてもお腹が空いていたので、トムヤムクン・ヌードルを食べました。もともと、トムヤムクンは大好物なので、とても美味しかったです♪

66・カンボジア館   ★★★☆☆
アンコールワットの、とても大きな写真が印象的でした。
また、アンコール・トムの複製も良かったです。

67・ニュージーランド館   ★★★☆☆
館内の真ん中に、1.8トンの巨大翡翠原石がありました。すごい圧巻!
触ると、とても冷たくって、暑さにへばっていたので、とても気持ちよかったです。


と・・・。
まだまだ、回れていない外国パビリオン、企業パビリオンもいっぱいなのですが、ここまででタイム・アウト。
帰る時間となりました。
pm5:30に北ゲートに集合と言うことだったので、名残惜しいですが、ゲートへと向かいました。

2日もあれば、いっぱい回れる・・・と思っていたのですが、あまりの広さ&パビリオンの多さで、2日あっても全然足りないくらいです。

そうですね~、4回くらい行ったら、もう少しは制覇できるのではないでしょうか?
正直、また行きたいくらいなのですが・・・時間がないorz

 という訳で、とても楽しみにしていた万博旅行ですが、終わってしまえばあっという間でした(*><*)
 でも、広さ&混雑を考えたら、それでも、かなり頑張って、色んなパビリオンを制覇した方なのではないかと思います!!
 とても良い夏旅行でした^^v