★ベルの徒然なるままに★

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『東のエデン』映画化

2009年06月19日 | ゲーム・アニメ萌え語り
今日、ネットの波を漂っていて、ネットニュースで知ったのですが。

『東のエデン』、映画化されるのですね~っ。

そういえば、そういう話、以前にも、見たか読んだかしたような気がするなぁ。

っていうか、映画化ということは、アニメでは、結局、決着が付かないまま・・・ということなのか、つまりはA^^;;
つーか!!
このアニメ、関西では、確か、2週遅れくらいで放送しているのですよね。
つまり、もう、東京では最終回がOAされている訳か!
こっちは、まだまだ、佳境だというのに・笑

でもでも。この映画、めっちゃ、見に行きたいですね!
でも、全国公開しているのかな?? やっぱ、単館扱いとかで、京都ではやらないのかな?
超気になるところ。

というのも。
実は、私、『東のエデン』、超絶ハマっているのです。
4月から始まった今クールのアニメ、何本か見ているのですが、その中でも、一番、面白いと思う作品です!

因みに、これって、コミックスやゲームなどが原作のアニメが多い昨今、完全なアニメオリジナルなのですよね~っ。
なので、すごく続きが気になっても、放送を待つしかなくって。
原作のあるものだったら、フライングして、原作本買っちゃったりするところですが、それが出来ない! 毎回毎回、火曜日が待ち遠しいのですよぉ~っ。

で。
『東のエデン』。

「のだめカンタービレ」とか「ハチミツとクローバー」とか「源氏物語千年紀 Genji」などなどのアニメを放映している「のいたみな」の枠で4月から放送されています。
この枠は、大抵、何か原作のある作品のアニメ化らしいのですが、この「東のエデン」は、のいたみな枠、初のオリジナルだそうで。(「Genji」はオリジナルではないのか?笑 いや、まあ、式部さんの原作があるからね。オリジナルとは言わないのか・笑)

物語は、近未来サスペンスって感じかな。
とにかく、物語が、全部、謎に満ちてて、面白すぎです!

物語は、2010年11月が舞台。
大規模なテロ事件が発生しながらも、犠牲者が1人も出ず、危機意識を失った世界を描いた物語。
アメリカ・ニューヨークへ卒業旅行に出かけていた女子大生・森美咲が、全裸の姿で拳銃と携帯電話だけを持つ謎の日本人青年・滝沢朗と出会います。滝沢は記憶を失っており、さらに携帯電話に82億円もの電子マネーがチャージされていて・・・。

この謎の青年、滝沢は、記憶を失う前、一体、何者で何をしていたのか?

彼の携帯電話にチャージされた82億の電子マネー。
そもそも、彼が持っている携帯電話自体が、一般の携帯と違う、特殊な機能が付いているものなのですよね。

で。
82億の謎というのは、アニメの1、2回で分かるっちゃ~、分かるのですが、でも、謎。

アニメで描かれている、「日本」という世界は、本当に色々とおかしい感じで。
で、ある謎の人物が、その狂った日本を世直しするために、ランダム(?)で、セレソン(救世主)と呼ぶ12人の人間を選び出すわけですよ。
で、救世主に選ばれた12人に、拒否権は無い。
彼らは、それぞれ、その特殊な携帯電話と、100億ものお金が渡されるわけです。
日本をよりよい方向に導くために、その100億は、どのように使ってもOK。殺人も、もちろん可能。
携帯電話は、「ジュリス」という謎の秘書と繋がっていて、何か、やりたいことがあったら、彼女に依頼をし、依頼が受理されたら、実行に移され、そして、それにかかった費用が、100億の電子マネーから引かれていく・・・。
そして、最初に目的・・・つまり、日本の世直しを達成させた人が、「上がり」。
誰かが上がった段階で、他の11人はゲームオーバー。殺される訳です。
また、その100億を私利私欲に使ったり、また、100億使い切ったのに世直しできなかったり、はたまた、セレソンに選ばれたのにゲームに参加しなかったりしても、殺されます。

で。

記憶喪失、全裸青年(笑)、滝沢は、どうやら、そのセレソンに選ばれた一人のようで。
でも、記憶を失っているので、これまで、何をしてきたのか? 82億を持っていたということは、18億は使ったということですが・・・その18億を何に使っていたのか・・・などなど、全く記憶にないわけです。

でも、日本で起こった、ニート2万人大量失踪事件に、自分が関わっていそうな形跡が残っていたり、テロにも関わっていたのかもしれないという疑惑があったり、また、「滝沢朗」以外にも複数の名前を持っていたり・・・と、色々と怪しい人物。

私は、先週の放送回まで見ているのですが、滝沢が、ヒロイン・咲の友人で、引き籠もりだけとコンピューターの天才の男に、セレソン携帯電話の解析を頼むわけですよね。
ひきこもり君とすっかり、仲良くなって、で、ひきこもり君も俄然やる気を出して、携帯のデータ解析をする訳ですが・・・。
なんだか、凄い、事実を知ってしまったようで。
記憶がないので、自分がテロリストや大量殺戮者かもしれない・・・と悩んでいた滝沢のことを、
「お前は、テロリストでも、大量殺戮者でもない。お前は英雄だったんだよ!」
と言って明らかになった真実を、滝沢に伝えるために出掛けるのですが・・・・・・。

でも、真実を知ってしまったひきこもり君は、何年ぶりかにやっと外に出て、滝沢と連絡を取ろうとしたところを・・・・・・何者かに殺される・・・・っていう所で「続く」でした。

うお~っ。
めっちゃ、気になるやんけっ。

一体、携帯電話の中には、どんなデータが残されていたのか?
ひきこもり君は何を知ってしまったから、殺されたのか??

とはいえ。
映画化・・・ということは、アニメでは、真相は明らかにならないんだろうなぁ。

それにしても。
このアニメで描かれている日本社会が、すごく独特なのですよね。
「ニート大量失踪事件」というのも、なんか、キーワードなのですが、なんというか。
何に対しても、諦めというか無感動になってしまっている、倦怠感に満ち溢れた人間の意識というか。
そんな中、ヒロインは、一応、真面目に就職活動をしようとしているのですが、彼女たちが所属しているサークル「東のエデン」の仲間達は、ニートの道を選んでいる人達が多くって。
で、彼らは、単に堕落してニートをしている訳ではなくて、社会に対する反撃というか・・・ニートであることに誇りを持っているというか。
ニートでありつつ、コンピュータシステムを開発して、会社を設立しようとしていたり・・・・・・ある意味、倦怠感溢れる社会全体の中で、活力に満ちているというか。
そんな感じ。
世界観が独特だったり、なんか哲学チックなテイストもあるし、若干お色気(ではないのですが、「ジョニー狩り事件」(←そうです、アレを切り落とすという事件です)というのが頻発していたりで・汗)があったり、大人向けに作られているアニメだなぁ~と思います。
でも、ほっんと、面白いです★

続きも気になるし、映画も気になる。

とりあえず、この火曜日にOAされたヤツは、まだ、録画したまま見ていないので。
この週末でも見たいと思います!