今日は、7月に見た映画の感想を♪♪
映画『赤ずきん』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/cf/baaef7d6513db6532e32e59a8ddb7e1b.jpg)
これ、予告編を見たときから、すごく気になっていたのですよ!
グリム童話でお馴染みの赤ずきんちゃん。
おばあちゃんの家にお遣いに行く途中に狼に狙われて。
先回りした狼が、おばあちゃんに変装し・・・・・・。
という、あのお話。
その赤ずきんちゃんが、大人になってからの物語・・・という、童話をモチーフにしたファンタジーです。
物語は、というと。
暗く怪しい森の中にひっそりと存在する、閉ざされた村。
そこは、大人になり、美しい娘に成長したあかずきんちゃん・・・こと、ヴァレリーが住んでいる村です。
彼女は幼なじみのピーターと恋人同士なのですが、彼女の母親は、2人の結婚に反対しています。
そして、村の裕福な家の息子・ヘンリーとの婚約話を、強引に推し進めるのでした。
そんな時、村に狼が出没し、ヴァレリーの姉が殺されます。
もともと長きに渡り、狼に怯える村人達は、いつも、満月の夜には、生け贄の動物を捧げていました。そして、その代わりに狼は人間を襲わない・・・という約束が交わされていたのに・・・狼がその約束を破って人間を襲ったのです。
怒りに駆られた村人達は、狼を狩る為、森に入り、そして、大きな狼を仕留め、首を持ち帰るのでした。
勝利に酔い、祝いの宴を開く村人達でしたが、そこに、人狼ハンターとして名を馳せるソロモン神父が立ち寄ります。
そして。
ソロモン神父が言うには、彼らが取ってきた首は、ただの狼の首だ・・・と。
今回、ヴァレリーの姉を襲った狼は、ただの狼ではなく、「人狼」なのである・・・と。
人狼は、普段は人間と全く変わらない姿で、村の人々の中に紛れて生きている。けれども、満月の夜になると、その姿を狼に変え、人間を残忍に殺すのとのこと。
つまり、その意味することは。
閉ざされた、この小さな村の中の、数少ない村人達。
この中に、「人狼」が居て、同じ村人であるヴァレリーの姉を襲った・・・ということ。
そんな中、ヴァレリーは、ある出来事から、人狼に通じるモノとして、ソロモン神父に目を付けられるのでした。
人狼は誰なのか?
愛する恋人?
親が決めた婚約者?
それとも、自分を可愛がってくれた祖母?
友人?
人狼が跋扈する、閉ざされた村の中で、ヴァレリーは疑心暗鬼になっていくのでした・・・。
もう、ほっんとに面白かったです!!!
私のツボ、どストライクの映画でした。
DVD出たら欲しいくらいっ。
森の奥深くにひっそりと存在する閉鎖的な村、狼に怯える村人達・・・という設定や雰囲気は、どことなく、映画『ヴィレッジ』を思い出しましたが。
でも、映画の中に流れる雰囲気が、凄く、映画『トワイライト~初恋~』っぽかったのですよね。
それも、そのはず!
映画を見終わってから知ったのですが、この映画『トワイライト~初恋~』と同じ監督さんだそうです!
なるほど~っ。
やっぱりねぇ(^^)b
閉ざされた森、閉鎖的な村や村人。
それは、すごくオドロオドロしくて、怖いのです。
でも、この映画の魅力は、単に「怖い」だけでなく、恋愛要素も濃く、そして、ある意味、「犯人(=人狼)は誰か?」という推理物の要素もあって。
ホラーあり。
ラブロマンスあり。
サスペンスあり。
推理あり。
という、色んな側面から楽しめる作りだったと思います。
で。
ラブの面で言うと。
元々、両想いの恋人・ピーターが居るヒロイン・ヴァレリーな訳ですが。
母親が、ピーターとの結婚を許さず、裕福な家の息子・ヘンリーとの婚約を強引に推し進めちゃう訳ですね。
でも、実は、ヴァレリーの姉は、ヘンリーに恋していた訳で。
ヘンリー自身は、ヴァレリーのコトが好きだったので、姉ではなく、ヴァレリーと結婚したいと望んだのですが・・・。
でも、なぜ、ヴァレリーの母親は、ヴァレリーとヘンリーの婚約に拘ったのか?
姉の方がヘンリーに恋していたのを知っていたなら、わざわざ、妹をヘンリーと婚約させ、姉を傷付けるようなことしなくても良かったのに・・・。
ここらあたりの、三角関係(?)が、実は、物語の鍵だったりします。
そして。
ヴァレリーにしてみれば、母親が勝手に婚約を取り決めたヘンリー。
映画を見ている側からすると、このヘンリーも、なかなかにイイ男です(//▽//)
ワイルドで格好いい、恋人のピーター。
繊細で優しい婚約者のヘンリー。
両方ともに、捨てがたい! 選びきれない!!
・・・と思ったのは私だけかしら(///)
しかも、ヘンリーは、最初はお坊ちゃん風な感じで、繊細すぎてダメダメな雰囲気もあったのですが。
人狼に混乱する村の中で、ヴァレリーを救うために、どんどん逞しくなっていきますものね。
その変化が素敵でした。
一方、恋人のピーターも。
最初は、自分は、ヘンリーのように裕福でないから・・・と、身を引き、ヴァレリーに冷たくして。ちょっとやさぐれモード。
でも、やはり、ヴァレリーが人狼に通じるモノとして、ソロモン神父に捕らえられたりすると、命がけが彼女を救おうとする訳ですし。
格好いいです。
そして。
本来なら、恋のライバルである、ピーターとヘンリーが、ヴァレリーの為に手を組んで立ち向かおうとする所も素敵。
まさに、女冥利につきますね、ヴァレリー(///)
う、羨ましいっ。
そしてそして。
そんな、ラブ要素たっぷりな中でも、サスペンス要素がしっかりあります。
・・・っていうか、推理要素かな?
村人の中の、誰かが、確実に人狼な訳ですよ。
ヴァレリーの姉を殺した犯人な訳ですよ。
決して、多い人数ではありません。
限られた何人か・・・その中に、犯人が居る・・・!
こうやって、疑ってかかると、誰もが怪しく思えちゃうのですよね。
恋人のピーターも、どことなく、胡散臭さがある。
婚約者のヘンリーも、なんか怪しい。
そして、ヴァレリーのことを可愛がっているお婆ちゃん!!??
彼女も、妙に人狼に詳しいし。怪しすぎる、怖すぎる。
っていうか、童話の原作を考えると、お婆ちゃんが一番怪しい!とか思ったのですよね。
だって、童話だと、狼がお婆ちゃんに化けている訳ですから。
ホント、村の人達、皆が怪しく見えてきます。
人狼狩りにやってきている、ソロモン神父、実は貴方が!!??
とも推理しちゃいました。
もうね、物語の進行や、舞台となっている村自体が、オドロオドロしい感じで。
登場人物、みんな、人狼と思えちゃう(^^;
人を見たら、狼と思え・・・的な?(笑)
そんな怖い雰囲気の中・・・果たして、人狼は誰なのか・・・・・?
私も色々推理しながら見ていたのですが。
推理出来なかった・・・というか、意外な人が犯人でした(>_<)
でも、真実が分かると・・・なぜ、ヴァレリーの姉が殺されたのか?とか、母親が強引に推し進めていた婚約話とか、いろいろと辻褄があって。
「ああ、なるほど!」
と思えましたです。
そうそう。
この映画のヒロイン、アマンダ・サイフリッド。
彼女、好きです(*><*)
綺麗ですね~っ。
「マンマ・ミーア!」の時は、あどけなくて清純なお嬢さんなイメージがあったですが。
この「赤ずきん」では、小悪魔的な魅力が素敵でしたし。
はたまた、やはり、先日見た、「クロエ」という映画では、娼婦役が見事でした。
妖艶な美しさと清純な美しさが混在している感じで、すご綺麗です。
そしてそして。
村にやってくる人狼ハンターのソロモン神父。
演じているのは、ゲイリー・オールドマン。
「ハリー・ポッター」シリーズで、ハリーの名付け親、シリウス・ブラックを演じている俳優さんですね。
ハリーでは、人狼の友達だったシリウスでしたが。
この映画では、人狼に冷たいのね(笑)
とにかく、ラブサスペンスとして、とても面白い作品でした。
『トワイライト~初恋~』の監督さんだけあって、女の子がキュンキュンするシチュエーションも多かったと思います。
私か、かな~~~り、ツボっちゃいましたです(//▽//)
映画『赤ずきん』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/cf/baaef7d6513db6532e32e59a8ddb7e1b.jpg)
これ、予告編を見たときから、すごく気になっていたのですよ!
グリム童話でお馴染みの赤ずきんちゃん。
おばあちゃんの家にお遣いに行く途中に狼に狙われて。
先回りした狼が、おばあちゃんに変装し・・・・・・。
という、あのお話。
その赤ずきんちゃんが、大人になってからの物語・・・という、童話をモチーフにしたファンタジーです。
物語は、というと。
暗く怪しい森の中にひっそりと存在する、閉ざされた村。
そこは、大人になり、美しい娘に成長したあかずきんちゃん・・・こと、ヴァレリーが住んでいる村です。
彼女は幼なじみのピーターと恋人同士なのですが、彼女の母親は、2人の結婚に反対しています。
そして、村の裕福な家の息子・ヘンリーとの婚約話を、強引に推し進めるのでした。
そんな時、村に狼が出没し、ヴァレリーの姉が殺されます。
もともと長きに渡り、狼に怯える村人達は、いつも、満月の夜には、生け贄の動物を捧げていました。そして、その代わりに狼は人間を襲わない・・・という約束が交わされていたのに・・・狼がその約束を破って人間を襲ったのです。
怒りに駆られた村人達は、狼を狩る為、森に入り、そして、大きな狼を仕留め、首を持ち帰るのでした。
勝利に酔い、祝いの宴を開く村人達でしたが、そこに、人狼ハンターとして名を馳せるソロモン神父が立ち寄ります。
そして。
ソロモン神父が言うには、彼らが取ってきた首は、ただの狼の首だ・・・と。
今回、ヴァレリーの姉を襲った狼は、ただの狼ではなく、「人狼」なのである・・・と。
人狼は、普段は人間と全く変わらない姿で、村の人々の中に紛れて生きている。けれども、満月の夜になると、その姿を狼に変え、人間を残忍に殺すのとのこと。
つまり、その意味することは。
閉ざされた、この小さな村の中の、数少ない村人達。
この中に、「人狼」が居て、同じ村人であるヴァレリーの姉を襲った・・・ということ。
そんな中、ヴァレリーは、ある出来事から、人狼に通じるモノとして、ソロモン神父に目を付けられるのでした。
人狼は誰なのか?
愛する恋人?
親が決めた婚約者?
それとも、自分を可愛がってくれた祖母?
友人?
人狼が跋扈する、閉ざされた村の中で、ヴァレリーは疑心暗鬼になっていくのでした・・・。
もう、ほっんとに面白かったです!!!
私のツボ、どストライクの映画でした。
DVD出たら欲しいくらいっ。
森の奥深くにひっそりと存在する閉鎖的な村、狼に怯える村人達・・・という設定や雰囲気は、どことなく、映画『ヴィレッジ』を思い出しましたが。
でも、映画の中に流れる雰囲気が、凄く、映画『トワイライト~初恋~』っぽかったのですよね。
それも、そのはず!
映画を見終わってから知ったのですが、この映画『トワイライト~初恋~』と同じ監督さんだそうです!
なるほど~っ。
やっぱりねぇ(^^)b
閉ざされた森、閉鎖的な村や村人。
それは、すごくオドロオドロしくて、怖いのです。
でも、この映画の魅力は、単に「怖い」だけでなく、恋愛要素も濃く、そして、ある意味、「犯人(=人狼)は誰か?」という推理物の要素もあって。
ホラーあり。
ラブロマンスあり。
サスペンスあり。
推理あり。
という、色んな側面から楽しめる作りだったと思います。
で。
ラブの面で言うと。
元々、両想いの恋人・ピーターが居るヒロイン・ヴァレリーな訳ですが。
母親が、ピーターとの結婚を許さず、裕福な家の息子・ヘンリーとの婚約を強引に推し進めちゃう訳ですね。
でも、実は、ヴァレリーの姉は、ヘンリーに恋していた訳で。
ヘンリー自身は、ヴァレリーのコトが好きだったので、姉ではなく、ヴァレリーと結婚したいと望んだのですが・・・。
でも、なぜ、ヴァレリーの母親は、ヴァレリーとヘンリーの婚約に拘ったのか?
姉の方がヘンリーに恋していたのを知っていたなら、わざわざ、妹をヘンリーと婚約させ、姉を傷付けるようなことしなくても良かったのに・・・。
ここらあたりの、三角関係(?)が、実は、物語の鍵だったりします。
そして。
ヴァレリーにしてみれば、母親が勝手に婚約を取り決めたヘンリー。
映画を見ている側からすると、このヘンリーも、なかなかにイイ男です(//▽//)
ワイルドで格好いい、恋人のピーター。
繊細で優しい婚約者のヘンリー。
両方ともに、捨てがたい! 選びきれない!!
・・・と思ったのは私だけかしら(///)
しかも、ヘンリーは、最初はお坊ちゃん風な感じで、繊細すぎてダメダメな雰囲気もあったのですが。
人狼に混乱する村の中で、ヴァレリーを救うために、どんどん逞しくなっていきますものね。
その変化が素敵でした。
一方、恋人のピーターも。
最初は、自分は、ヘンリーのように裕福でないから・・・と、身を引き、ヴァレリーに冷たくして。ちょっとやさぐれモード。
でも、やはり、ヴァレリーが人狼に通じるモノとして、ソロモン神父に捕らえられたりすると、命がけが彼女を救おうとする訳ですし。
格好いいです。
そして。
本来なら、恋のライバルである、ピーターとヘンリーが、ヴァレリーの為に手を組んで立ち向かおうとする所も素敵。
まさに、女冥利につきますね、ヴァレリー(///)
う、羨ましいっ。
そしてそして。
そんな、ラブ要素たっぷりな中でも、サスペンス要素がしっかりあります。
・・・っていうか、推理要素かな?
村人の中の、誰かが、確実に人狼な訳ですよ。
ヴァレリーの姉を殺した犯人な訳ですよ。
決して、多い人数ではありません。
限られた何人か・・・その中に、犯人が居る・・・!
こうやって、疑ってかかると、誰もが怪しく思えちゃうのですよね。
恋人のピーターも、どことなく、胡散臭さがある。
婚約者のヘンリーも、なんか怪しい。
そして、ヴァレリーのことを可愛がっているお婆ちゃん!!??
彼女も、妙に人狼に詳しいし。怪しすぎる、怖すぎる。
っていうか、童話の原作を考えると、お婆ちゃんが一番怪しい!とか思ったのですよね。
だって、童話だと、狼がお婆ちゃんに化けている訳ですから。
ホント、村の人達、皆が怪しく見えてきます。
人狼狩りにやってきている、ソロモン神父、実は貴方が!!??
とも推理しちゃいました。
もうね、物語の進行や、舞台となっている村自体が、オドロオドロしい感じで。
登場人物、みんな、人狼と思えちゃう(^^;
人を見たら、狼と思え・・・的な?(笑)
そんな怖い雰囲気の中・・・果たして、人狼は誰なのか・・・・・?
私も色々推理しながら見ていたのですが。
推理出来なかった・・・というか、意外な人が犯人でした(>_<)
でも、真実が分かると・・・なぜ、ヴァレリーの姉が殺されたのか?とか、母親が強引に推し進めていた婚約話とか、いろいろと辻褄があって。
「ああ、なるほど!」
と思えましたです。
そうそう。
この映画のヒロイン、アマンダ・サイフリッド。
彼女、好きです(*><*)
綺麗ですね~っ。
「マンマ・ミーア!」の時は、あどけなくて清純なお嬢さんなイメージがあったですが。
この「赤ずきん」では、小悪魔的な魅力が素敵でしたし。
はたまた、やはり、先日見た、「クロエ」という映画では、娼婦役が見事でした。
妖艶な美しさと清純な美しさが混在している感じで、すご綺麗です。
そしてそして。
村にやってくる人狼ハンターのソロモン神父。
演じているのは、ゲイリー・オールドマン。
「ハリー・ポッター」シリーズで、ハリーの名付け親、シリウス・ブラックを演じている俳優さんですね。
ハリーでは、人狼の友達だったシリウスでしたが。
この映画では、人狼に冷たいのね(笑)
とにかく、ラブサスペンスとして、とても面白い作品でした。
『トワイライト~初恋~』の監督さんだけあって、女の子がキュンキュンするシチュエーションも多かったと思います。
私か、かな~~~り、ツボっちゃいましたです(//▽//)