昨日は南座で舞台『有頂天家族』観劇しました。








森見登美彦さんの原作小説の舞台化で、アニメにもなってて。
小説もアニメも大好きな作品なので、お芝居とても楽しみにしていました。
京都を舞台に狸と天狗と人間が織りなすドラマを京都で観られる幸せ🦡👺🐸
元々、数多のエピソードと登場人物達の複雑な心情が描かれる作品で、どんな風に舞台化されるのかなぁと思っていたら、原作エピソードを綺麗に纏めて大団円に持っていく脚本に感動でした。
また、花道が近い席だったので色々間近で見ることが出来、圧巻👏
このお話の凄い所は、フィクションなのに、何故か真実に思えてきちゃう所…私が京都に長く住んでる所為かもしれませんね。
今回の舞台もまさにそうで、京都には狸と天狗と人間が共生してて、なんならこの客席の三分の一は実は狸なんとちゃう?って本気で思ってしまうのです🤭
また衣装も和風でとても綺麗で。現代京都ファンタジー世界という雰囲気が素敵!!
弁天様の美しさにも惹き込まれました。
原作小説やアニメと同様に、掴みどころがなくミステリアスな存在で、儚げで寂しげな弁天様に私も惚れちゃいそうです🥹❤️
笑って、泣いて、また笑って…な物語。
人生って、楽しいことばかりではなく、辛いことや悲しいこと、理不尽なこともいっぱいあるけど、それも含めて「人生というものは面白い!」。
そして、そんな様々な感情を抱えて生きている者達もまた、皆、面白くて愛おしい!
そんな風に思わせてくれる楽しい作品でした。
面白いことは良きことなり!