色々と映画の感想が溜まっているので、ボチボチUPしていきたいと思います(*^^*)
9月に鑑賞した映画ですが、『ピース・オブ・ケイク』。
原作は、ジョージ朝倉さんの少女漫画。
私は、原作未読ですが、『別冊フレンド』を買っていた頃、ジョージ朝倉さんの漫画は読んでいまして。
独特なタッチが好きでした。
そんなジョージ朝倉さん原作というのと、多部未華子ちゃん主演、綾野剛君に、松坂桃李君と、若手の俳優さん出演ということで、興味を持ち、見てきました。
■映画『ピース オブ ケイク』予告編
流させるまま、安易に男性と付き合ってばかりいる、恋愛体質のヒロイン・梅宮志乃。
アルバイト先の男性社員と付き合っているにも関わらず、同じ職場の別の男性からも言い寄られるままに関係を持ち、それがバレたことによって、恋人にフラれます。
職場にも居ずらくなり、アルバイトを辞め、それを機に、古いアパートに引っ越し、新生活を始めるのでした。
今度こそ、ちゃんとした仕事、ちゃんとした恋愛をする。
決して、流されない・・・と誓う志乃。
そんな彼女は、引っ越しした日の夜、アパートの隣人・京志郎と出会います。
ひと目で京志郎に惹かれる志乃。
その翌日、新しいバイト先であるレンタルビデオ店の面接を受ける志乃ですが、そこの店長として京志郎が現われ、二人は再会。
志乃は京志郎に運命的な物を感じ、どんどんと惹かれていくのですが、京志郎には、一緒に暮らすあかりという女性が居て。。。。。
という物語。
うーん。
恋愛物としては、結構面白かったのですが、登場人物達には、あまり、共感は出来なかったかな?っていうのが正直な感想。
物語は面白かったのですが・・・ね。
ヒロインは、とにかく、流されやすい女の子で。
男性の方が積極的に迫ってくると、簡単に関係を持ってしまうのですよね(--;;
こういうタイプの女の子って、確かに、常に誰か「彼氏」と呼ばれる存在が居て、決して、独りぼっちではないんだろうけど。
でも、そんなに安易に男性と付き合っちゃって良いものなのかなぁ?
「好き」とか「恋愛」とかって、そんなに軽くて簡単なものじゃないと思うんだけどなぁ?
っていう想いが、見てて、ずっと頭の中にありました。
まあ、リアルでも、常に彼氏が絶えない子って居ましたよね。
別れた・・・と思ったら、もう、次が!?みたいな(笑)
私は、恋愛より、勉強とか自分の趣味ややりたいことを重視の青春時代だった所為か、恋愛重視で、常に彼氏が居ないと耐えられない~みたいな女性の気持ちって、どうしても理解出来なくてA^^;;
・・・女子力、低くてスンマセン(>_<)
好きでもない人と、なんとなく付き合ってても、かえって寂しいだけなんじゃないのかなぁ~とも思いますし、ね。
なので、新生活を始めた志乃が、すぐに、隣人であり、職場の店長でもある京志郎に惹かれていく姿は、「・・・またかよ(^^;;」って気もしましたが。
でも、京志郎には、一緒に暮らしている彼女が居て。
志乃が告白しても、断ってましたよね。
今までのように、簡単に関係を持つことが出来ない相手。
それでも、志乃は、次を探すわけでもなく、ずっと、京志郎を待ってた(というか、次の人と付き合う気になれなかったのかな?)。
そういう点では、志乃にとって、京志郎は、初めての真剣な恋愛相手だったのではないかなぁと思うのです。
そして。
京志郎と同棲していたあかりが、黙って居なくなり・・・。
やがて、京志郎と志乃は恋人同士になるわけですが。
あかりと京志郎がキチンと別れた訳では無い・・・ということに、志乃は、ずっと怯えているのですよね。
いつか戻って来るかもしれない、あかりという存在に怯え、この幸せはいつまで続くのだろうか・・・と不安に想う。
それは、それだけ、志乃が京志郎に対して「本気」になっていたということの証で、やっと、彼女も流されるだけの恋愛を辞めて、ちゃんと真剣に向き合う恋愛を始めたんだなぁと、ちょっと好感度UPでした。
でも、その一方で、今度は、京志郎の方にイーライラしたかも(>_<)
志乃の事が好きと言いながらも、あかりが戻ってきたら、あかりの方にも世話を焼いてしまう。
志乃に内緒で逢ってしまう。
もちろん、少し精神を病んでる雰囲気のあるあかりを放っておけなかったというのもあると思うのですが。
それでも、女性として、あれは許せない!!
最初は、あまり好感を持てるタイプの女の子ではなかった志乃なんだけど。
物語が進んでいくごとに、なんだか、彼女のことを好きになってて、一生懸命な部分を応援したくなってて。
それだけに、京志郎の曖昧な態度が許せない。
・・・っていう風に、私の中で、登場人物に対する気持ちが変化して行ってました。
っていうか。
ちょっと不思議だったのが。
私、京志郎って、最初は凄くカッコイイと思ったのですよね。
ちょっとミステリアスだったりもしましたし。
でも、なぜか、ヒロインと付き合い出してから、なーんか急速に魅力を感じくなったのですけど・・・。
私だけかな??
なんだろう、この心境の変化。
やっぱり、アレですか?
付き合ってみて、初めて見えて来る、相手の嫌な部分・・・ってヤツ??(笑)
そうそう。
あかりとのことがバレて、怒り狂った志乃が、旅行先の温泉の男湯に乱入するシーンは、なんだか、見ててスカっとした・・・というか、凄く面白かったです(笑)
女の子のいきなりの乱入にピピっている入浴中のおじさん達も、そして、一番ビビりまくっている京志郎の姿も、滑稽で面白かった!!
本人たち的には、真剣な修羅場なのでしょうが、かなり笑ってしまいましたですA^^;;
あと、わたし的には、志乃が京志郎と付き合い始めて、ラブラブ絶頂期な頃のシーンも好きだったかも。
一生懸命な女の子は可愛いです。
いい加減な恋愛ばっかりしてきた女の子が、仕事も失い、安くてボロいアパートに引っ越して、生活をイチからやり直そうと決意する。
そして、新しい恋人が出来てラブラブ期になるものの、相手が元カノと会ったりしていたことを許せず、破局。
独り身になった彼女は、今度こそ、生活をイチからやり直し、打ち込める仕事を見つけ、その分野で活躍し、仕事も充実して、一人前の女性としてしっかり自立した頃に、本当の愛に気付く・・・という。
1人のダメ女子の成長ストーリー・・・という感じでしょうかね。
失敗しつつも頑張る姿は、ガンバレガンバレと応援したくなりました。
そして。
そんな志乃を支えて、見守る友人達も良かったですね!
美人でキャリアウーマンな木村文乃さん演じるナナコと、松坂桃李君演じるオカマの天ちゃん。
彼らを見てると、友情って良いなぁ~って、ちょっと羨ましかったです。
人間、恋愛でも仕事でも、なんでも、失敗することはあるけど。そんな辛い時に、ちゃんと傍に居て、自分を心配してくれる友達が居ることって良いよなぁ~と思えて、そんな友達に恵まれていた志乃は、やっぱり、ダメっ子なんかじゃないんだろうなぁとも思えました。
そして、ナナコも天ちゃんも、物語が進むにつれて、ちゃんと自分の道を見つけ、成長していってる。。。
なんだか、素敵だなぁと思ったのです。
それにしても、松阪桃李君演じる、オカマさんが素敵過ぎました!!!!!
松坂君の新しい魅力、発見ですね(^m^)
そしてそして。
立派に自立した志乃と、彼女を想い続けていた京志郎との再会。
あのラストシーンは好きでした(//▽//)
それにしても!!
この映画、PG12なのですが、なかなかに過激なシーンが出てきます。
冒頭で、志乃が別れた彼氏に、乱暴に押し倒されるシーンとか、回想シーンで大人の○○が出て来た時は、ちょっとビックリしましたし。
また、志乃と京志郎が初めて結ばれるシーンも、綺麗に描かれていたけど、結構、過激でしたよね。
私、多部未華子ちゃんと言えば、朝ドラの『つばさ』とか、連ドラの『鹿男あをによし』とかのイメージが強かったので、あの大胆なシーンは衝撃でした(*><*)
恋愛部分に関していえば、ヒロインにあまり共感は出来なかったのですが、一人の女の子の成長ストーリー、恋愛ストーリーとしては面白かったです。
大人になった多部未華子ちゃんの、新しい魅力も感じられて良かったです。
9月に鑑賞した映画ですが、『ピース・オブ・ケイク』。
原作は、ジョージ朝倉さんの少女漫画。
私は、原作未読ですが、『別冊フレンド』を買っていた頃、ジョージ朝倉さんの漫画は読んでいまして。
独特なタッチが好きでした。
そんなジョージ朝倉さん原作というのと、多部未華子ちゃん主演、綾野剛君に、松坂桃李君と、若手の俳優さん出演ということで、興味を持ち、見てきました。
■映画『ピース オブ ケイク』予告編
流させるまま、安易に男性と付き合ってばかりいる、恋愛体質のヒロイン・梅宮志乃。
アルバイト先の男性社員と付き合っているにも関わらず、同じ職場の別の男性からも言い寄られるままに関係を持ち、それがバレたことによって、恋人にフラれます。
職場にも居ずらくなり、アルバイトを辞め、それを機に、古いアパートに引っ越し、新生活を始めるのでした。
今度こそ、ちゃんとした仕事、ちゃんとした恋愛をする。
決して、流されない・・・と誓う志乃。
そんな彼女は、引っ越しした日の夜、アパートの隣人・京志郎と出会います。
ひと目で京志郎に惹かれる志乃。
その翌日、新しいバイト先であるレンタルビデオ店の面接を受ける志乃ですが、そこの店長として京志郎が現われ、二人は再会。
志乃は京志郎に運命的な物を感じ、どんどんと惹かれていくのですが、京志郎には、一緒に暮らすあかりという女性が居て。。。。。
という物語。
うーん。
恋愛物としては、結構面白かったのですが、登場人物達には、あまり、共感は出来なかったかな?っていうのが正直な感想。
物語は面白かったのですが・・・ね。
ヒロインは、とにかく、流されやすい女の子で。
男性の方が積極的に迫ってくると、簡単に関係を持ってしまうのですよね(--;;
こういうタイプの女の子って、確かに、常に誰か「彼氏」と呼ばれる存在が居て、決して、独りぼっちではないんだろうけど。
でも、そんなに安易に男性と付き合っちゃって良いものなのかなぁ?
「好き」とか「恋愛」とかって、そんなに軽くて簡単なものじゃないと思うんだけどなぁ?
っていう想いが、見てて、ずっと頭の中にありました。
まあ、リアルでも、常に彼氏が絶えない子って居ましたよね。
別れた・・・と思ったら、もう、次が!?みたいな(笑)
私は、恋愛より、勉強とか自分の趣味ややりたいことを重視の青春時代だった所為か、恋愛重視で、常に彼氏が居ないと耐えられない~みたいな女性の気持ちって、どうしても理解出来なくてA^^;;
・・・女子力、低くてスンマセン(>_<)
好きでもない人と、なんとなく付き合ってても、かえって寂しいだけなんじゃないのかなぁ~とも思いますし、ね。
なので、新生活を始めた志乃が、すぐに、隣人であり、職場の店長でもある京志郎に惹かれていく姿は、「・・・またかよ(^^;;」って気もしましたが。
でも、京志郎には、一緒に暮らしている彼女が居て。
志乃が告白しても、断ってましたよね。
今までのように、簡単に関係を持つことが出来ない相手。
それでも、志乃は、次を探すわけでもなく、ずっと、京志郎を待ってた(というか、次の人と付き合う気になれなかったのかな?)。
そういう点では、志乃にとって、京志郎は、初めての真剣な恋愛相手だったのではないかなぁと思うのです。
そして。
京志郎と同棲していたあかりが、黙って居なくなり・・・。
やがて、京志郎と志乃は恋人同士になるわけですが。
あかりと京志郎がキチンと別れた訳では無い・・・ということに、志乃は、ずっと怯えているのですよね。
いつか戻って来るかもしれない、あかりという存在に怯え、この幸せはいつまで続くのだろうか・・・と不安に想う。
それは、それだけ、志乃が京志郎に対して「本気」になっていたということの証で、やっと、彼女も流されるだけの恋愛を辞めて、ちゃんと真剣に向き合う恋愛を始めたんだなぁと、ちょっと好感度UPでした。
でも、その一方で、今度は、京志郎の方にイーライラしたかも(>_<)
志乃の事が好きと言いながらも、あかりが戻ってきたら、あかりの方にも世話を焼いてしまう。
志乃に内緒で逢ってしまう。
もちろん、少し精神を病んでる雰囲気のあるあかりを放っておけなかったというのもあると思うのですが。
それでも、女性として、あれは許せない!!
最初は、あまり好感を持てるタイプの女の子ではなかった志乃なんだけど。
物語が進んでいくごとに、なんだか、彼女のことを好きになってて、一生懸命な部分を応援したくなってて。
それだけに、京志郎の曖昧な態度が許せない。
・・・っていう風に、私の中で、登場人物に対する気持ちが変化して行ってました。
っていうか。
ちょっと不思議だったのが。
私、京志郎って、最初は凄くカッコイイと思ったのですよね。
ちょっとミステリアスだったりもしましたし。
でも、なぜか、ヒロインと付き合い出してから、なーんか急速に魅力を感じくなったのですけど・・・。
私だけかな??
なんだろう、この心境の変化。
やっぱり、アレですか?
付き合ってみて、初めて見えて来る、相手の嫌な部分・・・ってヤツ??(笑)
そうそう。
あかりとのことがバレて、怒り狂った志乃が、旅行先の温泉の男湯に乱入するシーンは、なんだか、見ててスカっとした・・・というか、凄く面白かったです(笑)
女の子のいきなりの乱入にピピっている入浴中のおじさん達も、そして、一番ビビりまくっている京志郎の姿も、滑稽で面白かった!!
本人たち的には、真剣な修羅場なのでしょうが、かなり笑ってしまいましたですA^^;;
あと、わたし的には、志乃が京志郎と付き合い始めて、ラブラブ絶頂期な頃のシーンも好きだったかも。
一生懸命な女の子は可愛いです。
いい加減な恋愛ばっかりしてきた女の子が、仕事も失い、安くてボロいアパートに引っ越して、生活をイチからやり直そうと決意する。
そして、新しい恋人が出来てラブラブ期になるものの、相手が元カノと会ったりしていたことを許せず、破局。
独り身になった彼女は、今度こそ、生活をイチからやり直し、打ち込める仕事を見つけ、その分野で活躍し、仕事も充実して、一人前の女性としてしっかり自立した頃に、本当の愛に気付く・・・という。
1人のダメ女子の成長ストーリー・・・という感じでしょうかね。
失敗しつつも頑張る姿は、ガンバレガンバレと応援したくなりました。
そして。
そんな志乃を支えて、見守る友人達も良かったですね!
美人でキャリアウーマンな木村文乃さん演じるナナコと、松坂桃李君演じるオカマの天ちゃん。
彼らを見てると、友情って良いなぁ~って、ちょっと羨ましかったです。
人間、恋愛でも仕事でも、なんでも、失敗することはあるけど。そんな辛い時に、ちゃんと傍に居て、自分を心配してくれる友達が居ることって良いよなぁ~と思えて、そんな友達に恵まれていた志乃は、やっぱり、ダメっ子なんかじゃないんだろうなぁとも思えました。
そして、ナナコも天ちゃんも、物語が進むにつれて、ちゃんと自分の道を見つけ、成長していってる。。。
なんだか、素敵だなぁと思ったのです。
それにしても、松阪桃李君演じる、オカマさんが素敵過ぎました!!!!!
松坂君の新しい魅力、発見ですね(^m^)
そしてそして。
立派に自立した志乃と、彼女を想い続けていた京志郎との再会。
あのラストシーンは好きでした(//▽//)
それにしても!!
この映画、PG12なのですが、なかなかに過激なシーンが出てきます。
冒頭で、志乃が別れた彼氏に、乱暴に押し倒されるシーンとか、回想シーンで大人の○○が出て来た時は、ちょっとビックリしましたし。
また、志乃と京志郎が初めて結ばれるシーンも、綺麗に描かれていたけど、結構、過激でしたよね。
私、多部未華子ちゃんと言えば、朝ドラの『つばさ』とか、連ドラの『鹿男あをによし』とかのイメージが強かったので、あの大胆なシーンは衝撃でした(*><*)
恋愛部分に関していえば、ヒロインにあまり共感は出来なかったのですが、一人の女の子の成長ストーリー、恋愛ストーリーとしては面白かったです。
大人になった多部未華子ちゃんの、新しい魅力も感じられて良かったです。
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