先日、最終回を迎えました、アニメ『バチカン奇跡調査官』。
そして、9月27日には、早くも、Blu-ray1巻が発売。
昨年、『コミック ジーン』にて「アニメ化企画進行中!」という記事を見て以来、ずっと楽しみにしてきました、このアニメ。
原作小説は初期の頃から、ずっと大好きだったので、アニメ化はすっごく嬉しくて。
2月頃に、「2017年夏アニメ決定!」というキャッチコピーと、アニメのビジュアルが描かれた帯のついた新刊が出た時には、めっちゃワクワクして待ち遠しかったものです(*^^*)
それが・・・もう、全12話OA終了の季節だなんて・・・。
あれだけ「待ち遠しい~、まだまだ先過ぎるぅ~(*><*)」って思っていても、確実に月日は過ぎて行くのだなぁって、毎度毎度のことながら、ビックリです。
そして、毎週のお楽しみだった『バチカン奇跡調査官』が終わってしまって・・・。
目下の所、めっちゃロスです(>_<)!!
なので、この行き場の無い、萌えとロス感を昇華(消化?)すべく、原作小説とアニメの比較感想なんぞを書いてみようかなぁと思った次第でございまする~。
という訳で。
せっかく、Blu-ray1巻が届いているので、Blu-ray1巻についての感想をば。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/fe/cbd5e2d9a8f1fbd7391e04825835ba62.jpg)
写真右がBlu-ray1巻。
そして、写真左にあるのが、角川ホラー文庫の原作です。
並べてみました。
両方とも、THORES柴本先生のイラストの平賀。大変、麗しい!!
あっ。
因みに。
こちらは、『バチカン奇跡調査官』がホラー文庫化される前の単行本版。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/9e/167cc75b7ba98e498f0fa83caaa1e906.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ba/997d48596ffea188106453496dba9db6.jpg)
単行本版も、表紙、扉絵共に、THORES柴本先生です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ff/c368a7b64c29c1cdb616bf18f69079b2.jpg)
さて。
このアニメのBlu-rayは、全3巻。
各巻に4話ずつ収録されていくようですね。
ちょうど、エピソードごとに綺麗に分かれます。
で。
Blu-ray1巻は、原作1巻の『黒の学院』に当たるエピソード。
原作1巻・・・多分、私が一番、多く読み返している巻です。
最初に読んだ話、平賀とロベルト初登場な巻(1巻だから当たり前ですが・・・)ゆえに、思い入れもひとしおな巻でもあります。
そして、まだシリーズの一番最初ということもあり、作品の雰囲気も重厚な感じがし、衒学チックな要素もかなり強いです。
2巻目以降は、1巻よりも、若干ライトな感じになっている印象を受けますものね。
お馴染みの登場人物も増えていき、平賀とロベルトの掛け合いなども、面白くなっていたりしますし。
そういう意味で、1巻は、他の巻に比べると、少しとっつきにくい印象を与える作品かも知れませんが、私は、作品の雰囲気でいうと、この重厚で衒学チックな1巻が一番好きだったりするのです~。
がしかし。
その分、アニメで描くには、凄く描き難い作品でもあると思いました。
実際にアニメを見てみると、予想していた通り、1巻の物語をかなり端折って、ダイジェスト版になっていたような感は否めません。
本来は、登場する神父さんの数も多いですし、平賀とロベルトが調査する内容もとても多い。
そして、学院以外の関係者もたくさん居ますし、学院の学生同士の人間関係も結構複雑。
なので、アニメは、かなりサックリあっさり描いていたと思うのです。
私は原作小説を読んでいたので、アニメの意味も分かりましたが、原作未読の人が、アニメでどこまで真相が分かったのか、正直、ちょっと気になるところでもあります(笑)
てか、私は、ぶっちゃけ、かなりの原作厨なので、いろいろとツッコミを入れたりしながら見ていた訳ですが。。。
うーん。
とにかく、原作が、とても長い話なので、完結に纏めるためには仕方ないのかもしれないのですが、まず、平賀とロベルトが、奇跡調査に旅立つまでが、あまりにもあっさりしていて、ビックリしました。
サウロ大司教が2人に探せと言った割符の片割れについても・・・。
本当は、あの割符を巡って、かなり汚いお金の動きがあったり、はたまた、それに関係したと思われる神父が自殺をしていたり・・・と、相当物騒な説明をサウロから聞かされるのですよね。
そして、この調査に関わるのは、命の危険も伴うだろうと。
また、件のセント・ロザリオ教会からは、過去にも奇跡申請がなされていて、当時、その調査に当たった奇跡調査官が亡くなっている・・・とも。
その上で、「それでも行くか?」と念を押す、サウロ大司教。
しかし、調査の成果次第では、平賀の弟・良太の治療費をバチカンが出しても良い・・・と上層部が言っている・・・とも。
物語の序盤で、平賀が、弟の治療費をバチカンに申請している~というロベルトとの会話がありましたし、それを受けての展開なのですよね。
でも、ここら辺りは、アニメではバッサリとカットされていました(^^;;
小説を読んでいる時は、少しずつ分かって来る、バチカン内部の腐敗にじわりじわりと恐怖を感じ、そして、調査を引き受ける交換条件として、弟の治療に関することが出され・・・となり、心配するロベルトに対し、平賀は行く気マンマン、そして、いよいよ、奇跡の調査に出発!!って盛り上がっていく訳ですが・・・。
アニメでは、あっさりと、「この為に、多くの犠牲が払われた」というサウロ大司教の一言で終わって、彼らも、パパッと出発していましたものね(^^;;
とはいえ、実在する国や宗教を描いている以上、小説では大丈夫でも、アニメでは、そこまでは描けないかなぁという配慮も感じましたです。
てか、その他にも、色々とキリスト教に配慮したんだろうなって変更、ありましたよね。
例えば。
禁忌を犯して通じ合っていた、神父とシスターも、原作では、本当に神父とシスターが男女の関係だった訳ですが、アニメでは、神父とシスターに扮したシオンの掟の諜報員だったということに変更されていましたし。
マリア像が、空中に浮かび上がる奇跡もカットされていたのは・・・やっぱり、教会がトリックを使って奇跡を演出していたという歴史がある・・・とは描けなかったからかも。
また、ラスト、悪魔の子・・・ヒトラーのクローンを宿したとされるシスター・アンナ・ドロレスの件も、原作では産ませないことになっていましたが、アニメでは、アンナのお腹が大きくなっていて、無事、出産出来そうな雰囲気でしたものね。
シオンの掟のマギーも、「塩基配列が同じだからといって、必ずしも、その子が独裁者になるわけではない」と、例の子供が生まれることには肯定的でしたし。
確かに、そこは原作通りには、ちょっと出来ないですよね~、色々な意味でA^^;;
という感じで、1巻は、特に色々とデリケートな内容を含むお話だっただけに、結構、原作との相違点が多かったと感じました。
が、これは、これで、アニメ版として楽しめましたです(*^^*)
欲を言うなら、彼らの奇跡調査を、もっと描いて欲しかったなぁ。
例えば、平賀の説明の一言で終わっていましたが、かつて、このセント・ロザリオ教会に奇跡調査に来て亡くなったバチカンの奇跡調査官の話とか。
あれと同じ奇跡を平賀が調べ、その真実と、調査官の死の謎を解き明かしていく訳ですし。これは、原作でも、面白いシーンでしたから。
アニメで見れなかったのは、ちと残念。
また、彼らの調査で、少しずつ少しずつ、奇跡と思われる内容のカラクリが明かされて行き、その過程で、次々と起こる、神父連続惨殺事件。
それが、原作ではじわりじわりと来る恐怖だったのですが、アニメだと、駆け足で、パパパっと描かれてて。ちょっと慌ただしかったかなぁ、忙しかったかなぁって印象でした。
猟奇事件だけが目立ってたけど、もっと、じわりじわりと来るホラーテイストで迫って欲しかったのですが・・・でも、やっぱり、アニメはテンポが大事ですし。
小説みたいに、少しずつ、色んなことを描いて、じっくり進めて行くっていうのは難しかったのだろうなぁとは思います。
学院の生徒達の間で囁かれている、学校の会談チックな話も、実は、全部、納得のいく説明がつく・・・っていう伏線回収も面白かったのですが・・・やはり、そういうの全部はアニメに出来ませんよね~。
それこそ、『黒の学院』だけで、丸っと1クール使っちゃいそうですものね。
ここら辺りは、ちょっと残念でした。
・・・って。原作厨なので、ついつい、小説との相違点を挙げてしまいがちなのですが、でもでも、アニメ版、私は、良かったと思います!!
好きですよ!!
荘厳な音楽、美しいバチカン、そして、彼らが奇跡調査で赴く先々のおどろおどろしいホラーテイストな描写。
毎回、お空が独特な模様で描かれていて、不気味でしたよね。
『黒の学院』に関しては、結構、完結に纏めるための変更点も多かったながらも、かなり残虐な猟奇殺人シーンはちゃんと登場していましたし、「触れて良いのか?」と思うナチスの残党についても、改変なく描かれていましたし。
そして、何より、動いて喋る平賀神父とロベルト神父があぁぁぁ(*><*)
サイコーでした!!!!
もう、私のイメージ通りの2人で、とても良かったです。
あっ。
そうそう。
原作だと、特に、1巻は、平賀とロベルトが、まだ、あまり「相棒」って感じではないのですよね。
ほんのちょっとだけだけど、ぎこちないところもあるというか。
そして、どちらかというと、平賀がホームズで、ロベルトがワトソン的な役割もあったりしていたのですが、アニメでは、最初から2人がとても良い相棒同士って感じで(*^^*)
そこは、嬉しかったなぁ。
大好きな小説ですもの(^m^)
アニメで見れて、嬉しかったです~っ。
はぁ~。
それにしても。
Blu-ray2巻までは、まだ、あとひと月ありますし。
アニメ本編のOAは終わっちゃいましたし。
う~。
引き続き、このロスをどうしたものでしょうか?(*><*)
でも、確か、来週くらいにサントラの発売のはずっ。
Amazonさんで予約しています。
次はそれを楽しみに、ロスを乗り切りたいです。
そして、せっかく買ったBlu-ray1巻。
もっともっと、見まくりますよ~っ。
という訳で。
今日は、萌えの赴くままに、『バチカン奇跡調査官 黒の学院』の原作小説、アニメ版の比較感想を書いてみました。
そして、9月27日には、早くも、Blu-ray1巻が発売。
昨年、『コミック ジーン』にて「アニメ化企画進行中!」という記事を見て以来、ずっと楽しみにしてきました、このアニメ。
原作小説は初期の頃から、ずっと大好きだったので、アニメ化はすっごく嬉しくて。
2月頃に、「2017年夏アニメ決定!」というキャッチコピーと、アニメのビジュアルが描かれた帯のついた新刊が出た時には、めっちゃワクワクして待ち遠しかったものです(*^^*)
それが・・・もう、全12話OA終了の季節だなんて・・・。
あれだけ「待ち遠しい~、まだまだ先過ぎるぅ~(*><*)」って思っていても、確実に月日は過ぎて行くのだなぁって、毎度毎度のことながら、ビックリです。
そして、毎週のお楽しみだった『バチカン奇跡調査官』が終わってしまって・・・。
目下の所、めっちゃロスです(>_<)!!
なので、この行き場の無い、萌えとロス感を昇華(消化?)すべく、原作小説とアニメの比較感想なんぞを書いてみようかなぁと思った次第でございまする~。
という訳で。
せっかく、Blu-ray1巻が届いているので、Blu-ray1巻についての感想をば。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/fe/cbd5e2d9a8f1fbd7391e04825835ba62.jpg)
写真右がBlu-ray1巻。
そして、写真左にあるのが、角川ホラー文庫の原作です。
並べてみました。
両方とも、THORES柴本先生のイラストの平賀。大変、麗しい!!
あっ。
因みに。
こちらは、『バチカン奇跡調査官』がホラー文庫化される前の単行本版。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/9e/167cc75b7ba98e498f0fa83caaa1e906.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ba/997d48596ffea188106453496dba9db6.jpg)
単行本版も、表紙、扉絵共に、THORES柴本先生です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ff/c368a7b64c29c1cdb616bf18f69079b2.jpg)
さて。
このアニメのBlu-rayは、全3巻。
各巻に4話ずつ収録されていくようですね。
ちょうど、エピソードごとに綺麗に分かれます。
で。
Blu-ray1巻は、原作1巻の『黒の学院』に当たるエピソード。
原作1巻・・・多分、私が一番、多く読み返している巻です。
最初に読んだ話、平賀とロベルト初登場な巻(1巻だから当たり前ですが・・・)ゆえに、思い入れもひとしおな巻でもあります。
そして、まだシリーズの一番最初ということもあり、作品の雰囲気も重厚な感じがし、衒学チックな要素もかなり強いです。
2巻目以降は、1巻よりも、若干ライトな感じになっている印象を受けますものね。
お馴染みの登場人物も増えていき、平賀とロベルトの掛け合いなども、面白くなっていたりしますし。
そういう意味で、1巻は、他の巻に比べると、少しとっつきにくい印象を与える作品かも知れませんが、私は、作品の雰囲気でいうと、この重厚で衒学チックな1巻が一番好きだったりするのです~。
がしかし。
その分、アニメで描くには、凄く描き難い作品でもあると思いました。
実際にアニメを見てみると、予想していた通り、1巻の物語をかなり端折って、ダイジェスト版になっていたような感は否めません。
本来は、登場する神父さんの数も多いですし、平賀とロベルトが調査する内容もとても多い。
そして、学院以外の関係者もたくさん居ますし、学院の学生同士の人間関係も結構複雑。
なので、アニメは、かなりサックリあっさり描いていたと思うのです。
私は原作小説を読んでいたので、アニメの意味も分かりましたが、原作未読の人が、アニメでどこまで真相が分かったのか、正直、ちょっと気になるところでもあります(笑)
てか、私は、ぶっちゃけ、かなりの原作厨なので、いろいろとツッコミを入れたりしながら見ていた訳ですが。。。
うーん。
とにかく、原作が、とても長い話なので、完結に纏めるためには仕方ないのかもしれないのですが、まず、平賀とロベルトが、奇跡調査に旅立つまでが、あまりにもあっさりしていて、ビックリしました。
サウロ大司教が2人に探せと言った割符の片割れについても・・・。
本当は、あの割符を巡って、かなり汚いお金の動きがあったり、はたまた、それに関係したと思われる神父が自殺をしていたり・・・と、相当物騒な説明をサウロから聞かされるのですよね。
そして、この調査に関わるのは、命の危険も伴うだろうと。
また、件のセント・ロザリオ教会からは、過去にも奇跡申請がなされていて、当時、その調査に当たった奇跡調査官が亡くなっている・・・とも。
その上で、「それでも行くか?」と念を押す、サウロ大司教。
しかし、調査の成果次第では、平賀の弟・良太の治療費をバチカンが出しても良い・・・と上層部が言っている・・・とも。
物語の序盤で、平賀が、弟の治療費をバチカンに申請している~というロベルトとの会話がありましたし、それを受けての展開なのですよね。
でも、ここら辺りは、アニメではバッサリとカットされていました(^^;;
小説を読んでいる時は、少しずつ分かって来る、バチカン内部の腐敗にじわりじわりと恐怖を感じ、そして、調査を引き受ける交換条件として、弟の治療に関することが出され・・・となり、心配するロベルトに対し、平賀は行く気マンマン、そして、いよいよ、奇跡の調査に出発!!って盛り上がっていく訳ですが・・・。
アニメでは、あっさりと、「この為に、多くの犠牲が払われた」というサウロ大司教の一言で終わって、彼らも、パパッと出発していましたものね(^^;;
とはいえ、実在する国や宗教を描いている以上、小説では大丈夫でも、アニメでは、そこまでは描けないかなぁという配慮も感じましたです。
てか、その他にも、色々とキリスト教に配慮したんだろうなって変更、ありましたよね。
例えば。
禁忌を犯して通じ合っていた、神父とシスターも、原作では、本当に神父とシスターが男女の関係だった訳ですが、アニメでは、神父とシスターに扮したシオンの掟の諜報員だったということに変更されていましたし。
マリア像が、空中に浮かび上がる奇跡もカットされていたのは・・・やっぱり、教会がトリックを使って奇跡を演出していたという歴史がある・・・とは描けなかったからかも。
また、ラスト、悪魔の子・・・ヒトラーのクローンを宿したとされるシスター・アンナ・ドロレスの件も、原作では産ませないことになっていましたが、アニメでは、アンナのお腹が大きくなっていて、無事、出産出来そうな雰囲気でしたものね。
シオンの掟のマギーも、「塩基配列が同じだからといって、必ずしも、その子が独裁者になるわけではない」と、例の子供が生まれることには肯定的でしたし。
確かに、そこは原作通りには、ちょっと出来ないですよね~、色々な意味でA^^;;
という感じで、1巻は、特に色々とデリケートな内容を含むお話だっただけに、結構、原作との相違点が多かったと感じました。
が、これは、これで、アニメ版として楽しめましたです(*^^*)
欲を言うなら、彼らの奇跡調査を、もっと描いて欲しかったなぁ。
例えば、平賀の説明の一言で終わっていましたが、かつて、このセント・ロザリオ教会に奇跡調査に来て亡くなったバチカンの奇跡調査官の話とか。
あれと同じ奇跡を平賀が調べ、その真実と、調査官の死の謎を解き明かしていく訳ですし。これは、原作でも、面白いシーンでしたから。
アニメで見れなかったのは、ちと残念。
また、彼らの調査で、少しずつ少しずつ、奇跡と思われる内容のカラクリが明かされて行き、その過程で、次々と起こる、神父連続惨殺事件。
それが、原作ではじわりじわりと来る恐怖だったのですが、アニメだと、駆け足で、パパパっと描かれてて。ちょっと慌ただしかったかなぁ、忙しかったかなぁって印象でした。
猟奇事件だけが目立ってたけど、もっと、じわりじわりと来るホラーテイストで迫って欲しかったのですが・・・でも、やっぱり、アニメはテンポが大事ですし。
小説みたいに、少しずつ、色んなことを描いて、じっくり進めて行くっていうのは難しかったのだろうなぁとは思います。
学院の生徒達の間で囁かれている、学校の会談チックな話も、実は、全部、納得のいく説明がつく・・・っていう伏線回収も面白かったのですが・・・やはり、そういうの全部はアニメに出来ませんよね~。
それこそ、『黒の学院』だけで、丸っと1クール使っちゃいそうですものね。
ここら辺りは、ちょっと残念でした。
・・・って。原作厨なので、ついつい、小説との相違点を挙げてしまいがちなのですが、でもでも、アニメ版、私は、良かったと思います!!
好きですよ!!
荘厳な音楽、美しいバチカン、そして、彼らが奇跡調査で赴く先々のおどろおどろしいホラーテイストな描写。
毎回、お空が独特な模様で描かれていて、不気味でしたよね。
『黒の学院』に関しては、結構、完結に纏めるための変更点も多かったながらも、かなり残虐な猟奇殺人シーンはちゃんと登場していましたし、「触れて良いのか?」と思うナチスの残党についても、改変なく描かれていましたし。
そして、何より、動いて喋る平賀神父とロベルト神父があぁぁぁ(*><*)
サイコーでした!!!!
もう、私のイメージ通りの2人で、とても良かったです。
あっ。
そうそう。
原作だと、特に、1巻は、平賀とロベルトが、まだ、あまり「相棒」って感じではないのですよね。
ほんのちょっとだけだけど、ぎこちないところもあるというか。
そして、どちらかというと、平賀がホームズで、ロベルトがワトソン的な役割もあったりしていたのですが、アニメでは、最初から2人がとても良い相棒同士って感じで(*^^*)
そこは、嬉しかったなぁ。
大好きな小説ですもの(^m^)
アニメで見れて、嬉しかったです~っ。
はぁ~。
それにしても。
Blu-ray2巻までは、まだ、あとひと月ありますし。
アニメ本編のOAは終わっちゃいましたし。
う~。
引き続き、このロスをどうしたものでしょうか?(*><*)
でも、確か、来週くらいにサントラの発売のはずっ。
Amazonさんで予約しています。
次はそれを楽しみに、ロスを乗り切りたいです。
そして、せっかく買ったBlu-ray1巻。
もっともっと、見まくりますよ~っ。
という訳で。
今日は、萌えの赴くままに、『バチカン奇跡調査官 黒の学院』の原作小説、アニメ版の比較感想を書いてみました。
私はアニメから入って原作を全て揃えたのですが確かに黒の学院編の生徒の話はアニメではうっすらだったので頭の中を?まみれにしながら見ていたので小説を読んでからまたアニメを見ると理解度が上がりました!
改めて見ると平賀とロベルトの博識さに驚かせられますわ…もっと勉強しとけばよかったと思うのと同時に藤木禀先生に畏敬の念を抱きました。
私の周りにバチ官を語り合える方がいないのでこういう記事に巡りあえて良かったです(*^^*)
このブログの管理人のベルと申します。
コメント、ありがとうございます。
そして、お返事が遅くなってしまいまして、大変失礼いたしました。
kimiさんは、奇跡調査官、アニメから入られたのですね。
今は、原作を揃えられたとのこと、原作ファンとして、凄く嬉しいです。
是非是非、原作の世界もお楽しみくださいね。
アニメ世界よりも、より詳しく平賀たちの世界が見えてくると思います。
そうなのです。
アニメの「黒の学院」は、かなり駆け足気味でしたよね。
本当は、生徒達の人間関係もいろいろありましたし、セント・ロザリオ教会の神父様もたくさんいらっしゃいますし。
私も初めてアニメを見た時、これは、原作を読んでいないと、かなり分かり難いのではないかなぁと不安になりました(^^;;
でもでも、原作から大好きだった平賀とロベルトが、小説の世界を飛び出して、動いて喋るアニメになったことで、彼らの世界を視覚的に体験できたのは、凄く嬉しくて。
私は、アニメ版も大好きです。
原作は凄く長くて、まだ、以下続刊ですが、アニメの2期や3期は、どうなるんだろうなぁって、密かにドキドキしています。
ネタバレになってはいけないので、詳細は控えますが、ローレンやビル・サスキンス捜査官についても、深刻な展開があるので、そういうのもアニメで見てみたいなぁって思っています。
原作、わたし的には、「ラプラスの悪魔」が凄く好きなので、アニメでもやって欲しいなぁ~なんて(^m^)
・・・と。
長々と失礼いたしました。
私も、身近で、バチカン奇跡調査官について語れる人が居なくて(^^;;
つい、饒舌になってしまいましたです。
ではでは、kimiさんが、これからもバチカン奇跡調査官の世界を堪能されることを祈ってます~(≧▽≦)!!