懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 兵庫県南丹町の民家 モノクロ

2015年03月27日 | 茅葺き民家
南丹町は現在、篠山市になっている。
北へ延びる国道176号線を北上していたら小高い山の上に茅葺き民家が見える。
初めて訪れた時、丹波篠山は懐かしい田舎の風景に見えた。
最初見た心地よい光景は訪れるたびに思いだす。しかし、風景はどんどん変わっていく。茅葺は姿を消して新しい現代風の民家に建て替わり何処にでもあるコンビニのやチェーン店に変わりゆく。全国が画一的な町の風景になっている。
最初見た篠山の風景が思い出せなくなっている。
昭和50年代に訪れていたら随分古い建物や風景がのこっていたと思う。
平成の時代でもそんな昭和の断片を求めて民家を訪れた。
昔ながらの漆喰の塀で囲まれた民家、これだけでも昭和の風景である。
倉の前に干し柿が吊るしてある。
これだけで人の生活が伺える。