石原裕次郎の最後の歌に「我が人生に悔いはなし」があるが私なんか毎日悔いている。
趣味にしても投資にしても、あの時こうすればよかったのにとか、いまだに悔いている。
末期患者が口にした「死ぬ時に後悔する25の事」という本が話題になった。
人間死ぬ前まで悔やむのだなあと思った。
ネットを見ていたらヤフーの株を持ち続けていたら億万長者という記事が載っていた。
1995年、1000株を150万で購入した株は14回の分割で81万9200株になり3.8億円の資産になっているそうだ。セブン&アイの株は1000株180万円が1億8000万円になっているそうだ。
こんな株に将来性を見出し持ち続ける事はまずできない。
倍になれば売り払う、それよりNTTの二次売り出し255万が40万に下がるのが素人の嘆かわしいところだ。
成功するには運、鈍、根といわれている。
運は時代の流れを分析見通す能力を身につけ、ここぞと思われる時に出動できる事でしょうか。鈍は他人に惑わされず信念を貫く事でしょうか、根は根気強く
悔やむのは運も磨かず根気も鈍もなく平凡に生きて来たのを悔やむ。
会社に勤めている時にこんな人がいた。
中学を卒業して会社に入った。給料の2割を貯金に回した。
1年で4万円ほどの貯金だが5万円溜まったら1000株買った。買った株は決して売らない。
高度成長期になり給与は大幅に上がった。配当金も全部貯めて株を買った。
定年の時には年収550万円、配当金が500万円になった。無償増資などもあり総資産は7億円になったそうだ。これなど鈍を貫いた人でもある。
しかし、子供にこんな金残しても苦労をしていないのでギャンブルや働きもせず贅沢三昧な人間にしてしまう。ほどほどが庶民にはいいのかもしれない。
人はみんながやり始めてブームに乗ってくるものだ。これを繰り返していたらババばかり掴まされる。
「幸運の女神には後ろ髪がない」という言葉がある。みんなが摑もうとした時には掴むものがない。趣味なども誰もやらない時に信念を持ってコツコツやる。、50年も続けている人は偉いとおもう。