懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 島根県木次町の民家 モノクロ

2015年03月31日 | 茅葺き民家
木次町(現在は雲南市)周辺は私にとって魅力的だった。
まだ昭和の風景が沢山残っていた。
山間の集落を訪れると何があるだろうと思いながら走る楽しみは何歳になっても変わらない。
これは生きることへのエネルギーになっているのは間違いない。
老人の脳トレのアイテムがいろいろ開発されているが一番いいのは熱中できるものを持つこととそれにより感動とヤル気を生みだす事である。他人から訓練でやらされるのではなく自分で発見し体験する事であろう。
感動する心は若者であろうと年寄りであろうとかわらない。
知識や経験の豊富な年寄りの方の感動する心は豊かである。
無気力、無感動は若者の方が遥かに多い。
若い時は精神的にも弱い面がある。前日あれだけ行こうと思ったのに朝になるとヤル気がおきない。私もこんな事はよくあった。

三軒並んだ茅葺き民家があった。民家も集落、同様に衰退の一途をたどっているように思えた。解体もされずに私が来るのを待ってくれていたと勝手に思う事にしている。