懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の遺物たち 消えた特急列車

2015年12月09日 | 昭和の遺物たち写真展
昭和の時代からすると特急列車もずいぶん減った。新幹線網の整備、格安航空料金で在来線の特急の必要性がなくなった、車両の老朽化で姿を消したのもあった。
そうしてみると昭和40年代は特急の黄金期であった。
エル特急など一時間、二時間間隔で発車する特急もあった。
山陽新幹線の開業で多くの特急が消えたがブームになることはなかった。
それより平成に入り国鉄車両やブルトレ、ボンネット特急が消える時の方がにぎわっていたのではないか

あれだけ走っていたが案外撮っていないものだ、モノクロフィルムでは色のついて電車を
撮っても意味がない諦めもあったようにおもう。

人間は沢山の残っている時はなかなか行動を起こさない。みんなが動きだしブームを起きると大きな潮流になりみんなが押し寄せる。
現在のようにスマホやネットでみんなが情報を共有しているとその兆候は著しい。
私はみんなと同じ物を後追いで撮っも価値のあるものは残せないと思う。所詮人真似で人生を終える。人真似人生は悔しい。
自分で考えた個性的なテーマを探し出した方がいいと思う。