懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家 旧吉永町八塔寺の民家

2015年12月12日 | 茅葺き民家
八塔寺は岡山県のふるさと村に登録されていた。
昭和50年代に消えゆく故郷の風景が残る地域を選定し保存していた。
しかし、この財政難の時代、支援は打ち切られた。
それでも茅葺きは残っている。それを支える団体や個人がいるのであろう。

費用対効果の少ない事業を40年も続けただけでも素晴らしいとおもう。
これからの日本は少子高齢化に多額の借金、ギリシャのようになれば年金支給の半減、さらに増税の時代がくるかもしれない。いろいろな優遇策は見直しの時代がくる。
そんな時代がくると文化財の保存にも見直しがくる。
文化財も未来永劫残るとは限らない。

こんな人の住んでいない保存された民家を投稿するのは八塔寺を知らない県外の人をだますようで心苦しい気もする。