懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 岡山県旧東粟倉 これから寄合い

2017年02月19日 | 茅葺き民家
ご主人がこれから公民館で寄合いがあると言って出て行った。
バイクででたものの一杯飲んで帰るのであろうか
田舎には一キロ以内なら飲酒運転にならないと勝手ルールがある。
帽子もヘルメットじょなくてヤンマーの帽子では? 公民館までならヘルメット不要のルールがあるのかな

ご主人が出かけると奥さんが話の相手をしてくれた。
私を笑わせようとこんんな話を始めた。
ここは動物園になっていて夜になると動物が人の生活を見に来る。人が小屋の家に入り動物が人間を見物にくるという。
土地土地に面白い話や人を笑わせる人がいる。こんな話は貴重である。
長年住み暮せばコミュニケションのための面白い話があるものだ。

寄合いは村で生きていくためには欠かせない。災害時の助け合いには近所付き合いは必要だ。
人が大勢住んでいた頃は共同作業で村を支えて来たところが多い。

今は建設機械、重機で人力が必要でなくなった。家を建てたり茅を葺くのも専門の業者になった。

この民家の玄関付近が板張りで昔のままが。昔はどの家もこんな風であった。