懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

限界集落  2016年 茅葺写真展 その2

2017年05月18日 | 2016茅葺写真展
撮影場所 京都市左京区久多

久多は静かな集落である。人はまだ住んでいるが騒音はほとんどない。
春から夏場は鳥の声やセミの声がよく聞こえる。
ここの集落も昔は沢山の人が住んでいたと思うが農業所得だけでは生きて行かれず村を離れたのであろう。
無住になった茅葺民家を見ているだけで寂しさが漂う。


地方の学校をでても留まるのは三割程度、ほとんどは大都会へ職をも求めて移動している。
昭和30年代から始まった民族の大移動は今も止まる事はない。

これからの時代、米や野菜は誰がつくるのか材木は誰が育て魚は誰が獲るのであろうか
大都会の膨張を抑える事と地方の人口流出を防ぐ事は21世紀の課題である。
大都会の魅力は何か 大都会に住む課題問題点は何か
田舎に住む課題と問題点と田舎の魅力を聞き取り調査を分析し公表してほしい。
私は地方の過疎の問題より東京に一局集中させるのが一番の問題とおもう。
大地震が発生すると20万人に及ぶ死者と財産を失うことになる。膨大な難民が二次被害におちいる。東京の大震災は日本沈没だ。

過去からの人口流出の実態を知ってもらう。地方の魅力と産業や会社のPRを子供の頃から教えることも必要だ。