懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 函館本線大沼

2017年05月30日 | 蒸気機関車
大沼付近を走るD51牽引の貨物列車。

D51の牽引する貨物列車はいくらでも走っていた。
C62の牽引するニセコや客車専用の機関車ばかり追いかけてD51の貨物列車は冷遇された。
重連や三重連ならば鉄道ファンは色めき立つが一台で牽引する貨物は注目度が低い。

しかし、こんなどこでも見られた風景も時間とともに消えていく。
蒸気機関車もこんな貨物も消えて無くなった。

時間と共に風景も変わる。
知らぬ間に公衆電話もなくなり町の商店も煙草屋もなくなった。
やがて新聞配達も減るのか
田舎の集落の在り方もかわるのであろう。

生きることは働き家族を守るとともに時代を見つめ記録していくことか
野球好きは野球の切り抜きをスクラップしていく鉄道好きは鉄道写真を撮り続け切符などを集め続ける。野草好きは住む県の野草を撮り続ける。神社好きは全国の神社を撮り続ける。
人の一生は一度だけ来世などありません。千の風になる事もありません。

生きているうちに自分の生きた証を残す。この時代に生きた痕跡を残すこれを魂というのか