師走になると京都や奈良の寺院では大根煮(だいこんだき)やだいこん会(え)が行われる。老人から子供までおいしそうに食べているのは微笑ましい。
野菜嫌いな子供が多いのに大根だけ煮たのを美味しそうに食べている。
無病息災や中風防止に効果があると信じられてきた。
近くのお寺でやれば一度は食べに行きたいものだ。車椅子生活では階段の多い神社仏閣には諦めて行かない。
家内に言えば大根を炊いただけなのに家で食べようと寺院で食べようと変わらんとそっけない。
みんなで食べれば元気になりそうに思う。
家内がまた太い大根足のような大根を貰って来た。貰い物に文句はいうな素人の作った大根である。味に変わりはないだろう。
おでんの具の人気ランクでは大根は一位か二位に必ず入っている。
ジジババはいうのなら分るが若者も大根好きである。
大根役者とは言わせない。
歳を取ると大根の煮付けなどこんな物が一番好きになる。
食べたい物ばかり食べる。それが自然だと思う。テレビで健康長寿の食べ物と毎日やっているがそんなの見ない。喰う物くらい自分勝手にさせてほしい。