懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

老後の楽しみは若い時に始める。

2018年12月06日 | 日記

ブログを見ていた1960年代から地方の私鉄の写真を撮り定年後に本を二冊発行し現在は写真展や各地の鉄道ファンに写真を貸しだしている人がいる。

若い頃に撮り溜めた写真が老後のライフワークになっている。

ブログ名は「地方私鉄 1960年代の回想」

撮影者は風間克実氏 74歳 高校.大学時代に地方の私鉄を100路線は撮影

中には軽便(狭い軌道の小型鉄道)も多く撮っている。

しかしほとんどの路線はモータリゼーションで廃線になった。

1960年代の懐かしい風景や粗末な建造物の日本の風景が記録されている。

風間氏は大学卒業後は機械メーカーに就職 2005年に退職

定年後は若い頃に撮ったネガのフィルムスキャンし2010年からブログ発信

本の発行や写真展を実施している。各地には廃線になった路線を懐かしみ鉄道ファンも多くそんな写真展にもゲスト参加している。その当時の話を聞きたい人も大勢いるので講演会も行っているようだ。若い頃にやった事が老後のライフワークになっている。

地方の鉄道を撮影している人はほとんど都会に住んでいる人だ。

都会には鉄道研究会やクラブがあり情報が集り同好の志が沢山いたのであろう。田舎者はブームにならないと分らない。田舎の人間は情報にも疎いし電車も走っていないのでは興味も持てない。

趣味にしても投資にしても若い世代から経験も失敗もやっておいた方がよい。

特に学生や独身時代は好機である。結婚したら自分だけで遊びに行けない。定年後になって考えていては遅いものもある。 


懐かしい物 なまこ壁

2018年12月06日 | 懐かしい物

撮影場所 岡山県井原市

なまこ壁や漆喰の壁の家が続く。

外壁だから大雨や強風や地震の自然災害にさらされる。

在来工法で補修してくれる業者も少なくなった。

現在では時間と金の掛かる工法である。

最近は漆喰やなまこ壁もラスを張りホワイトセメントで施工した物が多いのでないか

こんな壁や板張りばかり撮影していても面白かった。こんな建物は長くは残らない。

フィルム時代は湯水の如くは撮影しない。二.三枚撮って終わりだった。

ガソリンを使い時間も使い何かの動機付けがないとこんな壁だけは撮らない。

やがて消える風景になるだろうフィルムに残して写真展なり自分のコレクションにしたい思いがあったのだろう。