ブログを見ていた1960年代から地方の私鉄の写真を撮り定年後に本を二冊発行し現在は写真展や各地の鉄道ファンに写真を貸しだしている人がいる。
若い頃に撮り溜めた写真が老後のライフワークになっている。
ブログ名は「地方私鉄 1960年代の回想」
撮影者は風間克実氏 74歳 高校.大学時代に地方の私鉄を100路線は撮影
中には軽便(狭い軌道の小型鉄道)も多く撮っている。
しかしほとんどの路線はモータリゼーションで廃線になった。
1960年代の懐かしい風景や粗末な建造物の日本の風景が記録されている。
風間氏は大学卒業後は機械メーカーに就職 2005年に退職
定年後は若い頃に撮ったネガのフィルムスキャンし2010年からブログ発信
本の発行や写真展を実施している。各地には廃線になった路線を懐かしみ鉄道ファンも多くそんな写真展にもゲスト参加している。その当時の話を聞きたい人も大勢いるので講演会も行っているようだ。若い頃にやった事が老後のライフワークになっている。
地方の鉄道を撮影している人はほとんど都会に住んでいる人だ。
都会には鉄道研究会やクラブがあり情報が集り同好の志が沢山いたのであろう。田舎者はブームにならないと分らない。田舎の人間は情報にも疎いし電車も走っていないのでは興味も持てない。
趣味にしても投資にしても若い世代から経験も失敗もやっておいた方がよい。
特に学生や独身時代は好機である。結婚したら自分だけで遊びに行けない。定年後になって考えていては遅いものもある。