女性のケアーマネージャから認知症予防に使う回想法の写真集を作ってと依頼があった。回想法は認知機能が低下した人も昔の懐かしい写真を見て少しでも改善するものだそうだ。こんなDVDは全国のニュースなどを集めたものが売られている。
皆が見た事のある光景ではなく地元の住むところの写真がほしいと作ることになった。
人に頼られるのはまだ人間としての残存価値が残されている事だ。
自分自身も写真だけを子や孫に残しても見たいと思わないだろう。解説がありストーリー性のあるものを作成する必要があった。
皆が一同で見られるようににプロゼクターを使い映写する資料を作った。powerpointで24項目についてとりあえず作成する。
写真探しから作成までのんびりと二か月掛けて作成できた。写真枚数は300枚
DVDタイトル 懐かしい岡山の風景
活用方法は
その1. まずは通っている介護施設で脳トレの後にプロゼクターで映写しみんなの感想や思い出を聞く。一回15分間 一週間に一項目づつ24週かけてやる
説明は介護スタッフにやってもらった。私にやってくれと言ったが私は介護の利用者なのであんたらがやらないとやってもらうことにした。やはり他人の作った物で自分の生まれる前の時代の事で説明に自信がないようだ。
何度か試行して漢字が読めないのと意味が分からないのが分かった。出来るだけフリガナを打つように修正した。例えば海鼠壁(なまこかべ)虫篭窓(むしこまど)漆喰(しっくい)洪積地(こうせきち)神仏混交、帆船、往来、風待ち汐待 ここは昔は海で瀬になっていた。瀬て何と聞かれるとはおもわなった。みんなが理解できる書き方をしないといけないと思った。
その2.特別養護老人ホームに貸し出し
ここの所長さんが私の写真展を見に来てくれ写真を30枚貸してほしいといわれた。老人ホームは平屋の長い廊下がありここに写真や絵を展示できるようになっている。
聞くとプロゼクターもあるので映写して回想法に使うのでDVDを提供する
地方新聞の担当者を知っているので使った感想を新聞社に掲載してもらうよう依頼した。私は全国紙しか取っていないので地方紙には取材依頼はしにくい。
その3.勤めていた会社のOB会にDVDを提供
社宅のあった敷地に平屋のOB会館を作ってくれている。
30人が入れる会議室に写真クラブや絵画クラブやパソコン教室のメンバーが使っている。パソコンやプロゼクター、コピー機はなどは会社から貸与してもらっている。
各クラブてサンプル的に映写してDVDを使って昭和を語ろう会かできないか役員の人に依頼している。
その4.図書館や公民館活動で映写会ができないか交渉してみる。
20名から30名くらいで映写会ができればいい。
私が車椅子のためバリアフリーな場所で身障者用トイレのある場所限定。
人前で話すのはボケ防止に最適であると思う。
老人の話しは長いくどいわからん話し方にならないように注意がいる。
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