懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 古木のある家

2019年07月30日 | 茅葺き民家
撮影場所 京都府旧美山町
茅葺民家の横にクヌギの古い木がある。
クヌギなど何に使うのか何本か並べて植えて竹を渡し野菜や穀物干しに使うが一本だけ残している。この木は人がドングリを蒔いたのか勝手に生えた物かわからない。
大きくなって何の役も立たないが家のシンボルに置いてあるのか
木に傷を付ければ樹液を吸いにカブトムシが寄ってくる。
夏になると夜中や早朝にカブトムシやクワガタを獲りに子供と行った。
長袖長ズボンに長靴手袋に蚊取り線香を持って山の中に潜入する。
蚊よけのスプレーなど無かった。
蛇を踏まないように子供を三人連れてよく行った。
天然のカブトムシは力が強い獲ろうとしてもしがみついて離れない。
春先には牧場の牛の糞置き場にカブト虫の幼虫を掘りに行った。
岡山県の畜産の盛んな所ではカブト虫の事を糞虫という。牛の糞に卵を産み生育するためだ。
何回か春に幼虫を持ち帰り育てたが成長が悪いし奇形が生まれたり自然のままにしておくべきだった。
自分は子供に何を教えたかと山や海川の自然遊びくらいのものだ。