懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしの蒸気機関車写真展 その21 「駅の風景」 広島駅

2013年08月05日 | 懐かしの蒸気機関車写真展
撮影場所 広島駅

広島駅を21時過ぎに発車する急行「音戸」夜汽車で大阪に早朝につく。
座席で寝るので十分寝られない。
呉線経由で糸崎までは蒸気機関車が牽引し糸崎から電気機関車が牽引する。
その当時だと糸崎からはEF58が牽引したのであろう。
その当時の客車には冷房装置はついていない。
夏場は蒸気機関車でも少し窓を開けて走行したのであろう。
通勤電車に冷房が入ったのが昭和45年7月だそうだ。
蒸気機関車は冷房を入れるにしても電力がない。
照明用の蒸気タービン発電機がやっとである。
蒸気機関車は発電機もコンプレッサーも一式備えつけられていた。
コンプレッサーはブレーキ操作用のエアーだった。常時加圧で圧力を抜くとブレーキが掛かる。エアーレスシャットの安全サイドで作られていた。

夜、広島駅で夜行の音戸が発車する前に三脚で撮影した。
露光時間はヤマカンで段階的に変更して撮影した。
私はこの後、九州に夜行で移動したが私を待っていたのは梅雨の雨だった。

この写真を銀河鉄道999のDVDの写真に使わせてほしいと依頼があった。
銀河鉄道999はC6248号機がモデルである。C62型は49両作られているのでC6248は実在する。
C6248で検索すると沢山の写真が投稿されている。私の写真よりいいと思ったが夜汽車の写真がほしかったのであろうか、写真を提供したらDVDをおくってきてくれた。
ネットで検索すると昭和30年代から昭和60年まで膨大な蒸気機関車の写真が残っているのだと感心した。


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