懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 島根県旧仁多町の民家

2015年09月17日 | 茅葺き民家
仁多町は現在は、奥出雲町になった。
横田町と共に奥出雲町になった。
仁多米が有名なのだそうだ。鶴瓶の家族に乾杯にも登場した。
観光地も少なく興味のある人しか訪れない。
私はどちらかというと皆の訪れない町村に宝物の風景が残されているように思う。、

過去に撮った写真を見ていたら仁多町の茅葺民家が出てきた。
撮った記憶さえ残っていない。
記憶に残るインパクトのすくない民家であったのだろう。
一部の人しか記憶にも残っていない風景が人知れず消えていくのだ。
しかし、人知れず消えた民家に味わいがある。

昭和の遺物をテーマにした写真展をした。
茅葺民家や木の橋、木の半鐘に人々の暮らしが゛見えて懐かしくジーンとくると言ってくれた。写真を撮る時はどんな物をどう撮れば人は懐かしくジーン来るかを考えなくてはならない。見え見えのヤラセでは 嫌らしいのでさりげなく自然体でなければならないのが難しい。



日本茅葺紀行 NO,241  和歌山県日高川町の民家

2015年09月16日 | 日本茅葺紀行
和歌山や奈良の山間部は谷が深い。
小さな道路は吊り橋が多い。
吊り橋マニアには魅力的な土地だ。
そんな山間部を入った日高川町に茅葺民家がある。

この家は地名と苗字がおなじである。
昔から土地を治めた1庄屋でなかったか

日本の地名は苗字からつけられたところが沢山ある。関東は武将が地名になっているのが多い。足利、新田、熊谷、結城、山形は天童や寒河江、岡山では妹尾など。

この家はNHKの朝ドラで山口智子がヒロインの物語に出ていた民家だそうだ。

懐かしい物 格子と自転車

2015年09月15日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山市庭瀬

格子と昔ながららの古い自転車、麦わら帽子、昭和の風景である。
撮った時は当たり前の風景であった。
当たり前の風景だったがこんな風景は近い将来消える風景だとは思った。
しかし、意欲的に手当たり次第に撮っていく情熱はなかった。


岡山の茅葺民家 斜面の民家

2015年09月14日 | 茅葺き民家
撮影場所  岡山県旧建部町 (現在は岡山市)

棚田地帯にある茅葺1毅民家
田も民家も斜面にある。
昔、山間地で人口が増えると次男や三男は厳しい土地に家を建てざるを得ない。
厳しい条件で家庭を持ち子供を育て生活してきた人々に敬服する。
山間地に住む人々はみんな厳しく生きてきた。
過疎化、限界集落へと進む集落を記録するのがアマチュアの使命かと思う。

向かいの斜面からあろるいて撮影にいく。蛇や蚊のいなくなったシーズンん撮影する。

日本茅葺紀行 NO,240 島根県旧横田町の民家

2015年09月12日 | 日本茅葺紀行
横田町はかってはカンナ流しによるタタラ製鉄で栄えた。
今も刀剣用の鋼を作っている工場がある。
島根半島は島だったがカンナ流しによる砂で出雲平野を作り陸続きになった。
斐伊川は出雲の西で日本海へ流れていたのが宍道湖、中海から境港にルートが変わる。

かっては茅葺民家も沢山あったが時代の流れで次第に姿を消している。
茅葺の消滅と集落の消滅が同時並行に進んでいる。
私は鳥取県の日南町から横田に入る。大蛇ループから来ると遠回り

蒸気機関車 D5112.13号機

2015年09月11日 | 蒸気機関車
室蘭本線 追分駅

過去に撮った蒸気機関車の写真を見ていたらD5112号機、13号機連番の写真がでてきた。D519号機、10号機を撮っているので11号機を撮っていれば連番になる。
11号機は岩見沢にいたので撮っているかもしれない。
ナメクジ型は伯備線にいなかったので憧れもあった。世の中にはナメクジ型のファンもいることであろう。
蒸気機関車の写真はいろんな楽しみが出来た門鉄デフばかり撮る、9600型ばかり取る、8620型ばかり撮るなどのたのしみ方もあったが追い求めるには時間がたりなかった。蒸気機関車廃止に気付くのが遅すぎた。


日豊線 佐土原駅


余談、追分は分岐路の事、信濃追分は街道の分かれ

信濃追分で唄われていた馬子唄が北海道に渡り江差追分になったといわれている。

写真展 昭和の遺物たち ご案内

2015年09月08日 | 日記
写真展の御案内

下記日程で写真展を開催いたします。
興味のある方は是非、写真展をご覧いただき時代の変遷を感じ取ってください。

・写真展タイトル  「昭和の遺物たち」
・開催日   平成27年9月9日(水) 13時から9月15日(火)16時まで
・場所    岡山市内山下一丁目 中国電力岡山支社 エネルギアプラザギャラリー
       場所はネットや携帯の地図機能で検索ください。 

今回の写真展は定年後 5回目の写真展です。茅葺民家、古い町並み、蒸気機関車、岡山の茅葺民家とやってきました。平成の現在も昭和の風景を追い求めています。

中高年の多くの方は昭和に生まれ昭和に暮らしました。昭和が長かっただけに思い出も多いと思います。生活面で昭和を表現すれば、1.建造物や機械がスクラップ&ビルドの時代 2.素材が天然素材から合成素材に変わった時代でもあります。
合成繊維や合成樹脂、合金が大量に安価に作られ豊な生活の時代になりました。
そんな昭和の時代に作られ淘汰された数々を未発表のネガから選び出し鉄道、農村風景、町の暮らしで展示します。

テーマはあるものに特化することなく総花的にとりあげています。岡山の軽便鐡道、国鉄民営化で消えた風景、時代とともに消えた列車、昔の農機具、消えた町並みの風景をおとどけします。






茅葺民家 兵庫県旧篠山町八上の民家

2015年09月07日 | 茅葺き民家
国道372号線沿いの八上に古い通りがある.
たぶん国道372号線の旧道のようにおもう。
瓦屋根も日本瓦で瓦にコケが張り付いている。
瓦にコケが生えたりベンケイソウが生えるには100年という長い時間がいる。
倉敷の古い民家はベンケイソウが生えるのを重宝する。
準絶滅危惧種にして保存しているグループもある。

ここの集落の民家は道路に面しているので妻入りである。
篠山の道路に面している家や茅葺民家はほとんど妻入りである。
最近の新興の住宅は妻入りにこだわらない。

茅葺民家が三軒ならんでいた。この並びの西にも茅葺民家はある。
しかし、この三軒は今はなくなった。