オリジナル作品レッスンで
出来上がった生徒さんの作品の
ブログ展覧会 その㉑です。
はにぃさん (NHK学園市川オープンスクール)
毎日のようにお弁当とにらめっこしつつ、
やっとなんとか出来上がりました。
最初、ひとつのテーマで
すべてのビーズを使おうとしてうまくいかず、
それぞれのビーズにテーマをもたせて作ることにしたら、
デザインが浮かびやすくなりました。
「時にはカッコよく」
黒とシルバーのビーズがたくさんあったので、
ハード系にしようと思いました。
来月ライブで武道館に行くので、
その時に付けて行くことを妄想しつつ(笑)
暗い会場内で、シルバーがキラッと反射するところとか、
拳を振り上げたらブレスが目立つかなとか。
白や黒のライブTシャツにも
ピッタリに仕上がって満足です。
長いネックレスは、シルバーと黒の配置に
ちょっと苦労しました。
ジオメトリックなブレスは単純ながらも
我ながらカッコいいなとうぬぼれております(笑)
まるで雑誌の1ページみたい!
ひとつひとつはシンプルなのに
方向性の合ったシリーズでまとめると
こんなにも迫力が出るという
良い例ですね。
シンプルなラインの中の
ジオメトリックな編み込みブレスが
効いてます!(K)
「時にはやさしく」
春らしい優しいグリーンの
丸い可愛いビーズを生かしたくて、
弁当箱からやさしい色合いのものを集めてつくりました。
金属ぽさを除いて、紐やコードで
やさしさを表現してみました。
が、あまりにやさしすぎて、
ちょっと存在感が薄いアクセサリーに
なってしまったかなと思います。
丸いビーズがもうちょっと大きければ
よかったかもしれません。
あるいはもっと数を増やすとか・・・。
なるほど。
こんな試行錯誤も勉強になりますね。
まず、色合いと素材の組み合わせや
全体の雰囲気はばっちりだと思います。
私はこういう時、
「ヨレヨレの美しさ」と呼んでいるのですが
このヨレヨレさが中途半端になってしまったのが
反省の原因かもしれません。
ということは、もっとヨレヨレの方向に
寄せてあげればよいのでは?
革紐の色合いはこのままで
もっと細い、ハリの無い紐にして
頼りなさを強調し、
ビーズはシードビーズなどを
もう少し増やしてみたら
雰囲気のある作品になるかもしれません。
いろいろやってみるといいですよ。(K)
「時にはスタイリッシュに」
シルバーの大きいパーツが残ったので、
ショップでよく見るような、
チェーンのフリンジを付けてみました。
ネック部分のチェーンをスタイリッシュなものにして、
マンテルでアクセントを付けたので、
シンプルながらも使い勝手のいい
ネックレスになったかなと思います。
OLさんに使って欲しい感じです。
弁当箱のリボン、チャームと、
手持ちのイニシャルシェルパーツで、
以前キットにもあったようなブレスレットにしました。
ネックレスと一緒に使うと、
はずしアイテム的になるかなと妄想してます(笑)
さりげなく、サラーっと
作られたようですが、
こういうの一番難しいんですよね。
メインのビーズと首周りのチェーン、
タッセルのチェーンの太さ、長さのバランスを
少し間違えるとこんなに
スタイリッシュに見えません。
はずしのブレスも良い味出しています。
自分用ではなくて、だれか他の人を想像して
作品づくりをするというのも
もうプロの領域?!
さすがです!(K)
洋服を作るので、ついつい、どんな服に合うか、
ということを考えてしまいます。
ビーズ弁当は、制限もあり、
自分が使いにくいようなアイテムもありで、
とにかく難しかったのですが、
とても勉強になりましたし、楽しかったです。
実は手元にまだあと二つ、
お弁当箱があるので(福袋で入手)
今度はそちらで妄想を繰り広げようかと思います。
妄想を実現する技術の習得、
感性の修練に、これからも邁進しますので、
今後ともよろしくお願い致します。
日ごろからお洋服を作って販売されているだけあって
ただ作るだけでなく
コンセプトの作り方や
見せ方も手馴れていらっしゃいますね。
おっしゃる通り、感性を磨くトレーニングには
終わりがありませんし、
日々自分と向き合って高めていくもの。
beads cafeのレッスンを
有意義に使ってくださっていて
私も本当に嬉しいです。(K)