2022年7月24日(日)
善光寺の境内に気になる石標がある。
「是よりかるかや堂六丁」
「かるかや山 西光寺」はもっと駅の近くにある。
この指の方向に進んでみたくなる。
善光寺の裏の駐車場から出るところにある石碑。
「右さんごうみち、左とかくしみち かるかやみち」
道路を渡って路地を進む。
湯福神社の前にも指指している。
ここもまだ六丁。
指差す方向に進む。
5丁見つけ。
ずいぶんな坂道で汗が吹き出る。
みちの脇にはイチジクやリンゴの木。
下に見えるのが長野市内。
このみちは戸隠に行く道。
その道を横断して、まだ坂を登る。
突き当たりで待っていてくれたのは六地蔵。
そしてまた「六丁」の石碑。
どうやら着いたらしい。
お寺はワンダーランド。
このお寺は謡曲や、説経節でも知られる「刈萱物語」の刈萱上人の終焉の地。
このお寺も全国善光寺会の会員であり、御開帳期間中は柱が立っていたらしい。
「往生寺」よりも「刈萱堂」と呼ばれている。
まだ上に続く階段。
お堂が建っていたが、何も表記がない。
まだ横の道があるので行く。
どうも先は墓地らしい。
ここが刈萱上人の御廟であった。
途中にあった「遊歩道入り口」
遊歩道なのか?と思うくらいでの道で、一人ではちょっとドキドキ。
ここにもお堂があった。
遊歩道はまだ続くが、ドキドキが治らないので、ここで戻る。
下って行く途中にもお堂がある。
ここには「波切不動尊」が安置されている。
下に降りて鐘楼を見る。
「夕焼けの鐘」ってなんだろう?
童謡の「夕焼け小焼け」の作曲者「草川信」さんはここ長野市の出身。
この鐘の音から作曲したのではないかと言われている。
また、ここからの眺めは長野市の「ながの百景」に選ばれている。
それだけ高いところまで坂を登って来たのだ。
また疑問が増えた。
ここと、長野駅近くの「かるかや山 西光寺」とはどんな関係なのだろうか。