今週のニュース
善光寺大本願の鷹司誓玉上人が4月8日で退任することが決まった。
ニュースを読んで寂しくなった。
善光寺は宗派のないお寺である。
そのため、管理は大勧進のご住職と大本願のご住職が兼務している。
鷹司誓玉上人は95歳。
今はお朝事などの善光寺本堂での行事は副住職の方が対応しており、お見かけする事がなかった。
先日、善光寺節分会の枡に文字を書いている姿をテレビでお見かけした。
不思議であるが、鷹司誓玉上人をお見かけすると涙が出て来るのである。
とても不思議な感情である。
鷹司誓玉上人が優しさに包まれているのだ。
今年還暦の私。
先日の善光寺節分会では、豆をまかせていただいた。

その時にいただいた枡は、ニュースで見た鷹司誓玉上人の字ではないだろうか。
枡は、大勧進と大本願のご住職が字を入れる。
どちらを頂けるかはわからないのである。
これも、ご縁である。
鷹司誓玉上人の雰囲気は日々の祈りから出てくるものなのだろうか。
見習いたいものである。