ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

越前岳

2014-07-27 21:02:55 | 山歩き
富士登山も近付いたのでお山に行ってきました。

金時山に登ろうと思ったのですが、撮影もしたかったので「越前岳」に行きました。
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霧が出ていて、きれいな朝焼けは見えないと思ったら、霧がオレンジ色に。
開けた場所まで急ぎたいのですが上り坂。
展望台に着いた時はすでに遅かったです。
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撮影終了後に気がつきました。
いろいろ忘れ物してるって。
というわけで、再び駐車場に戻り登り直し。

登山道の入り口にお地蔵さんが祭ってあります。
登山の安全祈願をして、3段の石段を降りようとしたとき、ツルっとすべり、石段に尻もち。
「痛い。行くなということ?私は行くわ。石は安全に歩きます」
そう言って再び登りだしました。

予定通り2時間で頂上に到着。
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反対側は駿河湾が見えるのですが、今日は雲海の中。
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朝食を取ってから、「富士見台」に向かいます。
5000円札の富士山写真を撮った岡田紅葉さんも訪れたという場所です。
春にはまだ草がなく、富士山を撮影するのによいポイントでしたが、夏は草が伸びてしまいいまいち。
ちょうど雲海が出ていました。
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後は戻るだけです。
今日はハチなどの小虫につきまとわれました。
私そんなに良い香りするのかしら。
耳元でぶんぶんされるとイライラ。
楽しい山歩きも気分半減。

11時には下山し、自宅に帰宅しシャワーを浴びて父のお見舞いに行きました。
何だか、だんだんお尻が痛くなってきます。
鏡で見たのですが、特に何でもなさそうですが、やっぱり後ろは見えないのです。
もしかしたら、大きな黒ずみができているかも。









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箱根旧街道から三国山

2014-04-29 09:33:48 | 山歩き
GW3日め。(4月28日)
年休を取ってお休みにした。

天気予報で、明日から天気が崩れるということなのでその前に山歩き。
今回参考にしたのは、この本。
日帰り山さんぽ―厳選32コース掲載! (散歩の達人MOOK)日帰り山さんぽ―厳選32コース掲載! (散歩の達人MOOK)
価格:¥ 905(税込)
発売日:2014-03-14


本ではスタートは「箱根町バス停」で、ゴールは「桃源台バス停」となっている。
まあ、どの本も東京を中心に考えているからね。
今回私は、芦の湖を1周する予定にしているので、スタートは箱根神社の第2鳥居となる。

風が強くて、芦の湖の水がひどく波立っているし、水量が多い。
気温も低く8℃。
空も曇り空であるが、富士山はしっかりと出ていた。
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時間は7時。
まずは、道の駅「箱根峠」を目指して出発。
早朝の箱根の関所跡は誰もいない。
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駒形神社で安全祈願。
駒形神社も修復中だった。
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駒形神社の横から旧東海道に入る。
杉並木が続く石畳の上り坂。
以前三島から箱根へ旧街道を歩いたのでここを知っているが、初めての人にはわかりにくい場所である。
また、旧東海道の出口もとんでもない所でる。
国一の東海道と箱根新道の分岐のあたりにぽっと出る。
歩行者が道の下から現れるので、車の人は要注意場所である。

道の駅「箱根峠」到着。
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道を渡って「外輪山周廻歩道」の階段を上がっていく。
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ここまでほぼ1時間。
すでにお疲れ。体力の衰えをひしひしと感じた。

この歩道も整備がすすめられ、道がわかりやすい。
それがいいか悪いかは別の話。
ただ、木の階段は歩幅が小さい私にとっては、とっても疲れる。
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今回のルートはほぼ県境を歩くことになる。
芦の湖スカイラインが神奈川県ではなくて静岡県側を走っていることを知っている人は少ないと思う。
私はこの静岡県側の市に住んでいるので、今日も市内から出ずにご近所を散歩しているのである。

箱根の山は笹が群生しており、今日も両脇笹の壁である。
その壁の途中に「海ノ平」の表示があった。
何のことかわからずスルーしたが、ここが941mのひとつ目の山だった。
ここを超えると富士山が現れ、周りから声がしていたのはゴルファーだったのかと気付いた。

芦の湖スカイラインの料金所の横を通り過ぎる。
富士山が見えている間は雨は降らない。
この調子なら大丈夫そう。
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道のあちらこちらにこの看板があった。
皆さん気をつけて。
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山伏峠に入る。
2時間強歩いてお腹が空いたので朝ごはん。
今回参考にした本では、「このテーブルにたつと芦の湖が良く見える」とモデルの女性二人がテーブルに乗って写真を撮影している姿や、そこから撮影した芦の湖を掲載していたが、テーブルはテーブルであり、踏み台ではない。
散歩の達人の編集部の方のモラルの低さを感じてしまう、残念な記事である。
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「レストラン レイクビュー」の裏の展望台は最近できたようである。
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風が強くて寒い。
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歩いていると、「落石注意」の看板が頻繁に現れるようになった。
これを見ると恐ろしくなる。
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みつばつつじが咲いている。
私この花の色が好き。
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足元におがくずのようなものが。
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誰のいたずらかと、上をみると立派な仕事をした方がいたようだ。
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大きな木が沢山あった。
この木は「俺は昔からここにいて、何でも知っているぞ」と言っている感じ。
ブナの木?
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九頭龍神社の鳥居が見えた。
いつも対岸から見ていた山に登っているのだと実感した。
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神奈川県の歩道はよく整備されており、丁石ではないが、こんな標識が50mごとにあるため、どれくらい歩いたを把握できてよい。
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バイケイソウが道を開けてくれている。
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この先が三国山の頂上。
時間は10時45分。
ちょっと疲れたので休憩。
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自然はすごい生命力を持っていると感じる。
木が折れているのに、桜の花を咲かせている。
次の代を作るには、この花が重要なのである。
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どんなに疲れていても、木の間から富士山が見えると元気になる。
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春の山歩きは、桜の花びらで道が楽しいから好き。
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湖尻峠が見えた。
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この歩道は、この先乙女峠まで続くらしい。
そのコースも挑戦したいな。
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今日は湖尻に向かうために、箱根水門に向かう。
私たちは、小学校の郷土史でこの箱根用水の勉強をする。
たぶん、小学校6年生の時に来ているはずであるが、湖を見ながらお弁当を食べたことしか覚えていない。

箱根水門に出たら、湖尻水門に向かい、湖水水門を歩いて、芦の湖キャンプ村の中を歩く。
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ここはキャンプだけでなく、レイクサイドビィラも併設している。
コテージがいい感じ。
ここで宿泊もいいかも。
ちなみにこのルート、トイレがまったくないので、ここまでは我慢しなくてはいけない。

キャンプ場を抜けると、「桃源台駅」。
ここからバスも出ているし、観光船もロープウェイもある。
観光船で元箱根まで帰るのもよいルートである。
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私は、湖尻に向かいそこから龍神通りを通って箱根園に向かう。
今日は箱根神社の元宮には寄らない。
対岸の山から、じっくりと眺めさせていただいた。

箱根園から箱根神社に向かい、無事に歩けたことにお礼をする。
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ちなみに、この写真に写っている方のほとんどが海外の方。

九頭龍神社の新宮は明日が例祭。
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おみくじをひいたら「大吉」だった。
久々の大吉。
箱根の神様が「よく頑張った」といってくれているようで涙が出るほどうれしい。
ただ、引っかかる言葉は
「不義の楽しみに身を過(あやま)たぬ様にせよ」
不義の楽しみって・・・

車に戻ったのは16時。
途中「箱根九頭の森」でも遊んでいた。
楽しい1日だった。

西側の湖岸にハイキングコースもあるようなので、今度はそちらを歩いて1周したい。











































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山中湖交流プラザ~山伏峠

2013-11-19 23:35:28 | 山歩き
久々に日曜日の天気がよかったので、トレッキングに行きました。
今回は、以前から行きたかった山中諏訪神社の奥社を目的地にしました。
今回は、こちらの本を参考にしています。
富士五湖周辺の山あるき (大人の遠足BOOK)富士五湖周辺の山あるき (大人の遠足BOOK)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2011-07-20


山中湖に着いたのは、7時30分。
山中湖交流プラザに車を駐車する予定でしたが、今日はイベントのため貸切でした。
仕方がないので、少し離れた湖畔の無料駐車場に駐車しました。
車では数分なのに、歩くと30分も掛かりました。

今日は湖面にもやが出ていて、富士山も頭しか見えません。
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周辺も不思議な雰囲気です。
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山中湖交流プラザの反対側にある「三国山ハイキングコース入口」からスタートです。時間は8時30分。
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サクサクの落ち葉の上を歩きます。
昨夜に雨が降ったので、落ち葉が濡れています。
あっという間にズボンの裾が汚れてしまったので、スパッツをつけることにしました。
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8時55分にパノラマ台に到着。
ここはいつも富士山の写真を撮る人たちでいっぱいです。
今日は湖面にもやがかかった写真が撮れたようです。
私はちょっと遅れてしまった感じです。
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ここから、鉄砲木ノ頭(明神山)1291mに登ります。
この頂上に目的の山中諏訪神社の奥社があります。
出発は9時。
霜の降りた道を歩きました。
勾配がきつくて、汗だくだくで息も切れ切れ。
今日はメガネだったので、メガネが曇ること。

9時30分に念願の鉄砲木ノ頭(明神山)に到着。
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念願の山中諏訪神社の奥社にご参拝です。
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すでに先客が3名ほどいました。
皆さん三国峠から来たようです。
少し会話をして、それぞれの方向に歩いて行きました。
私もコンタクトを入れて、切通峠に向かいました。
時間は10時でした。

この時期のトレッキングは眺めがよくて好きです。
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ところが、今年歩いた富士山周辺はみんなそうでしたが、とても倒木が多くて、途中で道がわからなくなりそうに・・・
毎回ピンクのリボンに救われています。
切通峠(1050m)についてひと安心。
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時間は10時40分。

次は高指山へ向かいます。
見え隠れする富士山を見ながら、歩きます。
と、また急坂が・・・
お腹がどんどん空いてきます。
頂上に着いたらお昼にすることを楽しみに重い足を勧めます。

11時15分、高指山(1174m)到着。
富士山見てまたまた感動です。
ここで、富士山を見ながら昼食にしました。
と言っても、今日は準備をしてこなかったので、コンビニのおにぎりです。
やっぱり手作りの方が美味しいな。
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富士山見ながら考えました。
今日は天気がいいからもう少し歩こうと。
ルートを少し延ばして、山伏峠まで歩くことを決め、11時40分に歩きだしました。

富士岬平(1170m)に11時55分に到着。
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先に進むとブナの林に感激。
立て札がありました「ブナ三昧の尾根」ぴったりの表現です。
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急な下りや、やせ尾根、鎖がある急斜面を楽しみながら12時45分に大棚ノ頭(1268m)に到着です。
ここは眺めがよくないところでした。
一度もとに戻り、巻き道を下ります。

残り少ない紅葉です。
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13時5分、山伏峠に到着です。
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これから先もありますが、今日はここで終了です。
ここからは、山伏トンネルの道志村側に降りて行きます。
ここが、ひとりしか歩けない細い道を、濡れた落ち葉がひきつめています。
横は谷。
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慎重に下り、13時30分トンネルに到着。
これで山道は終了です。
ここから、本では「タクシーで・・・」とありましたが、私は歩きます。
国道413号を4km強歩いて、平野のバス停まで歩きました。
平野から湖畔を歩きます。
富士山には雲がまとわりついていました。
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15時15分駐車場に戻ってきました。
すぐには帰らず、湖畔で雲の中に沈む太陽を眺めていました。
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富士山三昧の1日でした。











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宝永山に登る

2013-10-14 12:38:49 | 山歩き
13日に宝永山に登ってきました。

昨年、富士山須山口登山道を歩いた時は、体力的な心配と、天気が不安定だったので宝永山には行きませんでした。
そこで、今年こそは小学校6年生の遠足から36年ぶりに登ってみようと計画していたのですが、なかなか休みと天候が会わずやっとこの連休に行くことが出来ました。

今回は、富士宮口から出発です。
富士宮5合目はすでに雲海が広がっていました。
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登るルートも2か所あります。
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宝永山には登らず、火口だけ見たい場合は、富士山登山道を6合目の山小屋目指して歩き、そこから第1火口の分岐に出て、火口を見ながら下に下り、第2火口の横から駐車場に向かうルートを歩くのをお勧めします。

今回私は第3火口にも行きたかったので、駐車場脇の入口から入り火口を目指しました。
時刻は7時35分。
まずは森林帯を歩きます。
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写真を撮りながらのんびり歩いても30分程度で火口に出ます。
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去年の富士山須山口登山道の辛さを考えたら、驚きの時間です。
まずは第2火口に降りて行きます。
御殿場口からくる方はここを登るのですが、足場が悪く(埋もれてしまうため)とても大変です。
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次は第3火口に降りて行きます。
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右側が、今日登る宝永山です。

お腹がすいたので、おにぎりをパク。
朝も1個食べたのですがね。

今度は上に向けて出発。
時間は9時になっていました。
地図には御殿庭上から御殿庭中に向かって道が横断しています。
ところが、倒木が多くて道がよくわかりません。
頼りのリボンもなかなか見つけられず、かなり不安な状態。
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今日は熊鈴も忘れてしまったし・・・。
天気が悪かったりしたら、あきらめなくてはいけないルートです。

それでも何とか予定のルートに戻り、今度は上を目指します。
息が上がり、体力の無さを実感。
それでも、写真を撮りながらだとかなりゆっくりなペースなので、登れちゃうのだと思います。
この植物、よく見かけるのですが、カラカラな感じがしますが、エアープランツとかなのでしょうか?
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富士山の紅葉も遅れています。
からまつがあまり色づいていません。
森林限界です。
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宝永山、ライオンの横顔に見えますか?
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第1火口の分岐から火口に降りて行きます。
時間は10時20分。
火口に降りて驚きました。
私はここを「地獄」だと思いました。
大きな石がごろごろ。
これって、噴き出された岩ですよね。
噴火の恐ろしさを改めて感じました。
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第1火口って頂上の火口より大きいのです。
大きさわかりますか?
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11時30分宝永山頂上に到着。
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先に歩いていた小学生の団体さん達も昼食を取っていたので、私も頂上でお昼にしました。
ひとりで歩いていると、そんなにゆっくり休憩をとらなくていいので、食事をとったら出発です。
小学生のときのコースは、ここから馬の背へ出て御殿場の大砂走りを下山して御殿場口へ降りましたが、今日は富士宮口に車があるので、富士宮へ戻らなくてはいけません。

馬の背から富士宮口の方へ下山しようと思いましたが、十二薬師と呼ばれている岩峰群を近くで見たかったので、少し上に向かって歩きました。
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これが、マグマが地上に出て固まったものです。
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噴火を想像することが出来ます。
この写真を撮るために富士山に寝そべったのですが、とっても気持ちがよかったです。
大地から癒やされる感じ。

下りは、砂走りみたいなものですからスピードをつければあっという間に下れるのですが、登山道下山道が分かれているわけではないので、迷惑にならないよう、埃をたてないよう、ゆっくり歩きます。
中には一気に下って行く人もいましたが・・・。

すれ違う人に「こんにちは」って声をかけるのですが、最近は返事をしてくれる人は少なくなりました。
当然登り優先なんてこともありません。
まあ、観光地富士山ですからね。
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本日の歩数19600歩。
いいお散歩でした。

















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2013年 富士登山

2013-08-01 05:19:30 | 山歩き
毎年恒例の富士登山です。

今年はいつも一緒に登っている友人から「体調不良のため登山をやめます」と連絡がありました。
私も、登山のための体力作りもしていないし、世界遺産になって登山者が増えていると言うので、どうしようか悩んでいました。

別の友人からは「登ってきました。登山して良かったです。」のメールが・・・。
行くしかないでしょ。と言うわけで、今年も登頂してきました。
ただし、やはり体力に自信がないので、単独登山にしました。

7月26日 金曜日 須走口 日帰り登山 に決定。

25日仕事から帰宅して登山の準備。
ご飯を炊いておにぎりを握ります。
21時30分準備が出来たので出発。

本日はまだ交通規制をしていないので、アザミラインを登ります。
途中、道が暗い上に霧が発生し、視界が悪くなりました。
それでも22時30分には須走口5合目に到着。
すでに駐車場は満車なので駐車場の管理の人の指示で路上駐車をします。
寝る準備をして、本日は車の中で就寝。

2時30分に起床して、登山準備。
5合目の山小屋は光々と電気がついて、店の方がお見送りをしてくれます。
3時45分登山開始。
すでに東の空は赤くなり、空も白々としてきました。

須走口の初めは森林の中を歩きます。
1時間ほど歩いたところで、森林が開けたので、ここでご来光を見ることにしました。
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三脚とカメラをセットします。
そして、ミラーレスを首からかけて準備完了。
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後ろには富士山と月があります。
4時30分。予定通り雲の中から太陽が顔を出します。
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1時間ほど撮影を楽しみ撤収。
この三脚とカメラの重みが肩にかかります。
5時20分登山再開です。

須走口は歩きやすいのですが、7合目あたりがとてもきつかったです。
途中、目がくらくら。高山病か?と思ったのですが、よく考えたら栄養不足。
いつもなら、休みごとに栄養補給していたのですが、ひとりなのでリュックをおろすのが面倒で食べていませんでした。
慌てて、アンパンをパクリ。富士山で食べるアンパンは最高です。

少し歩いては休み、多くの人に道を譲って歩きます。
以前は2本足で登っていたのですが、今回は3本足で歩くようにしました。
脚力が落ちた証拠です。

本八合目で、吉田口の登山道と合流します。
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ゼッケンを付けている人が多数。
今日は富士登山競争の日でした。
歩いて登るのもぜいぜいなのに、走って登るなんて・・・。
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9合目で休んでいると、前にいた家族連れが太陽を指さしています。
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太陽の周りに虹が出ていました。
神様が歓迎してくれています。
いつもなら、夢中になって写真を撮るのですが、今日は疲れて、カメラを取りだすのもおっくうで、あまり撮影をしませんでした。

13時10分頂上到着。
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何回来ても感動します。
ここに来た目的はご朱印を頂くため。
頂上には2つの神社があります。
まずは須走口に近い「久須志神社」でご朱印と押印を頂きます。
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ちなみに普通のご朱印代は1000円です。
次に御殿場口まで移動し「浅間大社奥宮」でご朱印を頂きます。
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そして、後輩のために安産のお守りを購入。
木花咲耶姫は火の中で子供を無事出産されたという話があるので、安産の神様でもあります。

目的を達成できたので、あとは下るだけ。
天気が少し悪くなり、風が冷たく感じます。
指先がかじかんでいます。
今日はお鉢周りも、3776mの最高峰にも行きません。
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少し休憩して、下山の準備です。
15時下山開始。

登りながら気がついたのですが、ガラスの破片がたくさん落ちているのです。
また、いつも気がつかなかったのですが、8合目あたりはゴミがとても気になりました。

須走口の下山道も7合目から砂走りになります。
御殿場口の砂走りを想像していたので、狭さにびっくり。
また、砂の深さが、一定ではないので、気を付けないと足を痛めます。
こわごわ下っている人を横目に、ハイカットの靴にスパッツを付けた私は怖いものなし。
重心を低くして、一気に下ります。
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あっと言う間に、最後の山小屋に到着。
ここで休憩です。
私は、大きな失敗をしました。
須走口の最後は森林を抜けます。
思いっきり、砂走りを走ったので、足ががくがくです。

足に、言い聞かせます。
「1歩1歩歩こうね」
ストックを使って森林の岩場を下る姿は、まるで志村けんのおばあちゃんの様。
おかげで、砂走りでたくさん追い越した人たちにどんどん先を越されます。

17時30分。古御岳神社到着。
ここの神社が開いているところ始めて見ました。
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無事に下山したことにお礼をして、山小屋の前に向かいます。
登山道の入り口で、何かやっているな。と思ったのですが、あまりにも疲れていてスルー。
その方たちも、私には声をかけませんでした。
あとから、ふっと後ろを振り返ると、次の下山者には紙を使って説明しています。
ここで気が付きました、それは入山料を求める方たちだったのです。
もう、戻るほどの元気もありません。
きっと、彼らもあまりにも疲れ果てた私を見て、声をかけられなかったのだと思います。

車に戻り、簡単に埃を払い帰宅です。
19時前には無事に帰宅。
今年も、夏の一大イベント終了です。


























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