憧れ

日曜日のバイト。
家電店で受付をしている。

今日テレビコーナーに来たご夫婦。
ご主人は腰が曲がり、腕を後ろに組んでいる。
奥様は真っ白な髪で、にこやかにだんな様の後にいる。

一歩下がって歩く間には、長年の間にできた絆が見えるよう。
そこだけに、穏やかな時間が流れている。

うらやましい。
私にはない将来である。

寂しい私は、近くに人がいれば、離れないようにと手をつなぐ。
そこには、信頼や信用のほかに不安と言う文字が浮かび上がる。

長年、喧嘩をしながらでも連れ添ったパートナーに不安は持たない。
それは、相手のすべてが見えているからだろう。

それは、私の昔の憧れだった。
いや、私たちはそうなると思っていた。

なかなか人生は思うとおりに行かないもの。
はぁ～とため息が出てしまう。

皇居参観

１２月２日に皇居に行ってきました。

幼馴染が企画したツアーで、市内在住の女性限定で募集をしたのですが、定員に満たなかったため、「どうですか？」と声がかかりました。

同僚に「皇居に行ったことある？」と訪ねると、修学旅行や社会科見学で行った。とのこと。
私の修学旅行の記憶には、皇居はありませんので、初めての皇居です。

７時に出発し、日銀貨幣博物館を見学し、日本橋三越本店で昼食をとり、１３時から皇居を見学し、最後に文京ビックセンターからスカイツリーを見て１９時過ぎに戻ってくるツアーです。

皇居の一般参観は平日に許可制で実施されています。
参観時間は原則午前と午後の２回。
申し込みをした人は、桔梗門前に集まり、宮内庁の係員の先導で入場します。
その後、窓明館で、皇居内のこと注意事項などを聞いて、４列になって見学が始まります。

写真撮影は可能なのですが、途中で写真を撮ろうと思い立ち止ると注意を受けます。
ところどころで、止まって説明を受けるのですが、そのときに撮ることができました。


宮内庁庁舎


宮殿と宮殿東庭
お正月や天皇誕生日に天皇家がお立ちになる場所。
TVで見るより低い位置にお立ちになっているし、一般の方が参観できる場所が意外と狭い。


正門鉄橋

約１時間の一般参観を終了し、皇居東御苑に移動。
こちらは、月曜日と金曜日以外は申し込みなしでも入ることができる場所です。


よくお手入れされたお庭がきれいで、深呼吸をたくさんしてきました。
カメラを持って一人で来ていたら、１日中飽きない場所です。


江戸城の天守閣
昔はここから富士山が見えたとか。
今はにょきにょきのビルばかり。



スカイツリーは飛び抜けでした。


楽しい、楽しい東京ツアーでした。
今度は、ゆっくり撮影に皇居に来たいです。