2012年1月1日 念願の箱根越え。
箱根峠までの道は、車で何度も走っている。
若かりし頃は、一晩に何往復したことか。
以前から、1度歩いてみたかった。
昨年から始めた巡礼で、一部を歩き「これはできる」と確信した。
朝、6時に三嶋大社で安全祈願をし、箱根神社を目指して出発。
三嶋大社から県道22号線を東に歩く。
大場川の橋を渡る。昔はこの辺に見付があったらしい。
県道との分かれ道。
ここが東海道になる。
少しずつ、少しずつ日が明けてくる。
歩き始めてすぐにぐったり。
今井坂、愛宕坂と坂が続く。
これが急坂。
坂を上りきると国道1号線にあたり、ここからは、国道沿いの松並木の石畳を歩く。
左側に富士山が見えるのだが、今日は雲の中。
ゆるい上り坂なので歩きやすい。錦田一里塚を通過。
国道を挟んで両側にある。
復元ではなく昔のままのものが対であるのは珍しいそうだ。
新しくできた、伊豆住還道を横断して、旧国道1号線に入る。
ここは巡礼で歩いた道。
昔は、法廷外速度で走っていた道。
市山新田の交差点で、旧東海道の臼転坂(うすころばしさか)に入っていく。
そろそろ、日の出のようだ。
空がオレンジ色に焼けてきた。
再び旧国道1号線を歩き、市の山新田の交差点で悩む。
どっち?
左手の道に進むと、階段があった。
「ここ歩いた」
階段を登って、題目坂(法華坂)をあがると、そろそろ日の出の時間。
カメラを取り出して、撮影準備。
三脚を出す暇もなく、日は上がってしまった。
坂公民館の裏手には、富士山がきれいにお出ましになっていた。
お腹が空きだしたが、もう少しがんばろう。
7時25分から再び歩き出す。
しばらくは旧国道1号線を歩く。
三ツ谷公民館を横目に見ながら、旧東海道に入る。
ここは下長坂(こわめし坂)と言う。
昔、背負っていたお米が汗と蒸気でおこわになるほどきつい坂だと言う。
坂を上りきり、国道1号線を渡り、石畳の道を歩く。
再び国道1号線を渡ると、富士見平ドライブインに出た。
ここは芭蕉の碑がある。
昔から富士山がきれいに見えていた場所らしい。
今は、電柱と電線が邪魔。
時間は8時15分。
喉が渇いたし、お腹も空いた。おにぎりを1個食べて休憩。
ここは富士山がきれい。
食べたら、力も湧いてきた。
次に目指すは山中城址。ここでトイレ休憩。
国道1号線を再び歩き、駒方諏訪神社の前から旧東海道に入る。
ここまでは、前回来た道。
ここからは未知の世界。
早朝の森林浴。熊野古道を思い出す。
山中新田の国道1号線を横切る。
横断歩道を渡るのだが、信号がないためとても怖い。
カーブで、車が確認できない。
横断したのはいいが、道がわからない。
この道でいいのかと歩いた道は、どう見ても人の庭。
でも、それで正しかった。
石畳ではあるが、草の生えている石畳だ。
9時20分。また道がわからない。
基本的に、箱根側から来るように案内板が作られている気がする。
左手側で正解。
今までと違う。三島市から函南町になったからなのか?
石畳が整備されていない。
山中一里塚の手前に「カブト石」があった。
カブトの形に似ているからとか、秀吉が小田原征伐の時、ここで休憩し、兜をこの石に置いたからの説がある。
天下人もここを歩いたのかと思うと、ワクワクしてきた。
笹が背の高さより高くなり、トンネルを作っていた。
笹を抜けると休憩所があった。ここで小休憩。
いったい私はどこまで来たのだろうか?
少し歩くと舗装された道に出た。
ここはどこなのか?
車が見えた。
あ、ここは箱根峠!
ここで静岡県側の旧東海道は終了。
時刻は10時15分。
続けて、神奈川県側の旧東海道に入る。
しかし、この頂上のごちゃごちゃした道を渡るのは大変だ。
その上、神奈川県側の入り口は、国道1号線と箱根新道の分かれ道のところにある。
この道をどうやって歩くのだろう。
入り口からすぐに下り階段。
峠まで来たのだから、ここからは下り。
杉並木の中をどんどん下っていく。
途中で国道1号線をくぐって、歩き続けると、駒方神社の横にでた。
ゴールはもうすぐ。
10時45分国道1号線に出た。
明日の箱根駅伝の準備中。
箱根ホテルの前を歩いて左折し、箱根の関所に行く。
昔は、ドキドキして入ってきたのだろう。
そして、今日の私もドキドキである。
「ここってお金払うの?」
受付のお姉さんに聞いたら、「通るだけなら無料です。」
胸を張って、関所門に入った。
恩賜箱根公園の横から、国道1号線を渡り、杉並木を歩く。
すでに車は大渋滞。
箱根神社の赤い鳥居を見て「着いちゃったよ」って感じ。
富士山もきれいに見えている。
湖畔で写真を撮って、おにぎりを1個食べた。
時間は11時20分
さあ、箱根神社にご参拝しよう。
箱根峠までの道は、車で何度も走っている。
若かりし頃は、一晩に何往復したことか。
以前から、1度歩いてみたかった。
昨年から始めた巡礼で、一部を歩き「これはできる」と確信した。
朝、6時に三嶋大社で安全祈願をし、箱根神社を目指して出発。
三嶋大社から県道22号線を東に歩く。
大場川の橋を渡る。昔はこの辺に見付があったらしい。
県道との分かれ道。
ここが東海道になる。
少しずつ、少しずつ日が明けてくる。
歩き始めてすぐにぐったり。
今井坂、愛宕坂と坂が続く。
これが急坂。
坂を上りきると国道1号線にあたり、ここからは、国道沿いの松並木の石畳を歩く。
左側に富士山が見えるのだが、今日は雲の中。
ゆるい上り坂なので歩きやすい。錦田一里塚を通過。
国道を挟んで両側にある。
復元ではなく昔のままのものが対であるのは珍しいそうだ。
新しくできた、伊豆住還道を横断して、旧国道1号線に入る。
ここは巡礼で歩いた道。
昔は、法廷外速度で走っていた道。
市山新田の交差点で、旧東海道の臼転坂(うすころばしさか)に入っていく。
そろそろ、日の出のようだ。
空がオレンジ色に焼けてきた。
再び旧国道1号線を歩き、市の山新田の交差点で悩む。
どっち?
左手の道に進むと、階段があった。
「ここ歩いた」
階段を登って、題目坂(法華坂)をあがると、そろそろ日の出の時間。
カメラを取り出して、撮影準備。
三脚を出す暇もなく、日は上がってしまった。
坂公民館の裏手には、富士山がきれいにお出ましになっていた。
お腹が空きだしたが、もう少しがんばろう。
7時25分から再び歩き出す。
しばらくは旧国道1号線を歩く。
三ツ谷公民館を横目に見ながら、旧東海道に入る。
ここは下長坂(こわめし坂)と言う。
昔、背負っていたお米が汗と蒸気でおこわになるほどきつい坂だと言う。
坂を上りきり、国道1号線を渡り、石畳の道を歩く。
再び国道1号線を渡ると、富士見平ドライブインに出た。
ここは芭蕉の碑がある。
昔から富士山がきれいに見えていた場所らしい。
今は、電柱と電線が邪魔。
時間は8時15分。
喉が渇いたし、お腹も空いた。おにぎりを1個食べて休憩。
ここは富士山がきれい。
食べたら、力も湧いてきた。
次に目指すは山中城址。ここでトイレ休憩。
国道1号線を再び歩き、駒方諏訪神社の前から旧東海道に入る。
ここまでは、前回来た道。
ここからは未知の世界。
早朝の森林浴。熊野古道を思い出す。
山中新田の国道1号線を横切る。
横断歩道を渡るのだが、信号がないためとても怖い。
カーブで、車が確認できない。
横断したのはいいが、道がわからない。
この道でいいのかと歩いた道は、どう見ても人の庭。
でも、それで正しかった。
石畳ではあるが、草の生えている石畳だ。
9時20分。また道がわからない。
基本的に、箱根側から来るように案内板が作られている気がする。
左手側で正解。
今までと違う。三島市から函南町になったからなのか?
石畳が整備されていない。
山中一里塚の手前に「カブト石」があった。
カブトの形に似ているからとか、秀吉が小田原征伐の時、ここで休憩し、兜をこの石に置いたからの説がある。
天下人もここを歩いたのかと思うと、ワクワクしてきた。
笹が背の高さより高くなり、トンネルを作っていた。
笹を抜けると休憩所があった。ここで小休憩。
いったい私はどこまで来たのだろうか?
少し歩くと舗装された道に出た。
ここはどこなのか?
車が見えた。
あ、ここは箱根峠!
ここで静岡県側の旧東海道は終了。
時刻は10時15分。
続けて、神奈川県側の旧東海道に入る。
しかし、この頂上のごちゃごちゃした道を渡るのは大変だ。
その上、神奈川県側の入り口は、国道1号線と箱根新道の分かれ道のところにある。
この道をどうやって歩くのだろう。
入り口からすぐに下り階段。
峠まで来たのだから、ここからは下り。
杉並木の中をどんどん下っていく。
途中で国道1号線をくぐって、歩き続けると、駒方神社の横にでた。
ゴールはもうすぐ。
10時45分国道1号線に出た。
明日の箱根駅伝の準備中。
箱根ホテルの前を歩いて左折し、箱根の関所に行く。
昔は、ドキドキして入ってきたのだろう。
そして、今日の私もドキドキである。
「ここってお金払うの?」
受付のお姉さんに聞いたら、「通るだけなら無料です。」
胸を張って、関所門に入った。
恩賜箱根公園の横から、国道1号線を渡り、杉並木を歩く。
すでに車は大渋滞。
箱根神社の赤い鳥居を見て「着いちゃったよ」って感じ。
富士山もきれいに見えている。
湖畔で写真を撮って、おにぎりを1個食べた。
時間は11時20分
さあ、箱根神社にご参拝しよう。