2016年4月1日(金)
大役終了。
「司会お上手ですね。声もいいです。何か発声練習したことあります?」
「ありがとうございます。まったくの素人ですよ」
沢山のお世辞をいただいた。
小学校の頃、舞台女優になりたくて学校のクラブ活動で「演劇」をしていた。
その時、発声練習はしたけどそれももう40年前の話し。
今日の会は、私にとってひとつの節目だった。
私が入社した時にいた先輩すべての送り出し。
私の職場は、私が入社した時にできた職場なので、これで職場の歴史すべてを知っているのは私のみ。
「長い間がんばってきた」って思う。
でも、これも周りの人に恵まれていたからできたこと。
ただ、別な言い方すれば、白馬の王子様が私を連れ去ってくれなかったのだけど。
同僚たちは、白馬の王子様が現れ、可愛い子供達に恵まれ、素敵な家庭を築いている。
まあ、それも人生だけど。
今日の主役の先輩は、会社は退職したものの、職場が忙しいので派遣社員として残ることになった。
偉いよね。
仕事がほとんど変わらないのに、給料ダウン。
私だったらすっぱり退職したい。
「意外とあっさりなんですね」
そう、わたし「人のために」なんてあまり思わないから。
残り少ない人生は、自分のために生きたい。