2018年6月23日(土)
天気の悪い休日。
梅雨だから仕方がないか。
今日は以前から行きたかった場所に行った。
出来れば、富士山が出ている日が良かった。
しかし、天気が悪ければ来場者も少ないだろうと出かけてみた。
富士宮の浅間神社の旧駐車場にできた「静岡県富士山世界遺産センター」
2013年6月にユネスコの世界文化遺産に登録された「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」
その拠点として建てられた施設である。
逆さ富士をイメージし、木格子には「富士ヒノキ」を使っている。
雨だから、地面が濡れているわけではなく、ここは常に水が張られ、逆逆さ富士が写る。
設計したのは、坂茂さん。
震災の時、「紙管」による間仕切りを実践した人。
この施設の映像シアターの天上にも「紙管」が利用されていた。
中は、富士山を登るように、なだらかなスロープを回りながら壁の映像を楽しむ。
そして一番上の展望ホールでは、前面に大きな富士山を見ることができる。
今日は残念ながら、富士山は雲の中。
下りは、各展示室の展示を見ながら下山となる。
この中で、富士山の成り立ちの説明パネルを見ながらドキッとした。
各地で地震が起きてプレートが動いている。
それはすべてのプレートに関連するということ。
それから、伊豆小笠原諸島の島々は海底の中の富士山であり山脈となっていること。
海での火山活動が活発になっているということは、富士山も黙っていないだろう。
1階にはカフェやミュージアムショップがある。
ここで、スマホで写真を取ることに夢中になり、頭を木格子にぶつけた。
痛かった。写真を取る時は、周りに十分注意しなくては。
ついでに近くのショッピングモールで夕食。
ピリ辛の麻婆豆腐美味しかった。
富士登山を疑似体験したら、また富士山に登りたくなった。
今の体力では無理では宝永山も無理だろうな。