2022年4月3日(日)
善光寺御開帳は午前10時からの「開闢法要」で始まる。
これは、善光寺を護持する、天台宗と浄土宗のそれぞれの住職による法要である。
しかし、実際は毎朝行われる「お朝事」により、7年ぶりに前立本尊の厨子を開けることで始まる。
本日午前6時からのお朝事には、その場に立ち会うために、多くの方々が本堂に集まった。
内陣の入場には規制がかかり、外陣も外まで人があふれていた。
昨日運ばれた「前立本尊」の厨子は、内内陣の中央に安置され、大勧進副住職の手でゆっくりと開けられた。
さっそく本堂前の回向柱で善光寺如来と。
世尊院前の供養塔で釋迦涅槃像と。
大勧進護摩堂前で不動明王と。
縁をつないできた。