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ジロ・デ・イタリア 2013 第16ステージ

2013-05-22 20:06:15 | サイクルロードレース
レース終盤に3級山岳扱いとは思えない厳しい山を越えて平坦走ってゴールの山岳ステージ扱いの、
「ジロ・デ・イタリア2013第16ステージ」のレースレポ/感想。


◆ジロ・デ・イタリア 2013 第16ステージ
インチャウスティー、キター!
共にゴール前で抜け出した、
カンゲルト、ニエミエツとのスプリント対決を、
早目に仕掛けて見事に制して勝ちましたよー!
絶妙なタイミングでの力強いスプリントでした。オメー!
ゴール後に2年前に不慮の事故で亡くなったチームメイトで友人である、
シャビエル・トンドに捧げる形で、
手でXのサイン(十字架)を作って天に掲げていたのは印象的でした…

動かないと思われた総合争いは少し動きがあり、
3級山岳の割には厳しい上りで、
スカルポーニがアタックした事で人数が絞られ、
頂上付近で山岳ポイント狙いのピラッツィに反応した
ベタンクールが飛び出しましたし、
さらに下り区間でSサンチェスが飛び出して、
スーパーダウンヒル見せた事で、
人数はさらに絞られて、
総合で4位だったサンタンブロジオが遅れちゃいましたよ…
Sサンチェスの下り区間でのアタックは、
ニーバリが追いついて封じたので、
その他上位人に大きな変動はありませんでしたが、
改めて油断大敵と思うような面白いステージでしたね。
そんな中でも常に冷静にアタックを対処していたニーバリの安定っぷりは素晴らしく、
ちょっと彼が負ける姿が想像出来ないわ。強い。
今日が誕生日だったカヴは明日のステージでの活躍に期待ですね。




ジロ・デ・イタリア2013第16ステージ結果
1位 ベナト・インチャウスティ(スペイン、モビスター)            5h52'48"
2位 タネル・カンゲルト(エストニア、アスタナ)
3位 プリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ランプレ・メリダ)
4位 ラムナス・ナヴァルダスカス(リトアニア、ガーミン・シャープ)         +14"
5位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)
6位 フランコ・ペッリツォッティ(イタリア、アンドローニジョカトリ)
7位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・メリダ)
8位 ラファル・マイカ(ポーランド、サクソ・ティンコフ)
9位 ホセ・エラーダ(スペイン、モビスター)
10位 カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、アージェードゥーゼル)

個人総合成績
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)            67h55'36"
2位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)         +1'26"
3位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、スカイプロサイクリング)          +2'46"
4位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・メリダ)            +3'53"
5位 プリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ランプレ・メリダ)         +4'13"
6位 マウロ・サンタンブロジオ(イタリア、ヴィーニファンティーニ)        +4'57"
7位 カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、アージェードゥーゼル)    +5'15"
8位 ラファル・マイカ(ポーランド、サクソ・ティンコフ)             +5'20"
9位 ベナト・インチャウスティ(スペイン、モビスター)              +5'20"
10位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル)      +5'47"

ポイント賞
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、オメガファーマ・クイックステップ)

山岳賞
ステファノ・ピラッツィ(イタリア、バルディアーニヴァルヴォーレ・CSFイノックス)

新人賞
カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、アージェードゥーゼル)

チーム総合成績
スカイプロサイクリング



PS
`ステルス`メンショフさん引退しちゃいましたね…
グランツール2度優勝という輝かしい実績の割には、
どちらかというと地味な選手で、
あまりの存在感の無さから日本では「忍者」とか言われてたように、
「気づいたらメンショフが居る」みたいな感じでしたが、
常に機械のように冷静に上りで遅れない事を心がけ、
得意の個人TTで差を拡げるor逆転するという必勝パターンは素晴らしく、
いつも終わってみたら総合で上位に居るのが定番になっていて
職人的な格好良さがあったし、
結果グランツールで2回も勝ちましたから凄い選手ですよね…
「メンショフ居ないな…」思ってたら隣に居たなど、
「普通にいい奴だが、プライベートはよく分からない」とチームメイトからは評され、
常に冷静に先を見据えて考えられてるレース運びや、勝っても感情を表に出さない姿から、
海外では「静かなる殺し屋」なんて言われてる彼だけに、
ジロで勝った時に上げた雄叫び&激しいガッツポーズは、
誰もが驚いたようで、
個人的にもクララが立ったときくらいの衝撃で凄く印象に残ってますwww
初めて人間らしさを見たというか、メンショフでも吼えるんだなとwww
今思えばジロ見てて一番興奮したのは、この日のレースだったかも。
「存在感をなくして走る事=メンショフ」と言っても過言では無いくらい、
日本ではネタにされてますし知名度もあるだけに、
あなたの名前はこれからもネタとして多く登場する事でしょうww
長い間お疲れ様でした。

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