
6/14 水曜、木曜面会
手を握り合う夫婦。
水曜はわたしの仕事がとっても忙しい日なので、わたしは面会に行けません。
どういう訳か、母がとっても面会に行きたがって、一人でも行くと言い出しました。
体の調子が良いのかも知れません。
一人で行ってもらうことにしました。
下着やおやつを持っていくのですが、
最低限の数にして、荷物を軽く作りました。
歳をとると、どうも無理なことが分からないらしくて、ポットで飲み物を持参したいとか、
洗濯物も沢山持っていくとか言いだし、
母はふらふらしてよろけるんだから、ぜったい、重い物は持てないんだからと、
持たせなかった。
ジェンギンスには、決して命令したり、
あれしろコレしろと言わないように忠告したけど、忠告したって母は言わないわけがない。
でも母は、「 お父さんはなに言っても解らないんだから、わたしがいろいろ言うわけがない」
と、分かったようなことを言って、結局
すごく、世話を焼いていたらしいんだ。
人間は口がなかったら、平和だと思う。
母が家を出る頃、
孫のチョコぱんからメールが来て
「 もう、じいちゃんの病院のそばの駅に到着するところだけど、 わたし、はしか かも知れない。
病院に面会に行っちゃウツルかな 」
今、東京の高校や大学でははしかが大流行しています。
わたしの仕事場では、このはしかの流行のために休講になった各大学の学生が暇を持てあまして、やってきます。
うちに来ている各大学生全員が、はしかのせいで休講になったから、もうびっくりですが、発病した人は居ません。
それで、うちのチョコぱんは、20年前に
4000円でワクチンの皮下注射をしています。 時期的にも効果のあるときのワクチンのはずで、感染はないものと思われますが、体に発疹ができただの、口の中に4箇所のできもの、せき、胸が苦しい。。。とかで
とにかく、適当な病院を見つけて診察せよ!!
と伝えたら、駅前の看板のなかから適当な病院をチョイスして、診察を受けました。
結論として
毛虫による湿疹だった。
チョコパンが病院に到着すると
母はジェンギンスと手を握り合って
長いすに座っていたそうです。
そして、主導権をにぎってアレコレアレコレいつも座りっぱなしの母が、立って世話を焼いたそうです。
迷惑なほど、うるさいほど、口と手が出るのです。
車椅子で外へ散歩に行こうとするのも、外は暑いからと、制止されたそうですが
チョコぱんは、母の言いなりにはならず、そとに連れ出して、
結局、いい空気が吸えてとっても良かった訳です。
ジェンは、母の姿が見えなくなると
「 どこに行ったのか 」と探していたそうで、母が帰ってくると、手を振って迎えていたそうです。
一番安心できるひとだって、わかったんでしょう。
ジェンのお部屋に戻り、
ボール投げをして遊んだということですが、
そこに座っている母に気を遣って
ボールを母の方にも投げてみたりと
ジェンは、しっかりしていたようです。
持参したおにぎりを美味しそうに食べ、
カステラ、ゼリー、ジュース。
チョコパンが買ったカルピスソーダ。
ご機嫌で過ごせました。
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そして、きょうの木曜は
たいてい私が仕事の前に
行くようにゆっくりの時間に仕事を始める日にしています。
1時過ぎに病院に到着し、
会計で5月分の入院費10万円を支払って上に上がりました。
ジェンはいつものソファに座っていました。
片足の靴を脱いで
「 これはまんじゅうか? ちがうね 」
って言ってます。
お腹が空いているのかも知れませんが
お風呂から上がった2時半に、
ジュースとおにぎりと、チーズ蒸しパンとビフィズス飲料をあげました。
風呂上がりで、父の爪を切ったり、水虫の薬をつけたり、ウレパールやかゆみ止めを体に塗るためにわたしは、せっせといそがしくしていたので、
ジェンは一人で食べて飲んでいました。
あっいう間に、飲み物も食べ物も無くなってしまいましたが、
わたしは、ヨーグルトを家の冷蔵庫から出してくるのを忘れたことに気が付きました。
あめ玉は持っていましたが
最近、ジェンは飴をなめると
飲み込みそうになって、目を白黒させるので、危険と判断しました。
入れ歯もないし、口の中で留まるところがないんでしょう。
さて、あっという間に3時になり
わたしは仕事のため走って帰ります。
今月入所したおじさんのご家族が
心配そうに来ていました。
入所したばかりは、不安で不安で
みんなそわそわしています。
最初は家族が頻繁に付き添ってあげた方が心が落ち着くと思う。
そう言うことは、経験しないと分からないことだった。
入所したての人が、こんなに混乱しているなんて想像できなかった。
かつて、出口をさがして外に出たがっていたおじさんおばさんは、すっかり椅子に座って落ち着いている。
家に帰りたくて、不安で不安でたまらず
どうしたらいいのか混乱しているお年よりは、とってもかわいそうです。
この混乱を落ち着かせる薬なる物が
よく処方されますが、
まだまだ、効き目はありません。
世界の薬学はまだまだ、そうとうなる遅れが目立ちます。
認知症の人に処方される薬の
間違いに対して
じっくりと認知症患者と向き合っている時間のある学者さんは少ないです。
さて、
ジェンギンスは、食欲もあり
顔付きもよく
姿勢も良かったです。
よく聞き取れないけれど
話しもしていました。
すなおに、お風呂も入りました。
いつもニコニコしているおばちゃんと話しをした時、お口がとってもウンコ臭かったです。
吐糞症と判断しましたが、今考えると、絶対!ウンコを食べたんだ!
その隣に、座ってきたおばちゃんも、
「 なんか臭いわね、わたしのオシッコかしら 」って自分のにおいを嗅いでいました。
話しがまったく通じなくて、こちらの言うことが聞き取れないおばちゃんですが、においの判断は付くようです。
それに、だんなさんが部屋に入ってくると、すぐに手を振って「 おとうさん、おとうさん」といっているので、顔はわかるんだなぁと、思いました。
認知症は人によって、症状が全く違います。初期から記名力がまったく失われて居るジェンギンスもいれば、
自分の部屋のベッドが覚えられる人も居ます。
どうかこのまま健やかな
毎日が送れますように。
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