アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

腑抜け家族

2008-02-18 11:14:58 | 介護
2008年2月18日 月曜 やる気無し


寝ながら線香をあげるチョコパン。
体に掛けているのは、ジェンギンスが死んでからも愛用していた毛布。






暇があればおじいちゃんの所へ行っていたし、
おじいちゃんのためにバイトもしていないから、
する事がなくなってしまったチョコパン。



チョコパンからは、こんな写真が送られてきた↓


これは日曜日の私だ。
体が重くて何もできないのだ。
それを良いことに、部屋に入っては行けないメリーがいるとは
知らなかった。


~~~~~~~~~~
月曜からは、仕事もあるし
わたしは気を取り直して、まず郵便局へ行き
入院保険と死亡保険の請求手続きを聞いてくる。

相続人の印鑑証明と
ジェンギンスの生まれてから死ぬまでの戸籍謄本
死亡届受理証明
医師の診断書
・・・いろいろあるなぁ

新生銀行はわたしが何回も暗証番号を間違えたので
ロックされてしまった。
電話で問い合わせたら、ジェンギンス本人じゃなきゃ
問い合わせに応じれないといわれ、
非常に不都合なことで、
もういいわ、セブンイレブンで全部下ろしてやる!

とにかく、
お寺にお支払いする数十万円と
お車代2日分数万円と
葬儀社への一部金数十万円を
用意しなければならず、
一つの銀行で50万円しか下ろせないから
毎日下ろす。
よのなか、これから銀行へ行けないお年寄りが増えるんだから
本人じゃなきゃできないと言うのはやめて下さい。

ジェンギンス名義の通帳は私が預かって
ほとんど残高を無くしているところだけれど
公共料金のしはらいとか、引き落とされている物もあるので
やたら、おろせず、
郵便局の通帳から毎月引かれている物は何だか分からず、

こういうのって、死ぬ前にやっぱ
責任を持ってひとまとめにしておくとか
名義を換えておくとか
死ぬ準備って必要だな。

現役で家長だったということだな。
一番エライ人だったな。
残された家族は、適当きわまりなくてこまったな。


私の場合なんか、これ以上に迷惑がかかるほど
通帳は100通くらいあるし、
それも、もう銀行がどこに所在しているのかもわからないし、、、
保険はあっちこっちはいってるし
証券会社もあっちこっちと取引して、これまた
いまはなんて言う名前でどこに所在しているのかもシラン。

葬儀屋さんが、自分の歴史ノートみたいなのをくれたので
ちょっと、身辺整理しないといけないな。


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3 コメント

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Unknown (kappa)
2008-02-19 11:26:21
私は父が亡くなったときに母を連れて銀行にいきました。行く前に、死んだこと絶対言っちゃだめだよ!って言ったのに、止める間もなく「実は主人が亡くなって・・・」とすぐに言ってしまいました。だから、大変だった。
ほんとに言うこと聞かない人で、今もまだまだ困っています。
私は、父の棺には譜面をたくさん入れました。アコーデオン演奏大好きな人でしたから・・・でも、アコーデオンは入らなかったな。
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Unknown (みるき~)
2008-02-20 00:03:59
★わたしは、何を棺に入れてもらおうかなぁ
日本酒と白ワインといいちこと柿の種・・・
ハワイの海に骨は蒔いて欲しくないけれど
ハワイのお墓に入りたい。
生きているしがらみは全て捨て去って、
あの世では、ハワイに移住したい。留学したい。
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Unknown (hiro)
2008-02-20 13:12:55
亡くなった方の後処理の仕事って山ほどありますよね。夫もしばらく必死で駆け回っていました。「エンディングノート」の作成は本当に必要だなと思います。私は、金銭的な後処理はほぼ無いに等しいですが、山ほどの布(パッチワーク)の処分をしっかり考えておかないといけないと思っています。死後の後処理がたくさんあるのは、残された家族が、もう少し頑張って、悲しみを癒せるようになのかな~・・・などと、思ったり・・・
体が動かなくなるくらい、これまで長い事頑張り続けていらしたのですから、ゆっくりできると良いですが。時間にとらわれた生活は本当に過酷でしたね。もう少しだけ、ゴロンってさせてあげたいです。ハワイ・・・行って見たいです・・・
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