ローカル放送の大阪版で、おもしろい番組が。
さっき再放送を観ました。
『ほんじつ 休ませていただきます~大阪 古書店主のメッセージ~』
「大阪・北区にある古本屋。定休日にはられるポスターが人々の共感を呼んでいる。綴られているのは店主から客へのエール。都会の片隅で息づく、店主と客との交流を見つめる。 」
ほんと、その通りでした。
この店主、坂本健一さんのHPがありましたよ。 ↓
http://nomarkukai.cocolog-nifty.com/blog/
わぁ~好いな~、こういうの。
素敵な「エール」なんだけど、坂本さんが書くようになったのは、
元々は、高齢のため週一回お休みするようになり、
「お客様に申し訳ないので」、という気持ちから始まったのだそう。
そうして、2年前?に最愛の奥様を亡くされ、
それからは書きながら、
「自分のため、自分を励ますような気持ちで」書いておられるとか。
そんな謙虚な姿勢。それだからこそ、
そのメッセージは、スーッとこちらの胸に沁みこんでくるようだったり、
あったかく大きな手を 肩に当ててもらったようだったりするんですよね。
たとえば
『いのちとは 愛すること』
『悩むのは、それだけ心が深くなること
心がやさしくなれること』
(記憶が曖昧ですみません)
こういうような言葉がいくつも紹介されていました。
この頃、生き方や、幸福について教えてくれるような本や講演など
たくさんあるけれど、
声高に「幸福とは」「真の生き方」など、
教えてあげましょう、とか、本当はこうでしょ、
みたいなのは、私はどうも・・・。
こんな風にすぐ横に座って、お茶をすすりながら しみじみと会話するような、
そんなところに私の心は寄っていきたくなるんです。
そうして歩くのは、自分の足で歩くんですよね。