michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

こういうの、惹かれます。『本日休ませて戴きます~』

2012-12-08 15:26:56 | TV

ローカル放送の大阪版で、おもしろい番組が。

さっき再放送を観ました。

ほんじつ 休ませていただきます~大阪 古書店主のメッセージ~

「大阪・北区にある古本屋。定休日にはられるポスターが人々の共感を呼んでいる。綴られているのは店主から客へのエール。都会の片隅で息づく、店主と客との交流を見つめる。 」

ほんと、その通りでした。

 

この店主、坂本健一さんのHPがありましたよ。 ↓

http://nomarkukai.cocolog-nifty.com/blog/

 

 わぁ~好いな~、こういうの。

素敵な「エール」なんだけど、坂本さんが書くようになったのは、

元々は、高齢のため週一回お休みするようになり、

「お客様に申し訳ないので」、という気持ちから始まったのだそう。

そうして、2年前?に最愛の奥様を亡くされ、

それからは書きながら、

「自分のため、自分を励ますような気持ちで」書いておられるとか。

 

そんな謙虚な姿勢。それだからこそ、

そのメッセージは、スーッとこちらの胸に沁みこんでくるようだったり、

あったかく大きな手を 肩に当ててもらったようだったりするんですよね。

 

たとえば

 

  『いのちとは 愛すること

 

  『悩むのは、それだけ心が深くなること

   心がやさしくなれること

       (記憶が曖昧ですみません)

 

こういうような言葉がいくつも紹介されていました。

 

この頃、生き方や、幸福について教えてくれるような本や講演など

たくさんあるけれど、

声高に「幸福とは」「真の生き方」など、

教えてあげましょう、とか、本当はこうでしょ、

みたいなのは、私はどうも・・・。

 

こんな風にすぐ横に座って、お茶をすすりながら しみじみと会話するような、

そんなところに私の心は寄っていきたくなるんです。

そうして歩くのは、自分の足で歩くんですよね。

 

 

 

 

 

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