靴ぬぐいのマットが、使い続けて毛が寝てきているし、
土が浸みこんできたのが、ずっと気になってました。
今日はお天気良いらしい。
洗うのは、今日、今でしょ
ということで、朝、
「いつものようにホースのお水で、少しマイペットも使って…」と考えながら
洗い場に運んでいくと
同僚がドーフンを使っていた。
(ドーフン=動力噴霧器。この場合は、お湯を吹き付ける機械です)
私もドーフン使えたら…と時々思ってきたけど、使い方を聞かなくちゃいけない。
機械の音がしだすと、何も聴き取れない。
タイヘンそうで、訊いたことなかったんです。
そしたら、若いコ(私の子どもよりも若い)は、ひとめ見るなり
「これで洗ったら良いよー」と言ってくれた。
「わたしに出来るかしら…」と躊躇すると、
「できる、できる 」と、さわやかな笑顔。
ゆっくり、ていねいに説明してくれた。
――スイッチを右にひねって、真中じゃなく、もひとつ右に傾けて、レバーを握るだけだった
ノズルの先から勢い良くお湯が噴き出して、
マットの汚れは みるみる落ちていきました。
こんなに簡単だったとは
これまで、いろんなものを
ホースの冷たいお水で、ブラシかけて洗っていた、あれは何だったの・・・
消極的になってると、ソンだね
でも、積極的に行動して、いつもこんな風にできるとは限らないよね
って、また臆病風が・・・
それにしても、あの若い同僚は、ありがたかった。
温かい『こころ』を感じたし、もうひとつ、
いつもズブの素人や、日本語のあまり分からない外国からの研修生に
いろんな作業などの説明してるんじゃないかしら。
とても要領を得ている感じでした。
そういうポイントを、こちらがちゃんと言葉に表現して
他の人にも「こんな風に伝えてくれると分かりやすいのよ」と
お願いできると良いのかな。