『NHK俳句』、先回のは心に響く作品が多かった。
その中でも特にこれ。
山道の音も十色に落葉踏む
佐賀県の萩原さん
え、落葉を踏む音、10種類も聴き分ける?
そりゃ俳句って、すーごくオーバーに表現したりするものね。
と思いながら観ていたら、
先生の選評、「この方はとても耳の良い、繊細な方ですねぇ」。
そして、「落葉も色んな色があって、それと合わせて…」。
う~ん、すごい作品だ。
この時ばかりは、自分の場合は日頃、時々自分の足音すら聴こえなくて、
(まるで幽霊ね…)なんて思っちゃうのも忘れ、
なんて豊かな詩情でしょう~、と しみじみ想えてきました。
(このブログでは、時々1~2年前の写真を使っています。上のも そう。
雨も上がったことだし、散策ひと回りしてこなくちゃ )