今日は、補聴器記念日です。
母は、かなり聴こえが悪くなってきた。
思いっきり大声で、ゆっくり言わないと聴こえない。
90代だから、仕方ないのかと思い、
5年前に買った補聴器(ほとんど使ってない)を持って、調整してもらおうと、
その買った補聴器店へ。
買った頃よりも、かなり聴力落ちてるみたいだから――。
(去年の今ごろの写真です)
認定士さんが常駐している専門店で、
じっくりと検べたり、お話してくださいました。
母は、聴力が落ちているのではなく、
一人暮らしで聴く必要がないと、補聴器も使わず、
脳が、聴こうとするのをサボっていた、という(すごく分かり易く話してくださった)。
聴力は、決して落ちてないという事実に、私はビックリ仰天でした。
そして、帰宅して補聴器を着けてみると、ちょっと大きめくらいに話せば聴こえるという。
あ~、なんてラク~。
母も、とても嬉しそうでした。
私は、母よりずっと聴力は低いんだけど、
毎日補聴器を付け、人の中で仕事とか生活し、
「聴こえづらくて、疲れる…」と時々溜息をついたりもしてきたけれど、
決してムダではなかったんですね。
脳が、聴こうとするモードになってるし、
口の動きもある程度は読める。
かなり推測も交えて、だいたい大まかには分かったりするものね。