minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

吉祥寺、そして丸沼高原へ。

2006年08月27日 | ライブとミュージシャンたち
 吉祥寺ChaCha House でのアフリカンmingaにお越し下さった皆様、ありがとうございました。初めてのアフリカ人の組み合わせ。(毎回、初顔合わせのメンバーだけど!)ワガンがドゥドゥのツアーで不在の為、アブドゥが紹介してくれたママドゥ・ローがとてもよかった。テテとも気が会ったようだ。ガーナとセネガルでは太鼓の種類もリズムも違うのでいろいろな葛藤が本当はあるんだろうが、平気で一緒に演奏できるところがMingaの良い所か。タンゴ・マエストロのラロもコンテンポラリーダンサーのゆかちゃんも初めての共演だったが、2人とも素晴らしい踊りを披露してくれた。やはり踊りがあってパーカッションがある、というのは基本だとつくづく思う。演奏していない時はつい、踊りに見とれてしまった(汗)。

 へとへとになったまま、我が家に到着し、テテの楽器を積み込んで真夜中に尾瀬(丸沼高原)へと向かうとそこはいつもの尾瀬片品村よりさらに奥深く入った標高2000mの神秘な世界が目の前に・・・。
 もう朝の4時を過ぎていたが、うっすらと朝霧のけむる湖畔のほとりに流木が何本もつきささっていて『エ~?こんなすてきな場所がまだ尾瀬にはあるの、尾瀬恐るべし!』と感動しながら「環湖荘」というホテルに到着。冬には雪で入れなくなる場所なので、夏は殆ど予約で常に満室らしい。気持ちのよい天然温泉も嬉しい。尾瀬初心者の私たちにはまだまだ知らない秘境がたくさんあるんだな。

 ここ丸沼高原で毎年「エクストラ」というアスリートたちの大きな大会が行われている。世界中のアスリートたちが参加して、トライアスロンやトレッキングの速さを競う。私たちはそのトライアスロンの表彰式&バーベキューのイベントで演奏する為に駆けつけたのだ。ギターの竹中君も電車で当日の4時くらいに合流。ホテルの部屋でテテと4人で軽いお座敷リハーサル。これまた初顔合わせなのに、気持ちよいグループ感。超売れっ子の竹中君ともこんな場所で演奏できて本当にラッキーだわ。

 こんないいところだったら、もっとゆっくりしたかったな~。来年は2泊3日で準備万端、ゆっくりのんびり来るぞ~。と心に誓い、演奏後またまた東京へとんぼ帰り。明日(今日)はピットインでおおたかさんたちとの夏祭りだ!幸せなくらい毎日が充実。しかし、一日が48時間あったような日だった・・・。しかし、欲張りな私は温泉に一日に3回も入ったからちょっとふにゃふにゃ。