minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

息子の将来?

2007年07月30日 | ライブとミュージシャンたち
 夏休みになったので息子をピットインに連れて行った。小さい頃に何度か連れて行ったが、記憶に殆どないらしいので「ここはジャズの殿堂、ピットインだぞ~。」を叩き込む為に。息子は「ふ~~ん。」とリハーサルを聴きながら、携帯ゲームをピコピコやっていたが...。

 African Mingaも半年振り。しかもこのメンバーは何年振り?お茶目ないたずら坊主のようなテテと貴公子ワガンの対照的なとりあわせ、意外と相性がいいようでヨカッタ。アフリカといっても広いので、セネガルとガーナ、韓国と日本よりも難しい事が沢山あるが、あとは人間性の問題。お互いに理解しあおうという気持ちがあれば上手く行くんですね(昨年の韓国ツアーの教訓)。

 そしてブラジル界の重鎮、小畑師匠もしっかり中心で支えて下さって感謝。mingaに新澤、コスマスが不在でも、師匠がいて下さって本当に安心。急遽参加してくれた神村君の曲も2曲演奏して、当日リハのみでよくやれたもんだ(いつも綱渡り)。神村のお父様は有名なトランぺッター(神村英男)だけど、お父様のCDに小畑師匠が参加していた事もあって、音楽の世界は狭いね~とひたすら感心。神村君のさらなる成長を期待してます。なんだか自分の息子のようで・・・あ、本当の息子がいたんだったw。今日は大人しく、熱心に聴いていたみたいですw。

 ライブ終了後、お客様が帰ったあとで遼介が私のソプラノを吹き出した。みんなが口を揃えて「将来が楽しみだね。」「早くデビューしなさい。」などと持ち上げるもんだから本人もすっかりその気。師匠も「Cai Dentroを課題曲にしよう、今年中に吹けるようにしなさいね。一緒にやろうよ。」などと夢のようなお言葉をいただき、息子、おおいに舞い上がる。

 帰りに親子3人で餃子屋で遅い夕食をとりつつ「俺、高校はジャズ研があるところにしたいなあ。」「それなら・・・」と<プロのサックス奏者になるために・・・>熱く語り合った中身の濃~~い一日だった。