minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

キューバ音楽旅行記12 音楽解禁!!

2016年12月28日 | 
待ちに待った解禁の月曜です。朝11時からエミリオたちの「Sonarte」が演奏するというので「Artex」という店に向かいました。

Artexはセスペデス広場のすぐそば。セスペデス広場にもたくさんの人が集まって、なにやら野外ライブが始まっています。昨日までの静けさはどこへやら。一気に街は活気付いて色づきはじめました。これだよ、私たちの待っていたものは。



Artexは外からも丸見えの天井の高い開放感あるカフェでした。毎日日替わりで生演奏が入ります。チャージはなし。何か飲み物をオーダーするだけ。





「Sonarte」の演奏

最初はまばらだったお客がいっきに増えだして立ち見状態。ダンサーがいきなり登場し会場は絶好調!!





突然、エミリオがトシキを呼んだ。そしてベースを交代。



演奏が終わるとヤンヤの喝采。パコもAtzelもみんな大喜び。どうやらトシキのベースは合格だったようですw。





「素晴らしいベースだったよ。よかったら、今度の土曜に野外ライブをやるんで、君たちも参加するかい?」とリーダーのAtzelのお父様(トレスギターの名手)から嬉しいお誘いが。「もちろんです。でも曲をあまり知らないので。」「エミリオたちとリハーサルすればいい。」

じゃあ、またエミリオの家で明日一緒に演奏しよう、ということに。ユキミさんたちは明日帰ってしまうので「いいな〜、みたかったわ〜。」と残念そう。

私たちも何か、彼女たちを喜ばせたい、とアパートの居間を借りてミニミニトレスコンサートを開くことに。
ブラジル曲、タンゴと演奏すると隣のマルガリータさんまでやってきて、大喜び。宿のおばさんも「私は楽器の中でサックスが一番好きなのよ。」と喜んでくださった。ユキミさんもカオルさんも嬉しそうだった。

そして、夕方からダンサーにさっそく話をつけていた彼女たちは「サルサのレッスン」を受けることに。Atzelが付き添いでついてきてくれることに・・・なんていい人なんでしょう。













こうして、音楽とダンス漬けの濃い1日が終了。ユキミさんたちとはここでお別れです。楽しい出会いでした。本当にありがとう。気をつけて帰ってね〜。



さあ、明日はどんなセッションになるんだろう?(つづく)