minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

金柑の種、種、種・・・

2008年02月13日 | うまいもん関係
前からずっと気になっていた金柑。うちの近所の八百屋はドリアンがまるごと1200円で売られていたり、新種のブロッコリーがあったり・・ときどき変わったものが置いてあって楽しい。

金柑はそれほどめずらしいものではないけど、私はこれまで買ったことがなかった。いつだったかTVで女優さんが「私、金柑の甘露煮を作ってきたんです。」と言ってスタジオでそれをお茶にして飲んでいたのを見てから「なんだか体に良さそう。あの女優さんでも作れるんなら簡単かな。」いつか作ろうと思っていた。

「生でも食べられます」とパックに書いてある!さっそく生でひとかじり。ううう、渋くててすっぱ~~~い。やっぱりだめじゃん。さっそくPCでレシピを探すと・・・。金柑には種が沢山あって、小さい身に縦に何本も切り込みをいれて1度ゆでたあとに、金柑の種を取り出すという作業が書いてあった。げげげ~、結構これがなんとも面倒な作業だった・・・(涙)。あんなに小さな金柑の中に5個も6個も種が入ってるなんて!!!でもよかったあ、買ったのが20個くらいで。

しかし、この一手間がおいしくするコツなんだろうな、と竹串でぶちっぶちっと小さな青い種を取り出す作業を黙々と行う。金柑はビタミンが豊富なので風邪が流行る時期によく売れるそうだ。風邪予防のためにも頑張ろう!

種取りが終了してようやく甘露煮に。焼酎がおいしい、と書いてあったので、毎晩ちびちびと旦那が楽しんで飲んでいる焼酎をこっそり、どばどばっと鍋に入れる。あとはお砂糖を入れて10分くらい煮詰めてできあがり。

口に含むと・・・むむ、やはり皮がちょっと苦い。でも甘酸っぱくてほろ苦いのが大人の味。お茶に入れたり、焼酎のお湯割りに入れて、今年の風邪対策もこれでばっちり?!

温めますか・・・?

2008年02月12日 | 家族の日常
「おにぎり、今だけ100円!」と大きく書かれたコンビニの看板の前に佇んで、思いっきりおにぎりをほおばる男の子がいてCMに使えそうだなあ、なんて笑っていたのだが・・・。

息子「今日、要町に新しくできたコンビニに友人Yと行ってきたんだよ。Y君がレジで例のおにぎり一個買うと、新人らしい店員の女の子が「はい、温めますか?」だって(爆)。」
父「おにぎりあっためる人もいるんじゃないか?」
息子「いね~よ!中身いくらだし。」

寒い寒いこの時期に心を温めてくれた店員さんに感謝。なんだかあったかいおにぎり食べたくなった...。

あっという間の・・・

2008年02月10日 | ライブとミュージシャンたち
3連チャンが終了。いやあ、中身の濃い3日間だった。新澤君、本当にお疲れさま~~~!寒い中、3日連続で来てくれたニョロちゃん、本当に感謝です!お誕生日だったなんて知らなくてごめんね~。

これでしばらくmingaはありませんが、226に向けて宿題が山積みだああああ・・・(涙)。

この3日間でずいぶん、沢山の友人達(中学の同窓生とかNY時代の友人とか常連とかw)に会えて幸せだった!息子ともしばらく会っていない(話をしていない!)ので、明日からまた母親として頑張らねば!この切り替えが大変なのであります。では226で御会いしましょう。

感謝、満員御礼!

2008年02月10日 | 音楽&CD
雪になるってわかっていながら、ミュール履いてしまったので、ぐしゃぐしゃ・・・(涙)。そうだ、私は雨とか雪用の靴は一足も持っていないのだ。こんなに雪が多いと、買わないといけないかなあ。(関係ないけど『牛丼のつゆだくは辛い!』と、利樹が横でつぶやいた。)

それにしても、この寒さにもめげず、若い女性が沢山。さすが、北原君?!アルフィーが満員になったので嬉しかった。ありがとう~~~!初めて千葉や横浜からも来てくれた女の子たちが「『カナビスの輪』がとてもよかったです、mingaのファンになりました!」とすごく喜んでいた。わかる人にはわかるんだなw。

北原君とは23年・・・長いつきあいですが、レコーディングしてから、ますますMingaの重要な一員となってきた感じ・・・もっともっと書きたい事が山ほどあるけど、明日もまた早いのでもう寝ます!吉祥寺サムタイム昼で御会いしましょう!

サッカー、個展、サンジャック

2008年02月09日 | 家族の日常
「だ~~れも来ないから、絶対来るな!」
中学校の参観週間なのに誰も親が来ないらしい。寒さのせいだろうか。でも「体育のサッカーが面白いんだよ~!」と息子が楽しそうに話していたので、それだけは観に行きたいな、と思っていたので、なるべく目立たないようにサングラスかけてニット帽をふかめにかぶって校庭のはじっこから見学(これってかなり怪しい人?)。

運良く、観始めたら息子がシュート。1回目は失敗。2試合目ではなんとか当たったラッキーシュートが決まって思わず拍手しそうになったが・・・ぐっとこらえて帰ってきた。へっぽこサッカーもそれなりに楽しい。

そして友人Kちゃんの個展@高円寺「アトリウム」にも顔を出した。Kちゃんの作品は彼女のHPでも沢山見ていたので知っていたけど、やはり壁一面に飾られていると壮観だ!色使いがものすごく綺麗。毒々しい華やかさがあり、極彩色というか、本当に凄い才能だなあ、と感心。日曜までやっているそうですから、もし時間がある方はぜひご覧ください。高円寺だけどちょっとわかりにくいので電話するか、HPで調べてくださいね。
クレプトマニアック個展Cat Walk at 「アトリウム」のHP

そして、夜は西荻サンジャック。本当に生音が気持ち良くて幸せ。後半のセットからアカモperが乱入してきたので、急遽演奏曲を変更しましたw。寒い中、来て下さった友人たちに感謝します。そして今日は六本木アルフィー。雪よ、降るな!!!!


明日(今日)から3連夜

2008年02月08日 | 家族の日常
お願いだから雪よ、降らないで~~~!と祈る今日この頃。皆様、お元気でしょうか?
おいしそうな牛筋がハナマサで売られていたので我が家の夕食はおでんに決まり。

明日はご馳走と最高の生音の店、サンジャックで新澤君とトリオ・ザ・ミンガ。ピアノのスンバラしいグランドの響きを堪能できます。
そしてあさっては雪?六本木アルフィー。北原君とレコーディング以来ですが、あのレコーディングのソロが素晴らしかったので今回もとても楽しみ!

では、サンジャック~~で会いましょう!

寒くて熱い夜

2008年02月05日 | ライブとミュージシャンたち
雪は止んだけど、空気が冷たい。でも東京の空が澄んでいて星が綺麗に輝いていた。あまりに気分が良かったので家に戻ってからバレルハウスへ行って飲んじゃった。ちょっと二日酔い...ああ、いつもポーチャイピル飲むの忘れちゃうんだよなあ。

新宿OPENでMAUのライブもそんな寒さだったけど沢山の若者達が来てくれて嬉しかった!常連はもちろんのこと、メタルギニーの高木くんたちの生徒とか、Think TankのKbombたちも来てくれた。みんな、ありがとう!やはり沢山の人たちに囲まれてこそ、ミュージシャンは生かされるのだなあ。これから、ますますヒートアップしそうな予感。私は演奏中に、こんなに無責任で好きな時だけ好き勝手に演奏して、こんなに楽しくていいのだろうか・・・!?とにんまり。ドラムのコスマスも高木くんとの相性がぴったりのようで、めちゃくちゃ楽しそうに叩いていた。ドラムを叩くのが相当嬉しいのだろうけどw。

「次はいつですか?」とみんなに聞かれ、慌ててその場で4/21(月)に決定しました。昨日聞逃した方、ぜひ次回は来てみてくださいね。

めざせ、振動エネルギー

2008年02月03日 | 家族の日常
東京は大雪になりましたが、お元気ですか?あまりの寒さで起きてしまい慌てて背中にホッカイロを2枚も貼りました。

こういう日は家から(炬燵から)一歩も出たくありません!我が家のオス猫メイリンは雪でも玄関から飛び出していきますが・・・。

「今日は買い物に行けない(行きたくないとは言わない)から例のおいしいピザをとろうね~!」と家族の了解を得ていたのだが、そのピザ屋さん、残念な事に池袋には一軒もなく(!)一番近いところで大山店(ここにたどり着くまで2件電話をたらい回し)に電話したら「今日は危険なのでそこまで配達できません!」ときっぱり断られ(涙)・・・仕方なく冷蔵庫にある材料でハンバーグを作った(最初から作ればいいのに)。本当は今日は巻き寿司なのだろうが、うちにはそういう習慣はないので無視。豆まきは息子がせっせとやってくれたし雪の節分はこれにて無事終了。

話は変わるが、夕方のTV番組で、人間が歩く振動、車が通る道路での振動などをエネルギーにする研究をK大学の速水さんという人が「振動発電機」を作り成功させた、という特集をやっていた。そうなると電池のいらないリモコンができたり、車の振動を利用してレインボーブリッジがライトアップされたりする事が可能になるようだ。凄い事を考える日本人がいるんだなあ。原子力発電にたよらなくても良い未来に向かって頑張っているのだ。

それを見て思い出したのは私の友人Yちゃんの話。彼女は秋葉のツンデレ系の間で人気の歌手もやっていて、時々面白い情報を提供してくれる。ライブに来る男の子たちの匂いがカブトムシの匂いと同じだ、とか『ツンデレ』という言葉の意味を教えてくれたのも全てYちゃん。
「紗知さん、秋葉のライブに来る男の子たちって変なんですゥ。ライブの間中、ず~~っとぴょんぴょん跳ねているんですから。絶対あのエネルギーを何かに役立てなくっちゃ、って思うんですよ。」

あはは~、って笑っていたけど、本当にエネルギーに変えられる時代がきっと来る。Yちゃんの発想は正しかったのね。「自動車がバンバン通る道路を見るとああ、もったいないな~と思うんですよ。」と語っていた速水さん、ぜひ秋葉系ライブに行ってみてくださ~~い。振動エネルギーが溢れているそうですよ~~~。

明日は新宿のOPENでMAUのライブです。秋葉系だけじゃなく、低音がブンブン鳴って、踊って踊って・・・私たちも振動エネルギーを発電できるようになる日は近い?


暖かな空間、暖かな出会い

2008年02月03日 | 家族の日常
CDのタイトルが決まりません(涙)。この前考えていたのもやはり没。私が考えたもので「palpitante!」というのがあって(ワクワク、ドキドキ、ときめくという意味)ほぼ決定しかけたのに、「minga」の裏の意味が(前に書いた)あわさると・・・ちょっとエロティックな意味になるらしいのだ。困ったなあ。ま、別にスペインで大々的に売ろうって訳でもないからいいと思うのだけど・・・。

一昨日も書いたが、チャーリー様のように、自分の好きな人の名前をつけるっていうのもどうなんでしょ。NYで知り合ったトニーニョ・オルタgに東京で再会したときに「NYで教えてもらったあなたの曲「Waiting for Angela」あれって本当にいい曲ですね~!」って言ったら「ああ、Angelaとは別れたからタイトル変えなくっちゃと思っているんだ。」ってお前もかよっ(怒)!まるで『●子命』って腕に彫ってしまった後で別れて後悔するや●ざのようだ。タイトルと彫り物に人名は禁物ですね。

さて、昨日も外はめちゃめちゃ寒く、帰りには粉雪のようなものが舞うほど・・・。でも、上尾のDONでは暖かな人たちに囲まれ最高に幸せな時間を過ごさせてもらいました。

バレルハウスのライブで出会ってからちょうど4年、パン屋さんの素敵なご夫婦が「上尾にはなかなかライブを聴かせる場所もないのですが、mingaをみんなに聴かせたいので、一度上尾に来て下さい。」「はい、喜んで~!」

初回はワガン・ンジャエ・ローズ(per)とトリオでしたが。4回目を迎えた上尾ライブも、昨年来て下さった方はもちろん、初めてのお客様も沢山いらっしゃって、mingaの一員に!上尾ばんざ~い。DONという昔懐かし風喫茶店も天井が高いので音が響き渡って、生音の気持ち良い空間です。アップライトピアノも新ちゃんの手にかかればグランドピアノのような鳴り方!!コスマス・カピッツァperも響きの良い場所でしかコンガを叩かないという強者ですが、楽しそうに叩いておりましたw。

「今日初めて来たお客様の中で4人くらい『私もサックス吹いてみたい!』っていう女性がいましたよ。」嬉しいなあ。

年に1度だけど、熱い熱いコミュニケーション。本当に感謝。音楽って楽しいな。また来年も宜しくお願いしま~~~す。






ゲバラの如く・・・

2008年02月02日 | 音楽&CD
昨日は熱き闘い(?)からへとへとで家に戻ると、録画しておいたBSの映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」を観ることに。全く予備知識もなく、なんとなく面白そう、という事で利樹が録画していたのだが・・・。

若き日のチェ・ゲバラの旅日記をもとに製作されたものだった。ああ、医者のたまごだった、青年ゲバラが南米縦断する旅がきっかけで様々な事を考え、民衆の為に立ち上がっていくのか・・・なんて大好きなゲバラの事を想像しながら楽しめるロードムービーだった。そして、注文していたチャーリー・ヘイデンの名作「The Ballad of the Fallen」がようやく家に到着していたのも何か運命的な・・・。

このアルバム、ペーパームーンで借りて、よく聞いたなあ。チャーリーはこのアルバムでも反戦を訴えた。もともと「リベレーションオーケストラ」を発表したのがもう少し前なのだが、音楽でメッセージを伝える、というのはこういう事なのか、と24歳の私には衝撃的な刺激的なアルバムだった。

私のデビューアルバム「Free Fight」を作ったのがその1年後の1988年。彼の曲を2曲も演奏している。かなり影響を受けたと思う。「La Pasionaria」と「Ellen David」という曲だが、特に「Ellen David」が入ったB面(そうです、これはレコード!)はペーパームーンのいっきさんのお気に入りなので、ペーパームーンでリクエストしたらきっとかけてくれますw。([Ellen David]の方は「Closeness」というアルバムです)。

自分は音楽を通して何がしたいのだろう・・・と問いかけながら演奏していく青春の日々。チャーリー・ヘイデンはミュージシャンとしてのあるべき姿を示してくれた、偉大なベーシスト。

そんな神様のような存在だったチャーリーが当時、読売ランドにやってきた。『ライブ・アンダーザスカイ』でオーネットバンドで来日、運のよい事に楽屋に通してもらった私とトイレへ行こうとしたチャーリーがばったり出会う。ドキドキしながらカタコトの英語で「自分のアルバムであなたの曲を使わせていただきました」と「Free Fight」を手渡すと「Ellen David」を指して「ああ、これは昔の奥さんの名前なんだ。今は別れて違う彼女なのでタイトルも変えたいと思っているんだよ。」

え~~う・そ~~!私の中で完璧に近い理想像がガラガラと音をたててくずれていった(何せ純情な乙女だったから?)。その数日後、横浜エアジンにチャーリーの友人でもある池田芳夫bさんのバンドを聴きに現れるぞ、という情報を聞きつけ、また会いに行くと(どこまでミーハーなんだ)・・・「今日は彼女(ブロンド女性)の横浜見学とショッピングにつきあわされて、腰が痛くて痛くて・・」と演奏を聞くのもそこそこにブロンド女性と下の焼肉屋に行ってしまった。女の尻に敷かれっぱなしのダメダメチャーリーさんって意外と恐妻家だったのね。

し、しかし世界のチャーリー・ヘイデンだ、文句は・・・・ありません。現実はどうであれ、ゲバラのように志は高くありた~~~い!と改めて思った夜だった。

上の話とは全く関係ないけど、明日は上尾です。楽しみだな~~~!