minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

叱られた!

2011年03月17日 | 家族の日常
海外から続々と心配するメールが送られてくる。心配はとてもありがたく、一つ一つ心のこもったメッセージに涙が出そうになるけど、やはり東京にいて、日本にいて、この現状の中で必死に生きるしかない。

NYではJohnZoneが主催する3つのチャリティコンサートが企画されているそうだ。

3/27 コロンビア大学ミラーシアター  出演:Yoko Ono,Sean Lennon,Marc Ribot, John Zorn,Uri Caineほか
4/9 Japan Society 出演:Philip Glass & Hal Willner; Lou Reed, Laurie Anderson and John Zorn; Ryuichi Sakamoto,Bill Laswellほか

世界中のミュージシャンたちの熱いメッセージを胸に、日本のミュージシャンたちもみんな頑張っている。それぞれの場所で、それぞれの音楽で。

一方では悲しい報告も。NYからSteve Jacksonも来日していたが「宿のそばはトイレットペーパーも食品もなにもかも売っていないよ。日本にトイレットペーパーを買うために来たみたい。もう疲れちゃった。悪いけどNYへ戻る事にするよ。」

とさきほど電話があった。こんな状況の中、来日していたこともびっくりだったけど、やはりそうだよな~。止める事などできないし「わかりました。気をつけて。」とだけ返事をした。せっかく楽しみにしていたSteve入りの3本(池袋Apple Jump,吉祥寺Sometime,西新井カフェ・クレール)ですが、3人でやる予定です。どうぞご了承くださいませ。


ネット情報からいろいろとテレビニュースでは報道しない原発関連の意見などを読んでいると、本当に何を信じて良いのかわからなくなる。自分の中でプチパニック。やばいなあ、と思いつつもまたネットを開いてしまう自分がいる。平常心を失っている私を見て

「放射能がどうのこうの、悪いニュースばかりをTwitterで読んで一喜一憂するのはやめてほしい。どう転んでも俺たちは東京から簡単に離れることなんかできないんだから。母ちゃんはもうネット禁止だ!」と息子に叱られてしまった。本当にダメな私。とほほ。

もうこうなったら、サックス吹きまくるしかない。早くみんなの前で演奏したい!という気持ちで一杯です。土曜日は池袋バレルハウスに!!元気を分かち合いましょう!!もちろんミュージシャンも大歓迎。

そして・・・桜や近所の暗渠の花たちが何事もなかったように開花を始めています。

そばにいるよ。

2011年03月15日 | ライブとミュージシャンたち
日一日と現実から逃避したくなるような出来事が起こっている。だからこそ、今ここにいて学校を早めに帰って来た息子と一緒にsaxを練習したり、家族で食事をしたりと平々凡々な生活を送っていられる現実に感謝の気持ちで一杯になる。

余震があまりに多くて、明日はどうなるんだろう・・・という不安も一杯だけど、そんな中で仙台の友人からメールが来た。

「私も家族も怪我もなく無事に生きてます。~中略~家族の有り難さや友達のあったかさが本当に身に染みています。 そしてそして応援してくれるみんな 心配してくれるみんな本当にありがとうございます!!そのおかげでがんばれるよ-- また元気に会えるのを楽しみにしています!待っててね!

追伸:早く紗知さんのサックスが聴きたいです。永田さんのベースも。ラジオから流れてくる音楽で癒されています。。音楽って本当に素敵ですね。ありがとうございます」

彼女は今も病院まで2時間半を徒歩で通って、入院患者の為に一所懸命働いているそうだ。頭が下がる。しかも、相馬市のジャズクラブの方たちもご無事だと彼女からの報告。本当に良かった~。被災地の人から励まされるメールをもらうなんて・・・(涙)。

私たち音楽家も音楽を通してみんなにお返しできる日がいつか来ると思う。その日まで頑張らねば。

また海外からも沢山のメッセージをいただいた。今もFace Bookを開けるとアルゼンチンのパパたちが心配してチャットしてくるので有り難いけど(チャットはスペイン語ですぐに返事を書かなくてはならず大変なのだ)怖くてFaceBookがなかなか開けない状態だ(苦笑)。

それでもみんなが日本を応援してくれているのが解る。フェローンのFaceBookの壁紙写真は日本地図になっていた。そして、この映像を日本のみんなへ、とアップしてくれていたのだ。

2年くらい前に流行った「Stand By Me playing for change」だけど、今、こういう状況でもう一度見ると・・・一層感激する。「いつもそばにいるよ。がんばってね。」というフェローンの気持ちが本当に心に沁みて・・・・もう涙腺がボロボロ。やばいっす。

今、世界は一つになっている。









今こそ元気を!

2011年03月15日 | ライブとミュージシャンたち



この非常事態で、一方的に垂れ流される報道に振り回され、電気もストーブもつけないように頑張って、じっとニュースに齧りつきながら家にいたらやはりサックスを吹きたくってウズウズしてきた。今は音楽しか自分を救う手段はないのだ。

余震が来る度にドキドキし、原発の動向に一喜一憂。買い物に行けばすっからかんになった棚、棚、棚。こんな異常な光景に一層の危機感が煽られる。

被災地で働く自衛隊の人たち、海外救助隊、そして原発関係者・・・多くの方がこの大変な状況の中、被災地で頑張ってくれている。私たちの分まで。本当に有り難い事だと感謝しています。自分の命を危険にさらしながら・・・人間って凄い。本当に。どうか気をつけて一人でも多くの方々を助けてあげてください。

被災地でお亡くなりになった方、未だ行方不明の知人や家族のいらっしゃる方々などは本当にいてもたってもいられないと思う。そんな人たちの事を考えるだけで不安と哀しみで心が折れそうになる。

だからこそ、自分に喝を入れて、サックスを吹く。誰に聴いてもらいたいからでもない。自分の元気を取り戻すため。自分勝手な、と怒られるかもしれないけど、今の自分にはそれしかできないのだ。

昨日はバレルハウスのそんちゃんの42歳のバースデイ(震災のために当日は休業になってしまい、1日遅れだったけど)で気心の知れた仲間たちが集っていたので、サックスを持ってでかけた。到着してすぐに演奏を!と言われてさっそく演奏開始。あとからトシキもやってきて・・・・やはり音楽っていいなあ。みんなの笑顔で嫌な事もすっかり忘れて楽しい一時を過ごさせていただいた。みんな、本当にありがとう。そんちゃん、おめでとう。来年のバースデイはもっと沢山の人たちとワイワイ楽しいお酒が飲めますように・・・・。

これから一日一日をどうやって過ごして行けば良いのだろうか。明日の事は明日にならなくちゃわからない。最悪の事態も覚悟しつつ、今できる事をやって行かなくては。とにかく明日を信じて精一杯生きなくちゃ。明けない夜はないのだから・・・。



今週の土曜(19日)にバレルハウスで本田珠也君とトシキとのトリオのライブがあるけど、もちろん生音で節電状態の中で演奏します。もともとPAイラズの私ですから関係ありません(苦笑)。トシキも「ベースアンプなくったって大丈夫!」という意気込みであります。元気な音を精一杯出して行きますのでよかったら気分転換に遊びにいらしてください。お待ちしております。


映像はだいぶ前にアップしたTom Waits[Take care of all of my children]。みんな神様の子供たち。神様、どうか子供たちをよろしく。







できる事とは?

2011年03月12日 | 家族の日常
原発のその後も心配です。遂に被爆者がでたとニュースで報道している。昨日も朝まで余震が続き怖くて怖くて眠れなかった。あああ、日本はどうなるのでしょう?一刻も早く原発の処理が終了することを祈るばかり。

そんな中、息子は沖縄の空港で立ち往生。「このまま羽田に到着しても溢れかえっている空港に連れて行くだけだ」と飛行機会社が判断し、欠航となって深夜、用意されたホテルへ・・・なんと超豪華ホテルのスイートルームで爆睡し、朝は豪華なバイキングでおかわりしまくり・・・夕方、こっちがようやく全部屋の大掃除終了したと同時に帰宅。なんていうタイミングのよさだ(怒)。

今日はウィンチェスター・ニー・テテperとのライブだったけど、お店側が一方的に中止のメッセージを発信。テテはびっくり「俺、聞いてないよ~~~」ま、この緊急事態なので仕方ないけど、せめてバンマスに相談があってから発表してほしいもんだ。全く知らないお店だし、バンマスはテテだから何にも私には言う権利ないけど。

こんな状態で音楽家たちは何をすべきか・・・本当にこれからの課題です。今の私にできる事は節電くらいしか・・・。

相馬市エンドレスのみんな、仙台のカーボのママたち、そして仙台の友人の安否もまだわかりません。心配山積み。どうかみんなみんな無事でありますように。


下記のような記事を見つけたので少しでも役に立てれば・・・と思いアップしておきます。いきなり送りつけるのではなく、送り先に確認(電話)をしてからのほうが良いと思います。みんなで協力しあって・・・頑張りましょう。世界中の人が今、ひとつになっています!

ちょっと感動したページ

放射能の事をもっと知っておこう!
よくわかる原子力




自衛隊では支援物資を受け付けています。
各県の県庁が窓口です。

まだまだ不足しているそうです。
凍える寒さの中、空腹に耐えて救助を待っておられる方が沢山いらっしゃいます。
状況は、ニュースよりもさらに哀しい状況とのこと…。
現地の方は希望を持って頑張っておられます。
どうかお時間のある方、宜しくお願い致します。

募集品目とご注意頂きたいこと

・衣料、食料、電池、日用品(石鹸やティッシュなど)、ベビー用品を募集しています。
・食料は腐らないもの(レトルト、インスタント食品、栄養補助食品)など。
・特に毛布やカイロなどの暖を取れるものが助かります。
・衣料の場合はサイズごとにおまとめ頂き、分かるように明記ください。
・衣料はなるべく綺麗なものが喜ばれるそうです。
・なるべく1つの段ボールには一種類の商品⇒仕分けの手間が減ります。
・重くなり過ぎない様に。
・「地震支援物資在中」とお書き添え下さい。

送付先

●宮城県県庁 ← 仙台あてはこちらへ
〒980-8570
仙台市青葉区本町3-8-1
[TEL]022-211-2111

●岩手県県庁
〒020-8570
盛岡市内丸10-1
[TEL]019-651-3111

●青森県県庁
〒030-8570
青森市長島1-1-1
[TEL]017-722-1111

●福島県県庁
〒960-8670
福島市杉妻町2-16
[TEL]024-521-1111

【その他全体の取組について】

防衛省 (代表)
03-5366-3111


※受付状況が変更になっている可能性があるので
送付可能かどうかを事前に各県庁へお問い合わせください。

災害のゆくえ

2011年03月11日 | ライブとミュージシャンたち
いやはや大変な事になりました。震源地にいる方たちはどんな気持ちで夜を過ごすのでしょう。本当に心配です。東京タワーがこんなに曲がってしまうなんて。原発も津波もまだまだ予断を許さない状態。東北、北海道の友人たちが気がかりです。


我が家は3階建ての3階で、2階の母の家より被害が大きく、食器は飛び出し冷蔵庫やスピーカーも飛び出し・・・こんなに怖い地震は産まれて初めて。津波の映像をがんがんテレビで流していますが、本当に大自然の災害の前では人間がいかに無力かよく解ります。

ちょうど地震の来た時、サックスを取り出して吹いていたので慌てて楽器をケースにしまいこんで、食器がガラガラと音をたてて投げ出されるのをただオロオロしながら見ているしかありませんでした。窓から外を見ると隣りの商店のカップラーメンが道路に散乱。慌てて車を停めてみんなで拾っていました。子供たちも布団のような防災ずきんをかぶりながら帰宅しています。消防自動車のサイレンの音。やはりただ事ではありません。

大揺れの最中に我が家の雄猫メイリンが玄関を開けてくれ~~!と怒ったように鳴いていたので玄関を開けて外へ出してやりました。もう一匹の恐がりメス猫くうちゃんは未だに炬燵から出て来ようとしません。2匹とも夕飯も食べないで・・・。メイリン、帰っておいで~~~。

我が家はこんな感じ。ゴミ屋敷ではありません。
大好きでよく使う食器ほど壊れるものですね。


あまりテレビは見ないのでまだ地デジ対応ではありませんが。

沖縄に修学旅行中の息子は夜10時に羽田に戻る予定だったのですが、飛行機が欠航。沖縄に足止めをくらいました。その方が安全だとほっと胸をなでおろしました。津波だけは心配ですが。

しかし、まっさきに「バリトン大丈夫?」とメールが来て、「あっ」とオーディオルームのピアノの上にあったバリトンサックスを慌てて見に行くとオーディオルームもひっちゃかめっちゃか。レコード、譜面、キーボードが散乱する中、壊れたソフトケースに入ったバリトンが落っこちていました。あ~あ。8万かけて修理したばっかりなのに。でも、散乱したレコードの山の上だったのでそれがクッションになったようで、ちょっと吹いてみたら大丈夫でした。とりあえず一安心。


それにしても、テレビがひっくりかえり、ガスが止まり、不安だらけの時に心強いのはTwitterですね。沢山の方々と情報交換できるだけでも勇気がでます。ガスの対処法などいろいろと役立つ情報をいただき感謝です。

Twitterを頼りにしている人が多いと思うので、ガセネタだけは流さないようにお願いします。私も信憑性があるかどうかきちんと判断しながらRTしたいと思います。

こんな日記を書いている余裕は本当はないのだけど、状況報告まで。

ためしてガッテン流「認知症診断法」

2011年03月09日 | 健康
息子が今日から3日間、沖縄へ修学旅行へ出かけた。ようやく弁当作りと早起きから解放される。たった3日間でも天国じゃw。

気持ちの良いお天気だったのでお掃除と買い物をすませてから超気功へ行った。この頃完全に体調が復活しているので月に一度のメンテナンス。F先生も私の顔を見るや否や

「肌の調子もよさそうですねえ。」「はい、絶好調です!」

私はいたって元気なのだが、父親が少し体調がよくない。先日226コンサートの時に久しぶり(1ヶ月ぶり)に会ったら急に歳をとったようでびっくりしたのだ。

「父が●●病と疑われているらしいんです。」と先生に相談すると
「●●病なら自分の仲間の医師が超気功で治したから、おそらく僕も治療できると思いますよ。脳のドーパミンを活性化させる事は超気功では簡単なんです。まだそういう患者を扱った事がないけど、勉強しておきます。今飲んでいるお薬を一切やめて、きちんと通院してくれるのであればいらして下さい。」と言ってくださったのでほっと一安心。

難病と言われているものだが進行は遅く、慌てて心配する病気ではないらしいが、薬を使わずに治ればそれにこしたことがない。問題は父がきちんと通院してくれれば良いのだが・・・。

今のところ、大きな病院で検査をしているので検査の結果がでるまで、と大量の薬漬けになっている。それだけでも体に悪い影響が出ているような気がしてならない。担当医師に飲めと言われたら断れないし。患者と医師の関係は非常に難しい。

F先生のお薦めが安保徹という医師の著書。「僕はこの先生の考え方で全て治療しているんですよ。」

何冊か読ませていただいたが、薬を使わずに人間が本来持っている免疫力を高めて病気と闘うことを薦めるめずらしいお医者様だ。ううむ。一番は生活習慣と食事。当たり前の事だけど、なかなかこれが規則正しくはいかないのだな。

安保徹著「薬をやめると病気は治る」


この年齢になれば、親が弱って行くのは当たり前だが、認めたくないし、考えたくない。いつまでも元気でいてくれると思い込んでいるところがある。

今日のためしてガッテンでは「認知症かも知れないけど・・・病院に連れて行くべきかどうかの判断をするテスト」なるものをやっていた。身につまされるけど、知っておいた方がいいかも知れないのでここにも記しておきます。

1 相手に対して向き合って座る。
2 「これから私のやる通り真似をしてみてね。」と言いながらゆっくりと右手(どちらでもいい)できつねの形を作る。
3 相手が10秒以内で同じ真似ができればよい。(この時、キツネの手とかしゃべってはいけない)
4 次に今度はまた同じように両手でハトの形を作る(親指と親指をからませて交差するやつ)
5 これもまた10秒以内に真似できるかどうか。(この時も口頭でハトの形をしてみて、とかしゃべらない)

キツネの形はだいたいの人が真似できるが、ハトの形が苦労するようだと認知症の可能性が大きいらしいので、さりげなく病院へ連れて行く方がよい。ここで、「こんなのできないの?」とか「あらいやだ、認知症なんじゃない?」なんて言っては絶対だめだそうです。物忘れのひどい母に時々冗談でこんな事を言っていたが、やばいじゃん(汗)。

認知症の人に「貴方は認知症ですよ」という事を伝えてしまうと後々の治療に悪影響を与えるらしい。認知症患者には優しくされた事はすぐに忘れるけれども「悲しい」とか「つらい」という感情だけは脳の記憶にしっかり残るそうな。ひええ。もう冗談でも言いません。


父の場合は幸い認知症ではないけれど、いやはや、だんだん他人事ではなくなってきている現実。一人っ子だから私がしっかりせねばならない。「健康でいられますように。」と神頼みするしか今の私には方法がないが、本当にみんなが健康なだけで幸せな事なんだな、とつくづく思う今日この頃であります。






KPTMのスノーボード@SURGE

2011年03月07日 | ライブとミュージシャンたち
今日は雪が降ったり氷雨だったりとコロコロ変わる寒さですが、これが三寒四温っていうやつですね。一日づつ春に向かっている・・・。

雪といえば、私は全くできませんが、尾瀬にいるプロのスノーボーダーたちと知り合った関係でいろんな楽しい事があります。

昨年,新宿OPENで行った「SURGE」とのジョイントライブでライブペイントを行ったKPTMちゃんのデザインがこんな素敵な形になって発売されました!!

ゲバラ!
こちらがライブで書いたもののリメイク版


格好いいな~~~!!私もボーダーだったら欲しいのですがw。KPTMの凄さにも改めて感服いたします。先日のDomunのDJっぷりといい、こんなに才能豊かな(しかもとびきりの美人!)女性にNBAGI Recordのジャケットをお願いしているなんて・・本当に幸せ。そんなKPTMちゃんもまだスノーボードは未体験だそうですがw。

今頃、尾瀬は良い雪が沢山積もっていてボーダーたちのパラダイスなんだろうなあ。また尾瀬に行きたくなった!




@新宿OPEN


ボード購入したい方はこちらで!
SURGE



サドコ恐るべし。

2011年03月02日 | ライブとミュージシャンたち
明日は新宿Pit Innで藤井郷子オーケストラだ。あ、おひな祭りなのね。全く関係ないけど。

「ふっふっふ、こんな音符吹けないだろ~~~。」などと演奏者泣かせの音列を書いて来ては、苦労しながら吹く私たちを見てはほくそ笑む。密かに藤井サドコと呼んでいるのだが・・・。

サドコさん独特の節回しであとは自由で、と毎回新曲を書き下ろして来るパワーも素晴らしいが発想が面白い。世界中を疾走しながら海千山千の海外ミュージシャンたちを相手に堂々と渡り歩いて来ているのに、よくそんなに曲が書けるな~といつも感心してしまう。1年に10作品くらいはCDを作っている。こんな人、見た事ないよw。

「毎日一曲とか一フレーズはピアノの前に座ったら書くようにしているの。」

そんな彼女が明日行う企画は・・・あまりネタばらししないほうが面白いけど、日本の有名某監督による無声映画に曲をつけて、魑魅魍魎のバンドメンバーたちがさらに好き勝手に音を出して・・・???

どうなることやらさっぱり解らないが(苦笑)、リハーサルで映画を見せてもらったがとても面白い作品。

「本当に良いシーンになると・・・音楽はないほうがいいのよね。」


えええええ???そんなあ~~~。恐るべし、サドコさん。

写真は昨年のPit Innのものです。(ゲスト出演者は今回はおりません)