
太陽の塔に入ったことがあるだろうか?
きっと1970年前に生まれていた人は入ったことが
あるという方は多いかもしれない。
私は万博に行ったという記憶しかなく、そのころ幼少で何かを
万博で見たという記憶がない。
なので生まれて初めてという言葉は当てはまらないが
とにかく今日はあの太陽の塔の中に入ってきた。
友人のMりきさんが誘ってくれて申し込んでくれたので
入ることができた。
中に入る機会があることはTVで見て知っていたのだが
行動にまでは移さなかったがおかげで良い機会に恵まれた。
2000円で公園の入場料なども込みの価格であった。
記念品付きでクリアファイルももらった。
なんでも改装するそうで改装前に入ることができる
最後の機会という貴重な体験だ。
外から見る太陽の塔は高速道から見ることはあっても
目の前で見るのは初めてといっていいくらいだ。
思ったより迫力がありさすが芸術は爆発している。
中は30分ずつ1回30人くらいで見るのだが一階から上を見上げる
だけなのだが当時は4機のエスカレーターで右手部分まで上がり
右手部分から外に出て空中展示室へと出ることができたそうだ。
今日の外は陽が当たり暖かかったが太陽の塔の中は
ひんやりと寒かった。
床から命の木という作品天井付近まで
伸びてあり木の上に生命の誕生を表す
海の生物から人間までのフィギュアが置いてあった。
当時は200数を超えるものが置いてあったり吊って
あったりしたが現在は20数個しか残ってないそうだ。
このフィギュアは円谷プロが監修したそうだ。
しかし中は閉幕して片付け忘れたような状態で
34年間さわられずそのまま置いてある雰囲気で
まるで廃墟を見ているような雰囲気があった。

「黄金の顔」と言われる部分。
直径11メートルで目玉は直径2メートルだそう。
目はクセノン投光機で目が光るようになっていた。

「黒い太陽」と言われる裏側にある太陽。
黒い色の信楽焼きタイルでできている。

中は撮影禁止です・・・・

当時発売されていたアサヒビールの缶。
懐かしいプルトップです。

裏を見ると缶の開け方の説明がある。
わざわざ「缶切りのいらない缶入りアサヒビール」と書いてありプルトップを
起こして開けてくださいと説明がある。
万博があるまではプルトップというものがなかったのに驚きだし、ビールまで
缶きりで開けていたのも驚きだ。
子供の頃は缶ジュースを飲むときにスパナーみたいな形の缶切りが付属していて
2箇所の穴を開けて飲んでいたのを思い出します。