始まったばかりの朝ドラの時代設定、幕末の京都や大坂ですね。
今でいう銀行にあたる両替屋の娘が大坂の両替屋に嫁ぐという話。
ちょうど読んでいる本、『凍って寒からず』がその少し前の姫路が舞台になってて、大坂の両替商が出てくる。
しかも、ドラマがそっくりの屋号でびっくり。
天王寺屋のところが山王寺屋、加島屋が加野屋だったりする。
主人公は河井道臣という家老が、膨大な負債を抱えた姫路藩を立て直していく苦しい過程をえがいたもの。
今の時代と同じく、財政破綻の危機を畑違いの男がアイデアを駆使して乗りきり、負債を返済していく生涯。
周りからは皮肉を言われ冷遇されつつも、心の内に熱くたぎる信念を持ち続ける。
中国の朱子が敬斎箴(けいさいしん)に含めた言葉「凍って寒からず」
身辺は凍りつくように寒くても気持ちを熱く保っていれば心中まで凍てついてしまうことはない。
いま自分は何を成すべきかを問い返せば胸中に熱いものがたぎってくるではないか。
どうして外の寒さに負けて気分を凍らせておれよう。
こう思って、逆境の中にある自分自身をふるい立たせ難局を乗りきる。
人は力に応じてポストに就くというのでなく、就いたポストによって力を引き出される。
朝ドラは明るく元気な主人公が時代の変化に対応して力をつけていく話。
今後が楽しみなドラマだ。
今でいう銀行にあたる両替屋の娘が大坂の両替屋に嫁ぐという話。
ちょうど読んでいる本、『凍って寒からず』がその少し前の姫路が舞台になってて、大坂の両替商が出てくる。
しかも、ドラマがそっくりの屋号でびっくり。
天王寺屋のところが山王寺屋、加島屋が加野屋だったりする。
主人公は河井道臣という家老が、膨大な負債を抱えた姫路藩を立て直していく苦しい過程をえがいたもの。
今の時代と同じく、財政破綻の危機を畑違いの男がアイデアを駆使して乗りきり、負債を返済していく生涯。
周りからは皮肉を言われ冷遇されつつも、心の内に熱くたぎる信念を持ち続ける。
中国の朱子が敬斎箴(けいさいしん)に含めた言葉「凍って寒からず」
身辺は凍りつくように寒くても気持ちを熱く保っていれば心中まで凍てついてしまうことはない。
いま自分は何を成すべきかを問い返せば胸中に熱いものがたぎってくるではないか。
どうして外の寒さに負けて気分を凍らせておれよう。
こう思って、逆境の中にある自分自身をふるい立たせ難局を乗りきる。
人は力に応じてポストに就くというのでなく、就いたポストによって力を引き出される。
朝ドラは明るく元気な主人公が時代の変化に対応して力をつけていく話。
今後が楽しみなドラマだ。