Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

「王の男」

2007-02-03 21:50:10 | 映画
滑り込みセーフ。最終日の昨日、何とか観にいけました
カム・ウソンは厳しいトレーニングを積んできただけあって魅せてくれます。
絢爛な宮廷で行われる大道芸が見事です。ラストでチャンセンとコンギルが綱渡りを
するシーンは胸にジーンとくるものがありました。
観終わった後、しんみりする悲しい話でした。
冷酷非道な暴君ではあるが儒教や旧習にとらわれずに自由に生きた燕山君(ヨンサングン)。
またチャンセンも最下層の大道芸人であることに抵抗し、社会の呪縛と闘いながら自由に生きる。
それに対しコンギルは自分の運命をそのまま受け入れ、富と権力に堕落する。
身分の低い妓生だったノクスの傲慢さ、コンギルへの嫉妬の狂う様。
4人4様に哀しい
俳優らが上手く、それぞれの役の微妙な心情を表現しているので、
非常に高いレベルの娯楽作品に出来上がっていると思います。(公式サイト
王の側近 チョソン(チャン・ハンソン)がいい味だしています。
常に忠誠を尽くし、王の苦しみから救おうと策を打つなど裏で動いていましたが
最後は重臣に殺されてしまうのですが。

歴史上の燕山君は臣下のクーデターに遭い、王位を剥奪され 30歳で死去。
次の王になったのは、あの宮廷女官チャングムが使えることになった中宗(チュンジョン)です。

これから公開される作品で
興味があるのはこの4作品。
巡礼の旅が遺産を受ける条件という
フランス映画「サン・ジャックの道」は
面白そうです。

華麗なる恋の舞台で
カンバセーションズ
サン・ジャックへの道
ママが遺したラヴソング
コメント
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