Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

西の魔女が死んだ

2008-10-04 23:17:57 | 映画
公式サイト
何気ないおばあちゃんの言葉がじわーっと心に沁みてくる暖かい作品でした。
中学校で他人に同調するのを止めたためにいじめに遭ってしまったことを話すシーンが
とても印象的でした。

「わたし、やっぱり弱かったと思う。
一匹狼で突っ張る強さを養うか、群れて生きる楽さを選ぶか・・・・」
「その時々で決めたらどうですか。自分が楽に生きられる場所を求めたからといって
後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、
白熊がハワイより北極で生きる方を選んだからといって、誰が白熊を責めますか。」

魔女修行にしても 早寝早起き、身体を動かすこと、三食しっかり食べること、
何でも自分で決めて、決めたことは最後までやり遂げること。
物をたくさん持つことや経済的に豊かになることを追い求めて、あくせくした風潮に
映画を見ながら おばあちゃんに立ち止まって、何が一番大切なのか考えるように
促されているような気になりました。本当は「JUNO」が観たかったのですが、時間の
関係で2本観るのを断念しました。何で人が生まれて、苦労しながらも生きようと
するのか。根本的な本質的なことをついた、深いお話だったのが 意外な収穫でした。
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「幸福」

2008-10-04 22:20:26 | 映画
六本木で開催中の韓流シネマ・フェスティバルで
上映されている「ハピネス」を観てきました。
ホ・ジノ監督の作品は3本目なんですが、
一番良かったのはやっぱり「八月のクリスマス」。
次に「春の日は過ぎゆく」、今回はどうも自分には
合わず、ダメでした。

ウンヒの助けで健康を取り戻したヨンスは、
元々都会の男だけに質素な田舎の生活や病弱な
彼女から逃れて、ソウルに行ってしまう。
ヨンスは肺疾患でいつ死ぬか分からないウンヒの献身的な介護は受けるけれど、
彼女が苦しんでいる時には別室で息を潜めているだけ。都会の自由気ままな生活が
楽しいのは分からないでもないけれど、ヨンスのようなタイプは嫌だな。
元々ウンヒの情にほだされて始まったところもあるからなのかも知れないけれど。
そして逃げる彼に「行かないで。。。」と手を合わせて拝み、すがりつくウンヒの姿が
哀れで痛々しく、観るのが辛かったです。

2人が農作業をしながら 細々とその日その日を大切に過ごしている風景は、
穏やかで美しく、どこか「春の日は過ぎゆく」に出てくる竹林が風に揺れる音や
冬の山寺に雪が静かに積もっていく音のシーンと通ずるものを感じました。
悠然とした自然とちっぽけな人間の営みの対比や音の扱いとか。

恋愛映画の名手ホ・ジノ監督が分析した“自作の共通点”とは?@ぴあ
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「上海タイフーン」 4話

2008-10-04 22:09:08 | ドラマ
面白くなってきたのに 残すところ2回となってしまいました。
ところが来週から旅行に行ってしまうため、残りの2回を見れないんです、残念
上海タイフーン」が再放送されることを期待しています。ピーター・ホーを知ったのは、
恐らくチェリムと共演した「エーゲ海の恋」だったような気がします。
台湾の芸能ニュースを見ているとよく名前が出ていますが、関心がありませんでした。
でも今回の役柄はなかなかです。

“就職氷河期でなかなか就職先が決まらないので、海外に仕事を求める”という記事を
以前目にした記憶があります。語学力やバイタリティがあってすごいなあ、と感心した
ものでした。ですが、先日読んだダイヤモンド社のビジネス情報サイトの記事で、
学歴不問、専門能力不問、語学不問という「日本人職」があることを知りました。

勤勉有能な日本人観が中国で逆転! 上海で増殖する“ダメ日本人”たち
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